Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

ジロ・ディ・イタリアその2

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観客犬

犬だって、観ます。

こっちは朝の練習の方です。
皆さん、朝からすごく走ります。

ただチーム一台毎に白バイの先導者が付きます。
本番ではさらに沿道に、見回りの警察が付きます。
日本だと、警察の皆さんも大変ですね、と同情するのですが、
この国だと、ザマァ見やがれ、と思うんです、心底、警察に対して。
ほんと、毎日これくらい真剣に仕事しやがればいいのに。
ほんと、毎日市民の為を思って仕事すればいいのに。

 

ほんと、日本の公務員の方々は割合真面目にお仕事していらっしゃいます。
先日用事があって、久しぶりに地元の春日井市役所に行きましたが、
必要な書類を出していただくのに、時間はかかりはしましたが、
あらかじめ遅れると仰って下さったし、
しっかり書類にも目を通して確認していただきましたし、
窓口の方のご対応も優しかったし。
そのご婦人にとっては別段普通のご対応だったかもしれません、
でもその普通が出来ない先進国がこの世には全然あります。

あぁ、ただ、そもそも書類の取り寄せは、日本はまだアナログですよね。
私の戸籍は春日井ではないですが、戸籍取り寄せるのにまだ郵便とか、
また回送先は居住している住所のみとか、何でこんなに遅れているのか。
もっとデジタル化して欲しいなぁ。

ジロ・ディ・イタリア最終日

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ジロ・ディ・イタリア最終日

海外にいる事の悪い事は、日本の流行や恩恵を受けられない事ですが、
その分、現地の流行や恩恵を受けられる事は強みです。

ジロ・ディ・イタリア / Giro d'Italiaは、有名なイタリアの自転車レース。
今年はその100回目にあたり、
光栄な事か、不幸な事か、今回のラストでは我が家の近所からスタートし、
ウチの車を駐めている車庫の前の大通りがコースに使われました。
(ウチの駐車場は、家から徒歩圏内の別の建物に借りています。)
コースに使われたため、その日は夕方まで道路はブロック。

不幸中の幸いか、たまたま前の晩に車を家の前に路駐したままだったので、
車庫から車を出せないなんて事態にならずにすみました。
しかしウチの前の路駐は、1時間以上の駐車は罰金を取られるので、
1時間毎に車内の駐車時間メーターを変えなければならず、
朝は階段の上り下りでバタバタしていました。

ただそのお陰で、ついでにレースを軽く撮影していました。
どうやら朝は、チームで練習しており、本番は午後13時から。

写真は本番中に撮影したものです。
あまり撮影していなかったのですが、
幸い今回の優勝者Team SunwebのTom Dumoulin選手が撮れておりました。

流し撮りは、何枚も消費しますが、撮影に慣れると結構しっかり撮れます。
ただ、ここは太陽燦々のイタリア、
F値を上げないと、シャッタースピードが緩まない、緩まない。
(私は絞り優先で撮影する事が多いので。)

なので、午前中に撮影していたのは、あまりスピード感ない写真になりました。
午前中はチーム練習だったので、集団での構図が良かったのに、残念。
ほんとしっかり考えて、シャッタースピード優先で撮影すれば良かった。

ミラノはスポンサーの関係上、ラストになる事が多く、
来年はしっかりリベンジせねばなりませんね。

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昇天する時間が異なる話と、ポーランドの居酒屋の話

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!?

何のこっちゃ?

今日はキリスト昇天の日

今日は、キリスト昇天祭と言う祝日らしく、ウチのオーストリア本社はお休み、
ドイツ人も、フランス人も、スウェーデン人もお休み。

・・・

・・・・・・あれ?

・・・・・・・・・あれ、イタリアは?

・・・・・・・・・・・・あれあれっ?

