Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

サントリーニ島最大のワイナリー・サントワイン

お題「思い出の一枚」

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Travel.jpで記事公開されました

記事のサムネイルをこの写真(ワイナリーのエントランス)にするか、ワイナリー内のレストランからの眺めのもの↓にするか迷った挙句、後者にしたので、このブログでは前者を。

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天国への入り口?

サントワインは、サントリーニという小さな島の中でも、少し人里離れたところにある綺麗なワイナリーです。この写真を眺めていると、空との水平線の境界線がわからなくなるくらい真っ青な海といい、のんびりたなびく雲といい、遠くに見える崖上にある白い集落といい、なんだか、天国への入り口みたいな感じがしてきます。ちょっと結婚式会場っぽいですが、実際にウェディングも受け付けているそうです。

いざこの写真の中の世界に入り込むと、陽の光がおそろしく強いので、サングラスなしにはとても目を開けていられないほどなんですけどね。

イタリアに住んでいるという土地柄、ワイナリーがあちこちに点在しているので、普段から行く機会は割とあるのですが、このギリシャのサントワインは、施設のクオリティが相当高かったです。(結構、古い工場なども色々多いので。それはそれで味があるんですけどね。)

その理由は、記事にも書いていますが、会社一社ではなく、サントリーニ島全体の農家の協同組合が運営している、というのが大きいのかなと。

旅先で思い出のお酒を購入する人は多いと思いますが、私達も、ワイナリー太鼓判の"VINSANTO"を記念に買って帰りました。いつか開けるのが楽しみだなぁ。

 

妻という生き物は面白い

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お題「ひとりの時間の過ごし方」

こういう感性は私にはないなぁ

私が昼間仕事している間、産休を取っている妻は、家で息子の面倒を見るのですが、
なんか知らない間にカメラの中にたくさん息子の写真が入っていました。
どうやら妻が自分の携帯だけでなく、カメラでも子どもの写真を撮影しているようで。

それがほんと笑える変な写真だらけ。
芸能人のヌード写真みたいなポーズや、こんないも虫みたいになってるポーズまで。
写真をパソコンに取り込むのは私なので、見つけた時にふっと笑ってしまいます。

息子は夜お利口さんな反面、昼間うるさいので、妻も大変なようですが、
でも、しっかり自分のひとりの時間の過ごし方をしているようですね。

 

あと、私がよく子どもを寝かしつけて同時に自分も寝入ってしまうので、
二人で並んで寝てる写真もよく撮られています。
今まで私は撮影される方じゃなかったんだけどなぁ。

モンツァの夏の朝焼けとイタリアのガソリン価格

お題「カメラ」

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早朝、5時半、モンツァ

先日、仕事でモンツァ駅へ行く事があったんですが、その駅前の通りで、
朝焼けとモンツァの教会の塔が非常に映えたので、携帯ながらパチリ。
携帯Moto Z2 Playにつけたカメラモジュールは、
スマホのカメラよりは微妙にセンササイズが大きいんですよ、アッピールしときます。

Motorolaスマホいいですよ。
各社失敗したモジュール機能で唯一成功を収めていますから。

 

閑話休題
モンツァはミラノ近郊の中で一番大きい都市で、
ミラノに負けないくらい歴史もあって、正直ミラノを遥か昔から敵視しています。

だからこそ見所がたくさんあります。
サーキット、宮殿、ドゥオモなどなど、ミラノからの手軽な観光地です。
写真の教会の塔なんて、中心部だけど実は大したものじゃないですからね。
その奥にあるものが素晴らしいんですよ、是非時間があれば行ってみてください。

イタリアのガソリン価格

ちなみに、写真で訴えたいところはもう1つありまして。
それは左のEssoのガソリン価格。

上の値段がDiesel、下の値段がBenzina(ガソリン)です。
ちょっと見辛いですが、改めて丁寧に書くと、
上のディーゼルが€1.519/ℓ、下のガソリンが€1.639/ℓ。

もちろんユーロ価格ですよ。
さぁ、計算して、日本円に直してみましょう。
(18年7月29日現在1ユーロ=129.62円)

