Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

ヘルシンキのかもめ食堂

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ヘルシンキ観光の定番・かもめ食堂

ヘルシンキでは、お約束のかもめ食堂に行きました。

NBE Finlandでのもうひとりの日本人参加者、女忍者さんとご一緒しました!
 
女忍者の世界一周ブログ
 
怒涛のオウル・プレツアーが終わって、ヘルシンキに戻ってきて最初の夜。
立食パーティーのときに、話しかけてくださったのが女忍者さんでした。
フィンランドに来て初めて話した日本語だったかも?
 
女忍者さんは、2年間にわたる世界一周旅行をし、長旅の最後を飾ったのが、このNBE Finalndだったそうです!とても柔らかい雰囲気の方で、私もほっこりしました。
 
 
さて、ゆるいかもめの公式サイトもある、かもめ食堂
(下記公式サイトを開けると、かもめの鳴き声が流れてきて港感満載です)
 
 
私も、この取材旅行の前に、2006年の邦画「かもめ食堂」を観て予習して行きました。
 
実際のかもめ食堂は、最近リニューアルしたらしく、店内は明るい水色と白が基調で、とても可愛い雰囲気です。奥側にオープンキッチンは変わらずですが、映画のかもめ食堂とは、配置など結構違います。
 
ランチ時に行ったので、私は日替わりランチセット(15ユーロ)、女忍者さんはシナモンロール(6ユーロ)を頼みました(飲み物別)。余談ですが、フィンランドはユーロ圏なのもあるのか、他のユーロ国と比べ、そう取り立てて物価が高いと感じませんでした。北欧は高いと散々聞いていたのですけど、スイスやUKの方が高いと思います。スウェーデンは高そうですが。
 
日替わりランチは、サーモンステーキ・ブロッコリーのピリ辛炒め・お豆のスープにパン付きでした。そこそこボリュームあって美味しいし、北欧っぽい素朴な食器も可愛いです。女性なら結構おなかいっぱいになると思います。
 
でも、シナモンロールはおすすめしないかも…、映画に出てきたようなのではなく、なぜかとっても小さいシナモンロールでした。
 
シナモンロール自体は、ご当地名物なので、フィンランドのどこでもあります。ヘルシンキの駅や街のカフェで食べるシナモンロールのほうがずっと大きくて食べ応えありますよ。
 
かもめ食堂は、オーナーも変わったらしく、値段が高い、サービスが落ちたなどと一部言われているようですが、私は直前に映画を観て気持ちが盛り上がってたのもあり、「実際のヘルシンキに、映画と同じかもめ食堂が存在する」ということだけでも、特別な気持ちを味わえました。
 


かもめ食堂

 

この予告編だけでも、独特のカラッとした空気感を感じますよね。かもめ食堂には、あのお三方の写真とサインも飾ってあるのですよ。

映画のなかの、あのゆるい日常生活に入り込めるような感じが良かったです。
 
かもめ食堂へは、ヘルシンキ中央駅のバスターミナルからバスに乗って行きました。ヘルシンキ自体こじんまりしているので、それほど時間はかかりません。ちなみに、スタッフさんもお客さんも日本人がほとんどです。
 
映画は、夏のヘルシンキが舞台だったので、明るく伸びやかな雰囲気でした。
今度はその時期に行ってみたいなぁ。