Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛・橘廉の夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

近況とイタリアの赤十字病院

お題「今日の出来事」

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まず、息子の近況

赤十字病院について書こうと思っているうちに、、
息子は早くも次の病気、手足口病に。。。

発熱、全身の湿疹、特効薬なし、飛沫感染、何度も罹る危険性あり、、
手足口病って恐ろしい病気なんですね、初めて知りました。

そして夫は先週も、今週も、そして来週も、出張!!!
毎週違う国にいます!!

なので、すべて自分ひとりでやるしかない。
保育園も、病気になられると登園拒否されるし。。

ということで、病院や薬局に通いまくりです。


それほど不在の多い夫ですが、在宅時は本当に頼りになるし、
業界の景気が今年良くない中でも、夫はとても良い結果を継続しているらしい。
同僚からでさえ、働き過ぎ!と突っ込まれてるそうですが。

私も時折発狂しそうになりながらも、ワンオペ海外育児を頑張っている甲斐があるというものです。。。^^

 

ただ、もう海外生活が結構長くなってきた私ですが、

こちらでの生活、仕事、育児、泣いたことは何度かあるけれど、
つらいとか逃げたいと思ったことは一度もないんです。

子供の頃、どうしても解けなかった問題や出来なかったことが、
ある日出来るようになることがとても嬉しかったのと同じように、
何も知らなかった土地で、少しずつ学んで、経験値を増やして、
出来ることが増えていくのは、大人になってもやっぱり嬉しいものです。

いや、大人になってからだからこそ、余計に嬉しいのかも知れない。
大人になればなるほど、自分の中に変化を見つけにくいだろうから。
小さな成功体験を日々積み重ねているといえばそうなのでしょうか。

あと、今いる場所が自分の居場所だと思うし、元々根本的なところが能天気なのかも。
アウェーな生活は、そういう人の方がきっと合ってるんだろうと思ってます。

他の海外在住の方はどうでしょうか?

 

そして、赤十字病院

イタリアでは、医療にかかる場合、かかりつけ医(Medico di base)か、総合病院(Ospedale)の二択になります。プライベートでの医師出張派遣サービスなどもあるみたいですが。

大抵の場合、まずは自分が登録しているかかりつけ医に最初に行くことになるんですが、当日朝の決められた時間内に電話予約しておかないといけなかったり、平日の数時間しか開いていなかったりと結構な制約があります。

なので、急を要する場合は、24時間やっている総合病院の救急(Pronto Soccorso)に走ることになるんですが、こちらはいわゆるトリアージで、赤信号の患者からいち早く診ていくシステムのため、命に別状がない場合は、結構な時間待たされることになります。

ja.wikipedia.org

うちの子は元気なので、病気以上に怪我が多く、夏に額を切って出血したので、総合病院の救急小児科に連れて行ったのですが、本当に容態の悪い子供たちばかりで見ていて気の毒になるくらいだし、院内感染しそうなアブナイ雰囲気も。。
その時は額の出血の見た目がおどろおどろしかったためか、割と早い時間に診てもらえたのですが。

でも、子供って、平日夜遅くとか週末とか、お医者さんがやってないような時に限ってトラブるのが常ですよねぇ。。

なので、そういった時間にも対応してくれる医院がないものか、、、と探していたところ。

ありました、Croce Rossa Italiana・イタリア赤十字です。

Google mapで探せば、家から最寄りのがきっと出てくるのではないかと思います。

うちは幸い徒歩5分以内のところにあったので、先日の「何を食べても吐く」という症状の時に連れて行ったら、小児科専門じゃないけれどという前置きはありながらも、週末の夜にすぐ診てもらえました。

結果、大事ではなく、すごく助かりました。

かかりつけ医がやっていない時間(深夜以外の平日夜間・土日祝)にやっているし、ここで解決できないひどい症状の場合は、救急車で総合病院まで運んでくれるそうです。

ちなみに私は、イタリアでは、総合病院から小さなクリニックまで合わせると、10以上の医療機関に今まで行きましたが、ほぼ英語は通じないと思った方が良いです。
たまにすごく英語堪能な医師もいますが、かなり稀なので、そうだったらラッキーというくらい。

でも、基本のイタリア語が出来れば大丈夫。説明ができるように、普段から部位や症状の勉強をしておけばもっと安心です。すごく不安なら、通訳さんに同行してもらったり、プライベートの外国人用病院もありますが。

そして診療代は、保険証見せればもちろん無料。税金が高いとはいえ、すごいですよね。。

海外住まいで一番悩ましいトピックのひとつが医療だと思います。参考になれば嬉しいです。

なぜ、スイス国旗なのか?

そう、スイス国旗と赤十字のマークって似ていますよね。

実は、赤十字のマークはスイスの国旗から。こんな由来があるのだそうです。

国際的な救護組織をつくろうと、16か国の代表が集まった時、オランダの代表が提案して、この組織を呼びかけたデュナンの祖国であり、その発足に大きな支援を与えたスイスに敬意を表して、スイス国旗の色を逆にした旗を、この組織のシンボルにし、組織の名前にしよう、ということになり、赤十字のマークと組織の名前が決定したのです。

赤十字発案者であるデュナンには、第一回目のノーベル平和賞が贈られたのだそうです。
こういうのは、本当に価値あるノーベル平和賞ですね。
今回、身にしみて思いましたよ。

下記ページから引用させていただきましたので、詳細ご興味ある方いらっしゃればどうぞ。

www.worldflags.jp