Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

今年の夏はマルタへいかが?

お題「好きな街」

お題「カメラ」

f:id:ventottoprimavera:マルタ;田舎道;果てしない

Canon EOS KissX7  f9.0  64mm 1/250s ISO100 マニュアル

青い空、雲へと続く道、暑さ、少しばかりのノスタルジーそれら全てで夏は組み立つ

今日の場所

マルタ共和国 / Malta。名前は聞いたことあれど、欧州旅行を考えても、真っ先に浮かんでこない国だと思います。

しかし、夏の欧州で、欧州的バカンスを過ごしつつ、綺麗な自然を写真に押さえ、尚且つ遺跡や欧州の街並みを体感するのであれば、ここマルタは断然のオススメです。

まず、欧州的バカンスの基本「海」がとても綺麗です。ブルーラグーンなど、こんな海があったのかと思うくらい、透き通る青さ。地中海はプランクトンが少ない、というのが主な理由みたいですね。

海が綺麗なので、カプリ島のごとく、場所によってはブルーグロットーなど、自然の青に魅せられる場所が沢山あります。ちなみに雨の日に一度行きましたが、曇っていても海は青です。

guide.travel.co.jp

街並みも、首都バレッタ、古都イムジーナ等々、異国情緒あふれる南ヨーロッパの街並みが広がっています。料理も海鮮料理は最高。

遺跡もハル・サフリエニの地下墳墓 / Hypogeum of Ħal-Saflieni、ジュガンティーヤ神殿 / Ggantija Prehistoric Temple等、古代の遺跡があります。尚、ハル・サフリエニの地下墳墓は一日70人限定の完全予約制なので、必ず3ヶ月以上前に予約されてください。

 

それぞれの記事は、また追い追い書こうと思います、そんな今日はマルタの道。主要道路は結構車が走っていますが、田舎道になるとあまり車が走っておらず、こんな写真が撮れたりします。

特にマルタは島なせいか真っ平らなイメージがありますが、ところがどっこい、山ではないにせよ丘が多く、道もアップダウンが激しいです。

この写真は単調な道ですが、道によっては曲がりくねったり、丘が延々と続いていくような、非常に雄大な景色が見られます。

行き方

この写真は、車から撮っているので、車で移動しています。マルタ自体に行くには、当然ヨーロッパ主要各都市などからフライトで飛んでくる必要がありますが、空港で車を借りてしまえば、小さな国マルタは全てどこでも自由自在に動けます。

マルタはバスも安いです。私も最初バスを考えました。しかし、どうしてもバスはネックがあります。それはやはり、限られた休暇日程・時間の中で、バスが来る時間が合わない事。

その点、車は自由自在。ナビを一緒に借りてしまえば、どこへ行こうと、いつ行こうと自由気まま、気の向くまま。

特にゴゾ島は車で行く方がベスト。マルタ本島北端チルケウア / Cirkewwaからフェリーが出ており、車ごと乗り込んでゴゾ島本島に行けば、ゴゾ島も全てあなたの気の向くままに回れます。

マルタは英国と同じ左側通行なので、運転はしやすいでしょう。

ただ気をつけなければいけないのは、欧州なのでマニュアル車が多いです。AT車限定の場合は、少し値段は高くはなりますが、必ず前もってレンタカーを手配してください。

今日のBGM

Talking Heads "Road to Nowhere"

Road to Nowhere

Road to Nowhere

この写真を撮ってから浮かんだ曲は、トーキングヘッズのこの曲でした。

田舎道をのんびりのんびり。