Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

デザイン&インテリアに特化したアウトレット

お題「これ買いました」

f:id:ventottoprimavera:20210201081746j:plain

断捨離ブログ書いた後で何ですが

少し前の記事、#買って良かった2020 で書いた、

カルテル(Kartell)のランプのことですが。

<参照記事>

italia.hatenadiary.com

そこでもちょこっと触れましたが、

ミラノには、カルテル(Kartell)が入ったアウトレット店があります。

その名も「スカロ・ミラノ」。
テーマカラーが黄色のアウトレットで、
イタリアでも珍しく、デザインやインテリアに関したお店が多いのです。

詳しくは下記記事に。

www.travel.co.jp

写真はカルテル店内ですが、お店の中もおしゃれでしょ?

アウトレットとは思えないほど、ミラノから近くて行きやすいので、
ミラノ近郊住みの人はもちろん、旅行に来た方もぜひ!


黄色といえば、今日からロンバルディア州イエローゾーンに復帰。

レッド・オレンジを経てのイエローですから、
長かったけど、ピークは過ぎたようで嬉しい!

このまま、Zona Bianca(ホワイトゾーン)になってくれるのを願うのみ!!

 

 

今年はミニマムに生きたい

お題「断捨離」

f:id:ventottoprimavera:20210126085235j:plain

昨夜、近所のお宅にお邪魔したんですが、いわゆるミニマリストでした。
本人達に自覚はないかもだけど...衝撃でした。

リビングには、テレビ台とソファ何脚か、ローテーブルのみ。
おむつ換えに寝室を使わせてもらったのですが、ベッドとドレッサーのみ。
クローゼットもないのに、タンスひとつさえ置いてない。

ちなみに、家族四人家庭(うち幼児が二人)!!
小さな子供部屋は玩具が溢れていたけれど、それ以外は妙に整然としてて、
一体どうやって暮らしてるんだ???と不思議に思いながら帰って来ました。

イタリア人家庭はどこも日本の家庭より物が少ないけど、
壁に絵や皿を掛けまくったり(←ランダムだけど何か良く見える)、
棚の上に家族写真のフォトフレームを置きまくったり、
結構そういうこまごました物を好むイメージがあるので、
ここまでミニマルな家庭は初めて見ました。

でも、私も、イタリアに来始めた頃は、
スーツケースひとつでやって来たんだよな、とふと思い出しました。
日本と行ったり来たりしながら、そのうち少しずつ増えていって、
結婚して家族が増えて、ますます物が増えつつあります。
今の家に越して来るときに、家具もかなり揃えたし。
うちは楽器と電化製品が多いので、断捨離しようがないのが悩みどころです。

このステイホーム時代、外で出来ることが少なく、
ついついこまごましたものに楽しみを見出しがち。
身の回りのものをこれ以上増やし続けないようにしたいものです。
言うは易しですけどね〜。

写真は、イタリアの家庭に必ずひとつはあるといわれる、
ビアレッティエスプレッソメーカーです。

無論、うちにもあります。2つ。この時点でミニマリストに程遠い。

最初のはIH対応ではなくて、今の家のキッチンがIHで使えなくなり、
子供のおもちゃとなり、2つ目を買わざるを得なくなったというわけです。

とはいえ、うちで珈琲を好むのは一人だけなんですけどね。

ミルクたっぷりカフェオレくらいしか飲まない私ですが、
珈琲の香りは好きなので、キッチンで残り香を楽しんでます。

#買って良かった2020

お題「#買って良かった2020

f:id:ventottoprimavera:20201123060250j:plain

今年は丑年ですが

年明けなので、景気良く!跳ね馬の写真です。
フェラーリ本社があるマラネッロの街に飾られているモニュメントです。

イタリアで年末年始を過ごすと、やっぱりクリスマスがメイン。
例年のことながら、お正月カラーが薄く感じます。

本日1/6が、エピファニア。
(公現祭:東方三賢人がイエス・キリストの誕生のお祝いに訪れたとされる日)
明日から仕事始めが多く、クリスマス飾りもぼちぼち片付け始めるといったところ。
11月末のアドヴェントから、2ヶ月近くクリスマス飾りを楽しめるので、私はわりあい気に入ってます。

#買って良かった2020

去年買って良かったものは、ダイソンのコードレス掃除機はじめ色々あるけれど、
それらだとメジャー過ぎるような気もするから、

12月の最後の最後、クリスマスプレゼントとしてもらった、このライトを推したい。

イタリア・ミラノのご当地ブランド
Kartell(カルテル)のバッテリー内蔵ランプです。

kartell.co.jp

CINDYを結婚祝いにいただいてから注目するようになったKartellですが、
こんな立派な日本のサイトもあってびっくりしました。

このライト、本当に使い勝手良いのですよ!!

  1. バッテリー内蔵で、小さくて、コードレスで持ち運べる。
  2. 他のテーブルライトとは一線を画する、デザイン性の高さ。
  3. でも、プラスチック製なので、小さい子供やペットがいる家も安心安全。
  4. しかも、プリズムが広がって、キャンドルみたいにロマンチック!!

特にプリズムの広がり方はとても素敵で、他のランプにはまずない感じ。
うちの子も「おひさま、おひさま」と言って喜んでいます。
おしゃれなレストランで使われているのにも納得です!

