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Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたりが、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

憧れのケンタッキー(フライドチキン)@ミラノ

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当たり前にあったものが、なくなった時…

当たり前にあったものが、突如としてなくなった時、
皆さんはどういう気持ちになるでしょうか。
当たり前だった時は、とりたてて重要視していたわけではないのに、
ない、と気付いた瞬間、なにか重要なものだったんじゃないか、錯覚しますよね。
ドラマや何かのストーリーだって、仲よかった男女が離れた瞬間に、
お互いの存在の大切さに気付いたりするわけじゃないですか。
あの効果は一体なんなんでしょう。
心理学的な用語でもありそうなもんですが。

 

さてさて。
壮大に書き出しながら、全く大したことではないんですが
今日はミラノ郊外・アレーゼ / Areseの、
欧州一大きい*1ショッピングモールへ行ってきました。

その目的は、その大きさを一目見ようと思ったのもありますが、
何よりも、ケンタッキーフライドチキンを食べたいがために行きました。
そうです、このケンタッキーフライドチキンこそが、
我々にとって「当たり前だった失くしたもの」です。

ケンタッキー・フライド・チキン。
なんだかカッコいいじゃないですか、モンゴリアン・チョップ・スクアッドみたいに。
コユキが歌い始めた瞬間、観客みんな口をあんぐりしちゃう*2
そんな大きな魅力が絶対にありそう、この三単語、ケンタッキー・フライド・チキン。
略称だってあります、ケンタ、KFC、カーネルじじいの店、道頓堀の呪い神、等々。
カーネル爺さんの笑顔は、我々観客の口を笑顔にさせてくれる。

そんな、日本だと当たり前にあるケンタッキーフライドチキンは、
なんと実を言うと、イタリアにはなぜかありませんでした。
ありません「でした」と過去形なのは、ついにオープンしたから。
今ではイタリア全土で8店舗!そしてミラノには、ブレーシャ含めて3店舗。
いやぁ、「ない」ことを知っていた我々にとっては大きな一歩。

別に「当たり前」だった時は、そんなに行ってませんでした、ケンタッキー。
寧ろバケット頼んだ記憶も1−2回しかない。
どんなサンドイッチがあるかなんて知らない。
毎月、毎週どこかで見かけて、なんとなくここにあると知ってはいるものの、
でも、そもそも鶏の唐揚げ的なものは別のどこかで食べているので、
わざわざそこまで足を運ぶ気もなく、
ふとたまにお昼のタイミングがドンピシャだったので、数年に一回食べてみる、
そんなケンタッキー。

それでも「ない」なんて言われると、急に、無性に、食べたくなる、
あぁケンタッキー、君はどこへ。
過去記事のように、エジプト行った際でも食べるくらいですから。
身勝手ながらKFCに飢えてますよ、我々ミラノ在住は。

今日はそんなこんなでケンタッキーがある、と聞いて、
「あのカーネル爺さんの詐欺師的スマイルにお会いできる!!」と、
嬉々として行ってきましたが、
新しい巨大モールで駐車場探しの長蛇に巻き込まれた上、
混雑したモールの中で、話題のKFCも15分ほど待つ長蛇の列、
そしてこんな満員のフードコートでは席を確保するのも一苦労。
なのに、調べてみたら、アレーゼよりも、ミラノの店舗の方がウチから近し。。。
うーーーーん、我々は時間の無駄をしに行ったのか。

それでも久しぶりのケンタッキー、美味しかったですよ。
どんなフライドチキンでも、あの味はケンタッキーだなぁ、と思います。
ファストフードとはいえ、変わらない味があるのは有難いことです。
写真の爺さんの笑顔も素敵だし、まぁ許しちゃう、そんな今日一日でした。

今日の写真は二枚で

ところで、いつも一枚だけ載せている写真、
今日ばっかりは(まんま)他人の著作物を載せていいのか、って気になります。
なので、せっかくですので、今日は二枚仕立てて。

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アレーゼからの帰り途、夕暮れに霧が降りていたので撮影しました。
持っていたのは55mmの単焦点、こんな時こそ広角レンズ持っておけば。。。

イタリアは、車を走らせていると、ときどき綺麗な時間帯に巡り合えます。
そしてその時間帯はこの国の景色と、ぴたりとマッチします。
もしイタリアを長期間ぶらぶらされる方は、
ぜひとも良いカメラを持ってお出かけしてほしいものです。

最後に。

私はKFCの回し者ではないので、あしからず。

あとそういえば、スターバックスもイタリアにはありません。
なんせここは、超絶美味いエスプレッソが地元のバールで1ユーロで飲める、
そんな「スターバックス?ハッ、フ◯ックアメリカ!」という素敵なイタリア。

ただこれも、近々「でした」の過去形になります。
2017年初頭、ミラノに登場予定!!

・・・でもこれは、正直あまり期待していません。

別にこっちでコーヒー、地元のバーで1ユーロで飲めるし。
別にもともとスターバックスを当たり前と思ったことないし。*3
別にアメリカーノ*4よりもエスプレッソの方が断然美味いし。

それでもここミラノ、直近の食の充実っぷりには目が離せません。
ミラノに来たことがない人、ある人も、
そろそろ皆様の知らない新しいミラノを見に来た方がいいですよ。

*1:イタリア人曰く。もう一度言います、イタリア人曰く。

*2:漫画BECK参照:[まとめ買い] BECK(月刊少年マガジンコミックス)

*3:我々が子どもの頃ってなかったですよね。

*4:イタリア的に言う、我々のコーヒー