北イタリアの異常気象
太陽が見えない。。。
ここ3週間ほど、北イタリアでは、ほぼ太陽を見ていません。イタリアにあるまじき、とんでもない天気模様がずっと続いていました。
毎日毎日、来る日も来る日も雨!雨!!雨!!!
秋冬はいつも乾燥に悩むのに、今年はどこもかしこも潤って濡れています。こんなことは、私達も住み始めて以来初めてで戸惑います。
世界中で異常気象としかいえない事象が続いて、特徴として、なんというか、とにかく「極端」ですよね。
北イタリアも、6月くらいから雨が降らず、ずーっとかんかん照りが続いたかと思うと、秋は異常な長雨で。
そして、極端な天気は、今までにないような災害を引き起こします。
ヴェネチアが州都のヴェネト州は特に酷い有様で、山間の村は土砂崩れで消失しただとか、ヴェネチアは全島水没だとかのニュースがどんどん入りました。
ニュースでは、膝まで水に浸かりながら、ヴェネチア人達は、レストランやお店を気丈に通常営業している様子を映してました。ヴェネチアーノって強いなぁ、と感嘆します。
コマッキオも大丈夫かちょっと心配です。
小さなヴェネチアと呼ばれる、水路がたくさんあるコマッキオも、かなり水位が上がったと思います。コマッキオはエミリア=ロマーニャというボローニャが州都の州にあるので、ヴェネト州ではないのですが。
運河が街にとけ込んだ綺麗なところなので、少し心配です。きっとヴェネチアーノ同様、潟に生きる人々の経験と知恵があるのでしょうが。
今年のうなぎ祭りは終わってしまいましたが、また来年以降、秋に行かれる方のためにぜひ↓