色展開が豊富ですが、うちは明るく照らして欲しかったので、
シルバーカラーのロームにしましたが、大正解でした!

夜、テーブルで物書きする時はもちろん、
ピアノの上に置いて、楽譜を照らすのにも使ってます。

今のところ、欠点が見当たらない(笑)

Kartellは、プラなのにちょっと高くないか?と思われるかも知れないですが、
クオリティは高いし、他にないデザインが魅力だなと思います。

今回は、リナシェンテデパートで買いましたが、
ミラノ郊外には、アウトレット店もあるんですよー。

ちょっと手元を照らしたい何かを探している人には強く薦めたい逸品です。

The End of the World

お題「ゆっくり見たい映画」

f:id:ventottoprimavera:20201228070548j:plain

映画ではなくドラマですが

我が家も、多くのステイホーム家庭の例にもれず、
Netflixで何かしらを毎晩のように観ている家庭です。

この年末年始は、「クイーンズ・ギャンビット」
Netflixの全世界視聴回数ランキングで常にトップ周辺にいる、
女流チェス棋士のストーリーです。

もちろん、日本発の話題ドラマ今際の国のアリスも全話観ました!

アリスは、はじめ日本の親友が教えてくれた時は、何?って感じだったのですが、
オーストリア人の同僚が超面白いと興奮気味に伝えてきて、
そしてネットニュースでも次々取り上げられていて、
何だなんだと思って、第一話を観たらすっかりハマった。

制作費をかけて、CGやアクションもこだわり抜くと、
日本の漫画作品もここまでのものができるんだなと感心しました。 

あっという間に観終わり、シーズン2が待ちきれないので、
原作漫画もすべて読み終えてしまったくらいです。

反して、クイーンズ・ギャンビットは、チェスのお話なので、
アクションたっぷりで一気に観たくなるアリスに比べると、
夜長にゆっくり1話ずつ観ていくのが合っているように思います。

このドラマの影響で、チェスの世界売り上げが上がったっていうけど、
わからんでもない。

私達もしばらくチェスにハマりそうです。

Netflixオリジナルって、正直当たり外れが大きいと思うんだけど、
ランキングに入ってくるようなのは、やっぱり相応の理由がありますね。

今日の一曲


Skeeter Davis ~ The End of The World (1962)

「クイーンズ・ギャンビット」で印象的に使われていた一曲。
このドラマは20世紀半ばのアメリカが舞台なので、
50-60年代のアメリカン・ポップスが要所要所に効果的に使われてます。

一回聴くと、失恋の歌かな?という印象を受けるのですが、
父親を亡くした喪失感を失恋ソングに仕立てて作られた歌詞だそう。

それゆえか、余計、心に沁み入るメロディだし、
この年末のしんみりした空気に合っているような気がしています。

 

イタリアもあと1時間で年越しです。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

最近、自慢?のイタリア警察

お題「うちの自慢スポット」

f:id:ventottoprimavera:20201228070010j:plain

自慢になるのか?自虐なのか?

・・・分かりませんが、コロナ禍になって、最も良かったこと、それは、
イタリア警察が非常に仕事をするようになったことです!

先ほど、表通りで、男(20-30代?)が大騒ぎしてました。
もう夜中の12時過ぎているのに。

今って、夜間外出禁止令が一応出ているので、
22時以降は仕事など特別な理由がない限り、誰も外にいません。

だから、外はびっくりするほど静かなんです。
表通りでも車はほとんど通らない。

男は、すぐ立ち去るかと思ったのに、ずっと騒いでいる。
酔っ払っているのか、とにかく大声でうるさい。
それも何語かわからない言語で。移民なんでしょう。

喧嘩してるのか?と思って、ベランダから覗いてみると、
なんと車道を闊歩しながら、まるで演説しているかのように、
独りでずっと捲し立てているのです。

これは、どう見てもアブナイ!

どうしたものか、、とヤキモキして見ていると、
スーッと音もなく、何処からかパトカーが2台登場。

すぐに警察が出てきて尋問開始。

男は「名前は何だ、何処に住んでいる!?」と訊かれると、
隣の市の名前を言っていて、
「どうしてここにいる!?」と更に問い詰められてました(確かに。。)。

しばらく押し問答が続き、その後も大きな警察車両がもう2台到着。
男は大勢の警察に連行されていって、THE END!
今は迷惑行為だけでなく、夜間外出の罰金も発生するのでご愁傷様です。

深夜のパトカーのスマートな登場と去り姿にちょっと感動しました。
これって、普通のことなのかな?でもイタリアではちょっと嬉しい出来事だった(笑)

以前より無法地帯が減ったかも?

街中も、昼夜問わず、いつでもパトカーと軍の車がゆっくりとパトロールしています。
そして怪しそうな人に片っ端から声をかけています。

正直、前より治安が良くなっているのではないか?
と感じるくらいです。

観光客も減り、人々がステイホームすることにより、
スリや空き巣被害も減ったということはみんな言ってます。
苦肉の策なのか、押しかけ訪問型の詐欺(インフラ業者になりすましとかね)は
増えてるみたいなんで、そこは注意しないといけないところですが。

長期的にはどうなるかわからないですが、
夫婦ともに、警察が前より仕事してくれることによって、
安心感が増したねと言い合ってます。

今後もこの仕事体制、続けて欲しいです。