Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

旅好きが語る、ホテル選び

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ホテルを選ぶポイント

guide.travel.co.jp

クロアチアスプリトのホテルについての記事を書きました。

普段、私達は、セキュリティ重視で、
平均4つ星~のホテルに泊まることにしていますが、

公式に記事として掲載するホテルは、実際に自分達が泊まって、
すべての点で合格だと感じたものだけを厳選しています。
条件は、立地、施設、価格、客室の広さ、清潔さ、朝食の美味しさ、
スタッフのホスピタリティ、駐車場の有無、周辺環境・・・などなど。

総合的に、やはりどうしても、星のランクが上位のものが多くなります。
ただ、良質なホテルに泊まる重要さは、それなりの理由があると感じています。
この夏のバカンスで、それが身にしみました。。。

緊急時に見えるホテルの顔

今回の旅行は、体調を崩してしまい、かなりつらいものがありました。
鎮痛剤や風邪薬を若干持ってきていたのですが、そのストックもすぐ尽きてしまい。


とあるホテルは、ロケーションを最重視したため、パーキングエリアが狭かったり、
設備が古かったりと、到着当初はイマイチな印象がぬぐえなかったのですが、
体調不良を伝えてのスタッフの対応が非常に感じが良かった。
チェックアウト時間を数時間過ぎても、部屋で静養させてくれたり、
荷物を運んでくれたり、病院や薬の心配をしてくれたりと、
本当に細やかに気にかけてくれて、最終的な印象はとても良いものとなりました。


かと思えば、某ホテルにおいては、
あまりに腹痛がひどかったため、鎮痛剤がないか聞きに行くと、
何かあった時に訴えられるから嫌だと突っぱねられ、
15キロ離れた病院と薬局に、自力で行くようにと言い放ちました。
チェックアウト後もしばらくベッドで休ませてもらえないかと頼んでも、
次客のためにと言語道断で断られ、
休みたければ自分の車の中で寝ればいいと言われる始末。

もちろん、忙しいバカンス時期、次から次へとゲストが来るし、
わからないでもないけれど、その対応が、言い方が、あまりに酷い。

ホテルはまだ新しく、コテージタイプの素敵な造りでしたが、もう印象は最悪。
ニ度と泊まらないと心に誓いました。
(もちろん、宿泊サイトのレビューにかなり辛辣に書き込み)

ホテルとゲストを結ぶもの。
やはり人なのだと感じた次第です。

色々泊まっても推薦できるのは一部

今回は周遊旅行だったので、毎日のようにホテルを変えましたが、
正直、どこも一長一短なホテルが多かったです。
事前調査していても、こればっかりは泊まってみないとわからない。

胸を張ってオススメできるのは、このスプリトのホテルだけです。
ここは、本当に、リゾート気分を満喫できましたよ。スタッフも感じ良かったし。
イタリアからクロアチアまでの船の中で一泊して疲れていた後だったので、
本当に癒されました。

キッチン付きなので、みんなで料理して、看板猫(写真)とテラスで食べて、
食後にプールで泳いで、持参したウクレレ弾いて、星空の下で語り合って。
幸福なバカンスを凝縮したような濃密な時間が過ごせて、楽しかったなぁ。

それにしても、緊急時のセルフ救急箱を持ち歩く大切さを痛感。
鎮痛剤・胃薬・風邪薬・目薬・絆創膏は、やっぱり旅の必需品。
現地の薬は合わないと全身じんましん出たりしますから、要注意です
(アメリカで経験済)。