Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

真冬のフィンランド - NBE Finland -

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NBE Finlandに参加して・・・

今年の1月、NBE Finlandでの一コマ。
一生懸命にソリを引いてくれるトナカイを激写したものです。

NBE Finlandは、フィンランドでのトラベルブロガー&ライターの祭典のようなもの。
世界中の旅行好きな人々からは、じわじわとその存在を知られてきているようで、
応募者数も激増中、年々激戦になってきているようです。

無事選考通過した後は、ヘルシンキでの旅行イベントの前後にプレツアー、ポストツアーがあり、どちらか、または両方参加することができます。
取材旅行なので、参加費はほぼかかりません。
むしろ本当に色々と高待遇!
例年1月中旬にあるので、その頃に時間の余裕があって、我こそは!という方は是非応募をオススメします。

 

私は、北フィンランドラップランド地方の玄関口のオウル(Oulu)という街と周辺地域に行くプレツアーに参加しました。
オウルでのツアーは、このトナカイ牧場ハスキー犬ファームオーロラツアーと、フィンランドの目玉盛りだくさんでした(オーロラは一晩しか見るチャンスがなかったので、今回はあえなく見られず涙)。
ただ、幸い、私が行った頃は、極寒だったらしいお正月頃に比べるとぐっと寒さが緩み、最低でもマイナス3度くらいまでにしかならず、外にいても余裕でした。

2泊3日のプレツアーは、全員初対面の人ばかり。もちろん国籍・出身はバラバラ。
参加するには、それなりの語学力とコミュ力は必須と思われます。
若干人見知りである私も内心気後れしましたが、なんとかやってきました!

メンバーは、本当に一期一会というか、もう会うこともないかも知れないけれど、みんな驚くほどの旅マニアでした。
生まれた国を遠く離れて暮らしている私達のような人や、バックパック一つで、世界1周に収まらず、何周もしているような旅の途中の人なんかが何人もいました。
年齢もおそらく30代がメイン層で、若すぎる学生感覚でもなく。

改めて、「世界には様々な生き方と幸せのかたちがある」と、すごく刺激を受けました。
「ライフワークとしての旅行」を考える、良い機会となりました。

そう感じられただけでも、参加して良かったです。

しばらく、フィンランドでのことについてブログ書きますね。

 

 

パリの夜空と大車輪

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確か移動遊園地だった気が・・・

昨年4月に撮影した写真ですが、記憶にないです。

よくある構図ですが、上達は誰かのマネをすること。
たまに自分が、なかなか上達できなかったり、
一歩踏み出せているかどうか疑問になりますが、
少し過去を振り返る時間を取ってみて、
自分が成した事を眺めてみるのも良いことかもしれませんね。

さて、来月から、この夏から再開してみますか。

露出の話

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ブレラ地区でELLEの30周年記念の展示がやっていました。

え、ELLEって30年しかなかったのか、と驚きましたが、
調べてみると、ELLEイタリアでの話。
びっくりしました。

 

昔、自分は濃いめの色、露出を下げる方が好きで、そんな写真を撮っていましたが、
最近は明るい色、露出を上げ目に撮ることの方が多いです。

修正でもう少し露出を上げても良かったのですが、
そのままの色を出しておきたかったのでそのままにしています。

ブレラ地区の片隅の愛

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ブレラ地区の片隅

やっぱり人を主題として撮ると、写真に意味がありそうに見えます。
ただ単に綺麗なもの、面白い角度、構図を探すのは(私にとって)至難の技で、
もっと人物や動物を撮っていきたいのです。

ただ社交的で人見知りしないように見えて、実の私はかなり臆病なので、
見知らぬ人にいきなり話しかけて、事前事後問わず撮影許可を取るなんて、
そんな大それたことは絶対に無理です。
そうすると必然的に後ろ姿を撮ってしまいますね。

 

今日はミラノのブレラ地区を歩いておりました。
ブレラ地区は、元々職人・芸術家が集まるところで、
画材屋や小さなブランドショップなどが沢山並んでいたりします。
歩行者のみの道は敷石がしっかり詰められていて、
道行く人は穴ぼこや石ずれで躓く心配もない。
デートには最適のウォーキングコースかもしれません。

ちょっと初々しいような、それでいて羨ましいような二人の歩きに、
ついついカメラを向けて後ろ姿を撮ってしまいました。