Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

近況とミラノのドゥオモ

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楽しみがあれど、忙しい

写真は楽しみがたくさんありますね。
ちっぽけでもスランプはあって、どうすれば抜け出せるのか分からなくなります。
でも、とりあえず色々マネしてみるのが、脱出できる近道みたいで。
こういう歩みを止めない人たちがプロになれるのでしょうか。

しかし忙しい、本当に忙しい。
写真の中の人たちのように、忙しい。
明後日の今頃は日本へ向かう機内にいるんだろうけど、
やらなきゃいけない仕事は全て終わってないし、
プライベートでも誘おうと考えている人たちですら誘えていません。
準備だって出来てない、こりゃ出発の水曜日の朝は大忙しでしょう。

今度撮影旅行に行く時は、
こうしよう、ああしよう、とか色々考えたりします。
日本に帰るのも然り、折角日本に行くんだもの、
あそこに行こう、ここに行こうともやもや常日頃考えていたのに、
実際直前になって、行く場所なんて、明確に決めてない。

 

明確に決めなくてもいいんですけどね。
本当は思いつくままに行けばいいのに、
勿体ないとか考えて、自分を追い詰めてしまって。
しんどいもの全て、自分が執着することで生み出してしまってる。

今日の一曲

妻がTravisを紹介していたので、Travisの別の曲を。

Travis "Turn"

Turn

Turn

この曲を聴くと何故かホッとします。
Travisを、ベストと数枚以外そんなに聴き込んでいないのですが、
個人的には好きなバンドベスト5に入ると思います。

サンシーロ競馬場へ行く

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馬券を握りしめて

妻が飼い猫のように「どこか連れて行け」とゴネるので、
サンシーロ競馬場に行きました。
でも実は初デートの場所だなんて、思い出の土地だったりします。

土曜日と間違えましたが、
どうやら今日はシーズン開幕の日らしく、
重賞レースがあるわけでもないのですが、
非常に沢山の人で賑わっていました。

今日の戦果としては、勝つ気満々で行った割に、20ユーロの損・・・
最初のレースに少し勝てたのが幸いでしたが、後は全滅。

 

まぁ、撮った写真の成果としては、ぼちぼちってところでしょうか。
流して撮るのはやはり難しいですね。
あと三脚を持って歩いていましたが、ほぼ使わず。
やたらと太陽が燦々と照らす中なので、手持ちの方が自由がききました。

ミラノの夕暮れ

お題「好きな街」

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ミラノの夕暮れ

今日の我々は、ミラノの中心地をぶらぶらしておりました。
本当はサンシーロ競馬場に行くつもりだったのですが、
日付をどうやら間違えたようで。。。
代わりにミラノのドゥオーモへ、夕暮れのドゥオーモを撮りに。

しかし相変わらず綺麗ですね、ここは。
常日頃、散々イタリアの悪口を言いまくってるのですが、
ドゥオーモだけは、この息を飲む美しさを眺められる幸せだけは感謝に値します。

 

月曜から金曜と、1週間ウィーン出張でした。
土日のんびりし、月火死ぬほど仕事した後、水曜から日本に少し帰る予定です。
4月も日本に帰る予定があるので、嬉しい限りです。

ウィーンはまだ気持ち寒くて、ミラノに帰った暖かさにはびっくりし、
さて今の時期、日本は、東京は、名古屋はどんな気候でしょうか。

実は5年ぶりに3月半ばの日本の空気を吸える予定です。
この時期というと、桜が咲き始める頃だと思っていて、
すごく楽しみにしていたのですが、
仕事の兼ね合いや寒い冬のお陰で例年より少し開花が遅いとか?

・・・・・・悲しい・・・

当たり前と思っていた事は、案外すぐに当たり前じゃなくなったりします。
当たり前の風景でも、後回しにすることなく、
みなさんのカメラに収めるのは大事かもしれません。

トナカイって・・・

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 実は怖がり

とても警戒心が強いのです。牧場で飼われているトナカイでも、人間に簡単に心を許してはくれません。立派なツノをお持ちなので、こちらとしても接近し過ぎるのはちょっと怖いのですが。

警戒心バリバリなのに、大好物(柔らかい木の芽のようなものです)には目がありません。その姿が、何だか奈良公園の鹿を彷彿とさせて、ほっこりしました。

 

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しかし、ソリを引くときはかなり友好的になってくれます。毎年サンタさんで慣れているのでお手の物ということかも!?

1頭当たり3人くらい乗せたソリを豪快に引いてくれました。

今日の一曲

Travis - Flowers In The Window (Official Video)

フィンランドのことを書いているので、ちょっと寒々しい感じの写真が多いのですが、住んでいるイタリアは、既に最高気温20度超の春爛漫です。ここでは、毎年突然、「冬と春の境目の日」(と私が呼んでいるもの)があり、その日から一気に光の色が変わります。今年は、例年よりも早く、バレンタインデーがその日でした。

それからはほとんど毎日、水彩画みたいな淡い青空が広がり、少し高台に行けば、遠くにアルプスがくっきり見えます。ベランダで育てているミニバラも急成長しています。

(北イタリアでこの調子なので、南部ではほぼ冬がなかったようなものではないでしょうかね、、)

私はよく自転車に乗っていて、自然豊かなお気に入りの自転車ロードがあり、日々変わっていく風景を楽しみにしています。今週からは、桜に似たアーモンドの花がほころび始めました。

今日はこの曲を聴きながら、その道を駆け抜けて行ったのですが、なんて今にピッタリ合った歌だろうと、ひとり感激しきりでした。

夫に教えてもらった、Travisのとても好きな歌です。