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サントリーニ島のレッドビーチ

お題「もう一度行きたい場所」

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1年も経ってないのに、はるか前のことのように思える…

赤ちゃんのお世話をしていると、毎日があっというまに過ぎていきます。
昨年、パリで結婚式をしたことや新婚旅行でギリシャに行っていたことが、
ちょっと信じられないくらいに前のことに思えます。

サントリーニ島ってハネムーンのメッカみたいなイメージになってますけど
(私達もハネムーンはサントリーニ島行っておきたいよね!ということで行きました)、ハワイ島のような火山島なのもあり、火山口や海の中に温泉なんかもあって、意外にアドベンチャーな島でした。

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レッドビーチは、バスでも行けるみたいですが、かなーり不便なので、自分で足を確保した方が良いです。

サントリーニだけでなく、ギリシャ離島に行く際は、事前に国際免許を取って、バギーやバイクで島中を縦横無尽に駆け巡ることを強くオススメします。

ミラノから人が消えない

気になっているのですが、、
今夏は、驚くほどに街から人も車も消えない。

そういえば、昨年もうっすらと同じようなことを感じた気がするけれど、今年はその傾向が強い。数年ほど前なら、7月も終わりに近づけば、観光客の多いDuomoなど中心地以外は、ごそっと人口が減ったものです。

私達は生後間もない赤ちゃんがいるので、行けても近場に一泊かな〜と思っているくらいなのですが、最近は現地イタリア人も夏のバカンス全てを旅行に投じなくなってきている気がします。 

もしかするとライフスタイルの多様性や経済的事情によって、こぞってバカンス=長期旅行という方式が少しずつ崩壊してきているのかも知れません。

とはいえ、まだわかりません、8月を夏休み期間にしている企業が多いので、ゴーストタウンになってしまうかも (笑)

・・・ところで、過去記事で、イタリア・バカンスの怖〜い話書いてました(笑)

italia.hatenadiary.com

 

 

 

新しい家族を迎えて

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今週のお題「星に願いを」

気付けば、七夕ですね。

今日の写真は、故郷の竹林を。5月の深緑の頃です。
今は豪雨で避難指示が出ている地域でもあるようで、少し心配しています。
どうか酷いことになりませんように。

***

6月中旬に息子が産まれてから、ノンストップで日々が流れていて、
今年のバカンス?何それ?といった感じになっています。

昨年9月に妊娠してから、そのままミラノで出産することを決意し、
妊娠中は一度も飛行機に乗ることなく、イタリアで過ごしました。

(年末年始にローマへの二泊三日の鉄道でのマタ旅はしました。
安定期のベストタイミングで、行って良かったです。)

***

イタリア語に関してはノンネイティブの日本人夫婦である私達。
正直、妊娠直後は何をどうしたらいいかわからないような状態でした。

なんてったって、イタリアで一番都会であるミラノの中心部にある総合病院だし、ましてや医療関係者なら、誰でも英語くらい多少わかるだろうとたかをくくっていたのですが。

さすがイタリア、見事に期待は裏切られました。

そして私は、ひどく恐れていた、生死をさまようレベルの難産を経験することになりました。
(これは私の体質と、赤ちゃんが非常に大きかったというのが主な原因だと思います。)

それでも、何とか生きて、妊娠・出産という人生の一大イベントを私が乗り切れたのは、この地での唯一の家族である夫の、献身的な支えによるものです。

パリでの結婚式からちょうど1年、今や新しい家族が加わったなんて、いまだに信じられないような、不思議な気持ちがしています。

正直言って、長くしんどい10ヶ月でしたが、最終的には、あぁイタリアで、そしてこの病院で、出産することが出来て良かったと心から思えました。

結果として、イタリアでの妊娠・出産に関する経験値が増えましたし、今後、イタリアや海外での出産を考えている方にも、少しばかりは役に立てたらいいなぁと。

今後、育児の合間を縫って少しでも書けたらなと思います。

良い七夕になりますよう。

 

*下記に、イタリアでの妊娠出産について少し書きました。

 

italia.hatenadiary.com