秋を渡り歩く
秋を渡り歩く人
蜘蛛の写真、妻は苦手なので後で怒られるかも。蜘蛛が苦手な人はゴメンナサイ。
去年の今頃は日本にいました。ちょうど11月末の週末、一人でヒマだったので松戸の本土寺に紅葉を撮りに行こうと計画して、やっぱり一人だったので出がけにうだうだしていたら、結局着いた頃にはほぼ閉まりかけの時間でした。
夕暮れも間近。それでも鮮やかな紅葉がカメラに収められたのは、本土寺の見事な紅葉のおかげでしょう。素晴らしい午後でした。
こんなに鮮やかな紅葉は、そういえばイタリアでは見かけない気がします。よくイタリアに住めるのは羨ましいと言われますが、何をおっしゃるうさぎさん、日本人として日本の季節が恋しくなる時は無性に恋しくなるわけですよ。食べ物でなく、文化全体として。あぁ紅葉、散り際の美しさを秋にも思い出させてくれる。
この、手の届かないものを欲しても満たされない気持ちと言ったら!あぁ、無性に今見たい、今触れたい、カメラに収めたい。なのに収められない。そりゃ、A◯KAさんにも同情したくなりますよ。
もちろんその分、イタリアの季節感を味わうわけです。アルバの白トリュフ、チーズを絡める蕎麦のパスタ・ピッツォッケリ、パスタとかピッツァに入れるキノコ・ポルチーニ等々、イタリアの秋は食べ物ばっかだなぁ。
え、全然羨ましいですって、何をおっしゃるうさぎさん・・・
今日のBGM
The Beatles "Michele"
頭の中で、この曲のベースラインが鳴り響いて忘れられません。この曲を聴くと晩秋、という気分になるのですが、皆様いかがでしょうか。ちなみに録音は1965年11月3日、リリースは12月3日だそうです。