Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

南仏の暖かさ

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南仏周遊中です

イタリアというか、ヨーロッパの結構な国は12月8日を「無原罪懐胎の日」として祝日にしております。キリスト教徒でない我々も当然祝日、さらにミラノは12月7日がミラノの聖人・聖アンブロージオの日ということで、ミラノを拠点に働く方々は、毎年ここでささやかな連休をエンジョイしてます。

かくいう今年は、その連休が水、木と続いたので金曜もお休みにする方が多かった。妻の会社なんかは皆休んだり、私なんかは水曜まで出張だったので、水曜の代休を金曜に運んだり、まぁ小さいながらも連休をエンジョイさせていただいております。

今回、我々が足を運んでいるのは、南仏はサントロペ近辺。夏はGoogleマップを眺めるだけでも道路が渋滞で真っ赤に染まるこの辺りも、冬は殆どのお店が開いているのか分からない、閑散期に入っております。

しかしさすがは南フランス、方角として南、何と言っても温度が暖かい。風は少し強いながらも、温度は15度以上、ダウンジャケットは持ってきたものの、昼はパーカーだけで過ごせたりします。ちなみに今日ミラノは6度以下だそうで。あぁ脱出しといて良かった。

本日はボルム・レ・ミモザ / Bormes-les-Mimosasまで足を伸ばしてみました。その中でも、写真はブレガンソン要塞 / Fort de Brégançon、ここは定時外だったのですが、夕日がちょうど綺麗に写ってくれました。

南仏、特にイタリア側の南仏というと、ニースやカンヌ、モナコにグラースと、それぞれ特色ある街が溢れているのですが、このボルム・レ・ミモザも1月から3月にかけてミモザ祭りが開催されるなど、これまた素敵な町です。また山から海を見下ろす絶景も綺麗で、いつの季節でも何度も訪れても絶対に飽きがこないでしょう。

南フランス、オススメです。

お題「カメラ」

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ところで今日のお題をつけてみましたが、今日は一眼レフの写真だけでなく、ドローンの写真も貼ってみます。

ドローンでの撮影は、画質も一眼と比べたら落ちる、携帯するには邪魔、そんなに容量が詰められない、等々、悪い点はあります。ただ、人間じゃ撮れない高さの上、広角撮影で撮影できる点においては、非常に魅力的です。こんな風に、全体で見る面白さを撮影できるのは、すごい。

 

実は夏の旅行の為にドローンを購入していたのですが、夏の、特に人が集まるような観光地はドローン飛行が禁止されており、またかなりの地域を回るような観光旅行では、一眼レフで撮影しては、ドローンを動かしては、というごちゃごちゃした行動がどうしても出来ず、ほとんど家の片隅に置いてしまっていました。今回の南仏は、ゆっくりした旅行、静養メインの旅行。遊びでドローンを使い始めたのですが、だんだんとドローンを扱うのが楽しくなってきました。

ちなみに我々が使ってるドローンはここフランスParrot社製のBebop2という製品です。Parrot社は車載のBluetooth機器やヘッドフォンでも有名なんですが*1、最近ではドローンでも有名ですね。コンシューマー向けで世界的に有名なDJIに次いで、世界シェア2位だそうですよ。

買う前はフル充電で25分しか使えないって、あんま使えないんじゃないかって思ってましたが、いやいや、目的を持って使う撮影ってなんだかんだ25分以内で済みます。明日もたっぷり使いますし、これから色んな用途で使えるのを考えると、楽しみでしょうがない。またこのブログで写真を載せていきますね。

*1:私はヘッドフォン愛用者です。