えぇ、仕事でしたよ、通常営業でしたよ。
朝の渋滞がいつもより少し酷いくらいで、
昼のピッツェリアもスーツ着たランチ客で賑わってましたよ。
まったく。

何故、バチカンのお膝元であるイタリアが休まないのか。

いや、まぁ、同僚が一番不思議に思ってましたけどね。
今からバチカンに抗議したる、とか、俺たちは何を信仰しているのか、とか。
イタリアは日本と真逆で、皆さん休みを取りまくるから、祝日が少ないのでしょうか。

えぇ、明日(26日金曜)も仕事ですよ?
・・・日本もお仕事ですよね、皆さん、残り1日頑張りましょう。

今日の一枚

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ポーランドの居酒屋さん

写真は2014年、出張で来た先輩と代理店の人とクラクフで飲んでいた時に、
たまたま撮影したのが、この写真。

先日の出張で、同僚に連れてかれたお店も、ここPijalnia Wódki i Piwaで、
あれ、ここ来たことあるよ、と3年ぶりに興奮しておりました。
壁一面が、壁崩壊前の時代の新聞でびっしり埋まった居酒屋。
聞くと、ここはポーランドの主要都市だったら大体ある、有名なパブとの事。

pwip.com.pl

さらに興奮させてくれるのは、なによりも安さ。
ビールも、ショットも、ドリンクは何もかも4ズウォティ/ 1ユーロで、
ご飯も全て8ズウォティ / 2ユーロで、これがまた美味い。

ホームページにも載ってる、ユッケみたいなのに卵溶かして、
それをパンに塗り込むという、超シンプルな料理が、頬が落ちるくらい美味い。

そしてショットはビールもウォッカも、美味しいんです、これが。
ウォッカというと、非常にきついお酒のイメージで、確かにアルコール度数は高め。
しかし味はハチミツ味だったり、果物の味が染み出たり、と、
好んでお酒を飲まない私でも、美味しいなと感じて3杯も4杯も飲んでしまいました。
ただし、やっぱりアルコール度数が高いので、
そんなに飲んだ気がしなくても、次の日に来ます。

私は家でお酒を好んで飲まない人間なので、
この美味しいウォッカを持ち帰りませんでしたが、
折角なら、旅先で味わいたいなぁ。
特に夏はお酒が美味しいですもんね。

ちら、ちら。

今年の夏は、ポーランド、いかがでしょうか?

ブダペストのご当地マンホール

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ブダペストのマンホール

ご当地マンホールって日本ではあるらしいですね。

そんなのを意識せずとも、案外ヨーロッパの都市は自由にデザインしています。
写真は、ハンガリーブダペストのマンホール。

ハンガリーはヨーロッパの中でも工場が多く、
私も仕事柄、出張で度々訪れていました。
なので、もう行き尽くしただろう、とある時は思ったんです。

ただ最近は出張でも行かないようになると、
急にあそこにもう一度行きたい、ここまだ行ってなかった、
妻と楽しみたい、と思うようになりました。

個人的に、夏はこういうところで過ごしたいんですが、
海が好きな妻は許してくれないんだろうなぁ。

悪びれもなく遅れる、自分も含め。

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昨日の答え

昨日の投稿に答えを書くとしたら、正解は、

「電車が大幅に遅れて、私が遅刻した。」

でした。
さすがイタリア。

ちなみに、遅れが分かった時点で、同僚にメールしたところ、
「OK、俺たちもコーヒー飲んでから行くから10:20に着くよ」とのこと。
あれ?もう遅れてる。
なので、二択だとしたら正解は後者でしょうね。
そして多分、10:20には間に合ってなかったことでしょう。

 

しかし、イタリアの電車はひどい。
久しぶりに乗りましたが、相変わらず通勤では使えない。

特に高速鉄道を除いた、いわゆる在来線は、時間通りに来たためしがない。
そもそも、何分遅れとかの遅延情報連絡ですら遅れてから開示され、
さらに既に10分以上遅れている時に、5分遅れの表示が平気で出たりする。
それでいて、到着するホームの表示もギリギリまで遅いし、コロコロ変わる。
鉄道員のサービスも最悪。
日本のアニメを沢山見てるんなら、日本の鉄道員の態度くらい見てそうなもので。

その代わり、地下鉄と高速鉄道はかなり優秀な方です。
いや、日本の山手線の気違いじみた正確さとは比肩できませんが、
それでも地下鉄は次の電車が到達する時刻を記載したりとか、
高速鉄道はほぼほぼ出発時刻通りに出発する。

 

それでも昨年初めは、電車通勤してたんですよね。
なんだかんだ、もう1年以上過ぎてしまいました。

italia.hatenadiary.com