Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

ワイン畑も星が綺麗・民泊に対する愚痴

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イタリア超北部のワイン畑と星空

ヴァルテッリーナ / Valtellinaという、
ミラノを州都としたロンバルディア州の北側の地方があるのですが、
その中で、モルベーニョ / Morbegnoに昨日は行きました。

この地方は、名前をヴァルテッリーナというワインも有名で、
ヴァルテッリーナ (ワイン) - Wikipedia
たまたま撮影したこのワイン畑は、そんな葡萄を育てているんでしょうか。

しかし星というのはうまく撮れませんね。
今回、ピントがまだ上手く合ったと思うんですが、
若干ブレが見られるのは恥ずかしいばかりです。
三脚のネジの締め具合がどうやら弱かった模様。

 

さてさて最近ですが。

本当に悪魔的暑さの高気圧のせいで、散々に遭っています。
そもそも何でヴァルテッリーナに行こうとしたのか。
それは我々の家の話からしなければなりません。

我々の今の家の構造は、ベッドルームがロフトにあり、そこに窓が二つ。
エアコンはリビングにしかありません。
ベッドルームにはエアコンの穴はないんで、携帯のエアコンもつけられません。

冬は、南向きの暖かさを優しく一日中保ってくれるのですが、
夏は、その日当たりを結構頑固に留めてくれます。

普段は過ごせるんですけどね。
本来の夏の気候であれば、やっぱり夕方は涼しくなって、排熱できますもの。
でも、さすがに36〜38℃の熱波なんて毎日来ていたら。
私が根を上げました、週末は涼しいとこ行きたい、泊まろう、と。

 

本当にミラノっていいなぁ、と思うのはそのロケーションで、
車をちょっと走らせればアルプスに入れます。
ここがまた、夏は涼しいんです。
スイスの天気を見ると、土曜午後から雨だし、
まだ天気が良いイタリアの北の方で良いか、と今回ヴァルテッリーナを選んだ次第。
コモ湖の北にあり、レイクビューと書かれてあったのが気に入りました。

今回、宿に選んだのは安めのアパートメント。
安いって言っても50ユーロだし、田舎のホテルだとよくある価格設定だし、
なのでアパートメントタイプのホテルかと思って予約したら、
これがどうやら民泊のアパート。行って見て初めて知る。

今までの民泊は、ほんと民泊用の宿で、しっかり綺麗にしてるし、
土地の割に広い部屋だったり、長期でも安かったりという利点があったんですが、
ただ、今回の宿は、なんというか、、、ほぼ田舎のホームステイやん。
なんか家の3階部分が余ったから、君、入る?みたいな、
魔女の宅急便でキキがパン屋の裏に泊まる、とかそんなレベルでした。

別にホームステイが悪いと言いません。
犬みたいな性格の私は、自分の住処だと思えば部屋の改造とか楽しめるんですが、
たった1泊の宿で、そんな気にはなれない。

部屋からコモ湖は見えないし、45平米と書いてあったけど、とてもそんな大きさはない。
あと床は綺麗だったけど、ゴミとかは捨ててない。
さらに、涼しさを求めてきたのに、気温は下がっても湿度がこもって暑い。
何も利点ないやん、と初めて宿泊せずに深夜に家に帰ってきました。
50ユーロは勉強料です。

 

民泊に対する愚痴

某サイト・・・まぁBooking.comなんですが、
本当に使いやすいし、仕事でも私用でも使っていて、
今まで私も妻も沢山レビューを書いています。
ただ、去年くらいから民泊の宿が増えてきて、非常に迷惑しています。

特に我々は、ホテルやアパートメントではないアパートホテルを探しているのですが、
ホステルは検索で引っ掛かっても、
ドミトリー形式やら共用バスルームやら、で見抜けるんですが、
ただ、民泊はなかなか見抜けないんですよね。
ようやく分かったのが、宿の名前がApartment+何かの名前だと
でもそういう名前のアパートホテルもあるので一概に言えない。

 

民泊が受け入れられれば良いじゃないか、と思うのですが、
申し訳ないですが、今までホテルと思った民泊を予約したもので、
ホテルよりも良かった!というのは一切ありません。
過去記事の時もそう。
本来、民泊推奨しないマンションで民泊はいかんでしょう。

 

もちろん、上にも書いたように、民泊にだって利点はあります。
例えば都市部でも、同じ値段でホテル以上の広さが取れたり。
観光地で長期滞在する際に安値でまかなえたり。
そういう場合は、そんな利点を目当てにしてるわけだから、
ホテルじゃなかったとしてもある程度目を瞑れるんですよ。

ただ明らかに、人に宿を貸す以前の物件があるのはダメでしょう。
清掃業者に頼らず、管理者自身で清掃するのは問題ないですが、
ポテトチップのカスが落ちてる、ゴミが捨ててない、灰皿にゴミを残したまま、
これで他のホテルなどと同じ値段って、バカにしすぎでは。

上記の話は、Booking.comへ直接メールをしました。
別途今回の宿に関しても、直接名指ししようかなと思っています。

でもそれくらい酷いのもあるので、みなさん、くれぐれも気をつけてくださいね。