Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

伝通院前の路地と民泊の話

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民泊の話

実は今、後楽園付近に泊まっています。
出張も含んでいるんですが、
先週からこの月曜まではプライベートなので、
宿を探そうとじゃらん、Booking.comを駆使した結果、
見つけた宿が、薄々気づいていましたが、所謂民泊ってヤツでした。

いや、民泊とはちょっと違うのが、組織的な民泊ってヤツで、
所謂ワンルームマンションを一室そのまま、
毎日の清掃もなく、チェックイン・アウトも無い、ある意味楽な民泊。
ただ洗濯機とか電子レンジとか乾燥機とか、泊まるのに必要なもの全て揃っていて、
全てセルフサービスの、欧州的なアパートメントタイプのホテルに近い感じ。
へぇ、そういうのを生業にしている人たちもいるんだ、と感心しました。

ただ・・・ただね・・・
アパートに入って最初に目に留まった、エレベーターの隣の張り紙。
うん、書いてあるんです。
「当マンションは民泊禁止です。」と、はっきり。

 

・・・ええんかい!?
もう毎日エレベーターで住人とすれ違う度にドキドキしてる。
そんなスリリングな日々です。
でもお陰様で、知人に会う度にこの話をしたら大体ウケてくれる、
ちょっとネタにできる出来事でした。(ブログネタにもなったし。)

でもやっぱり外国人とかも利用してるんですかね。
「深夜に高層階で外国人が歌っているようですが…」というクレームもあり、
張り紙全てが日本語と英語で書かれています。
マンションの人ももしかしたら分かっているのではないでしょうか。

現地文字の話

さて、今日の写真ですが、
伝通院前の路地にスクールゾーンという単語を見たので、
思わず撮ってしまいました。

・・・スクールゾーン、狭くないですか?
緑の部分がスクールゾーン?
一体何がスクールゾーンなんだろう、よく分かりません。
曲がり角ならまだしも、曲がった後の角ですよ。
一体何か特別な用途なんでしょうか。

現地文字って不思議ですよね。
別に良し悪しではなく、イタリアでもドイツでも、
英語に明るいような北欧諸国でも、
現地文字だけの看板はざらにあります。
そして、そういう看板に限って、
何を示したいのかさっぱり分からない、という笑
はたして外国人は想像できるのかどうか。

 

ちなみにこの付近、江戸時代末期に
新選組の前身である浪士隊が結成された地、なんだとか。
ちょうどその場所が墓地だったので、ふと我に返って、
久しぶりに背筋を凍らせて、部屋に戻ってきました。

たった数日間だけでしたが、面白い一帯でした、後楽園。
何この中学校とか、なんじゃこの狭い路地とか、
ラム肉が美味しいラーメン屋とか*1
想像以上に面白いエリアでした。
かつて東京で住んでいた頃は、たまにバイクで通ってたんですけどね。

明日には別の宿に移動します。

*1:MENSHO TOKYO