くまのプーさん生誕の地をめざして
カレンダーが手帳です
家族のスケジュールがすぐわかるよう、壁掛けカレンダーは欠かしません。
来年のはすでに決めていて、イギリスで買ってきた、「くまのプーさん」。
私はプーさんに出てくるメンバーはみんな好きですが、
特にコブタのピグレットが大好きで、その月が出てくるのがすでに楽しみです。
子どもが好きなのもあって、プーさんシリーズのアニメや映画はほぼ観てしまい、
今は岩波少年文庫から出ている原作をゆっくり一緒に読んでいます。
プーカントリー@UK
そんなライトなプーヲタの我々。
もちろん行ってきました、プーさんの生誕地に。
というか、そこに行くのが、イギリス旅行でのひとつの山場でもありました。
ハートフィールド村というところで、プーカントリーと呼ばれています。
ロンドンから日帰り旅行もできますよ。
そこにプーさん達が住んでいる「100エーカーの森」アッシュダウンの森があります。
え、でも物語の中ででしょ?と思うなかれ。
森の中には、ピグレットの家、オウルの家、プーさんの家・・・
そしてプーさんといえばの、小川と「棒投げ橋」・・・
原作そのまま、すべてあるのですよ・・・
本当に暮らしているんだ…と実感すると、ホロっと涙が。
また、私たちが行ったのは朝早くで、森には人の姿が一切なくて。
ピグレットやプーさんの家のドアをノックしたり、
「棒投げ橋」で川に棒を投げ入れたり。
"Winnie The Pooh"の世界に、どっぷりとはまり込んだのでした。
イギリス式ティータイム
その後、プーコーナーという、世界中のプーさんファンが集うお土産物屋兼カフェに移動。
…ここに入った瞬間の感動は忘れません。
所狭しと並ぶプーさんグッズに、ディズニーのプーさんの愉快で可愛いBGM。
胸に熱い想いが込み上げてきて、ここでまた感涙。
その後、プーさんぬいぐるみ(←私は原作挿絵に忠実なクラシックプーが好き)はじめ、
プーさんグッズを爆買いしてしまったのは、想像に難くありません。。
お天気が悪くなかったので、外のテラス席でランチ&アフタヌーンティー。
子どものためにオーダーしたツナサンドも、可愛いプーさん。
もちろん、ミルクティーの味もピカイチでした。
思えば、ここでのティータイムが、一番、クラシックなイギリスらしい時間を過ごせたとも言えるかも。
都市部に行くと、どうしても人・人・人で混み合いますからね〜。。
今日の一本
2018年の作品。
悪いことは言いません、ぜひ観てください!!
個人的には、ここ数年くらいで見た映画で、一番、心に洗われました。
サブスクだったら、ディズニープラスで観られます。
一見、子どもっぽくても、哲学的で深い台詞がたくさん出てきます。
それがまた、彼らのやわらかい言葉で表現されているから、素直な気持ちで受け取れます。
この映画に出てくる「100エーカーの森」そのままの世界観が、ハートフィールドにはありました。
ヨーロッパアルプスを攻めたい
今週のお題「キャンプ」
北イタリアに住んでいて最も良いことは
アルプスにすぐ行けるということです。
距離でいうと200キロ前後でしょうか。
といっても、アルプス地方は四方を険しい山に囲まれていて、それを迂回しながら行くので、距離のわりに時間がかかります。
マッターホルンのお膝元であるツェルマットまでは、ミラノから車で片道3時間ちょっと。電車では結構乗り換え多いので、片道5時間弱。
ハイジで有名なグリンデルヴァルドまでは車は片道4時間半、電車は6時間弱。
なので、日帰りではなく、宿泊することが前提になります。
アルプスは広いので、全部行き尽くせることは難しそうですが、
私はやっぱりマッターホルン周辺が好きです。
特に冬場のスキーによく行ってました↓
スキー場としてはだだっ広くて、初中級者向きの滑りやすいコースが多く、
イタリアスイス間の国境越えも楽しめるし、一年中やろうと思えばスキーできる。
大人だけでももちろん良いけど、子連れにも最適な場所だと思います。
キャンプを試してみたい
これからやってみたいことが、キャンプ!
今夏の英国旅行で、子供の体力がだいぶついてきたことがよくわかったので、今後は少しずつアウトドア系も試してみたいと思っています。
アルプスはどこも標高が高く、森林限界(標高2500メートル以上)に達するところが多いので、生息するのは高山植物などがメインになります。
植物が少ない分、虫も少ないので、キャンプの一番の懸念である虫との接触をできるだけ少なくしたい私達にとってはありがたい限り。
マッターホルン周辺は小さな湖が多くて、水面に映して「逆さマッターホルン」なんかが有名なんですが、以前、ハイキングに行った際、そういった湖の前で、テントを張り込んで写真撮影に勤しむフォトグラファーの姿を見かけました。
その時、9月上旬の夕方でしたが、テント泊となると、朝晩は相当冷え込むことが想像できました。
それでもきっとすごい写真が撮れるでしょう。
夜はこぼれ落ちてきそうな満天の星空だろうし。
いつかやってみたいことのひとつです。
本日の一曲
最近、4歳の子どもが「名探偵コナン」にハマっています。
すでに映画何本か見ました。コナンがとてもカッコ良く見えるのだそうです。
私は連載当初、工藤新一マジカッケー!!と興奮、
将来、自分の子どもに新一という名前も選択肢に入れるくらい、憧れてましたね〜
(結局、全然違う名前だけど笑)
ポケモンもですが、自分が子どものときに始まって好きだったものに、自分の子どももハマるこの不思議な感覚、、、何というのでしょうね。
一緒に楽しめるのでオーライです。
超初期OPのハイロウズ「胸がドキドキ」。テンション上がる良い曲ですよね。
女王陛下よ、安らかに
とても大きな訃報でした
先日までUKにいて、ちょうど即位70周年のプラチナジュビリーを
目の当たりにしていた私達にとっても、ショックでした。
今、この世界に生きているほとんどの人にとって、物心ついた頃から、
イギリスはエリザベス女王のイメージでしょう。
20代半ばから英連邦を背負って立つ責任とストレスは凄まじかったと思います。
世界一有名な王室なだけあって、取り巻く環境のスキャンダルもたくさんあったし。
昨年、フィリップ殿下が亡くなってから、あまり表舞台に出られなくなっていたし、
やはりお元気がなくなっていっているような印象を受けていました。
あの世で、フィリップ殿下や、懐かしい方達と再び逢われているのでしょうか。
写真は、ディール(Deal)というドーヴァー海峡沿いの小さな町にあるディール城。
16世紀、当時のイングランド国王ヘンリー8世が、関係悪化していたヨーロッパ大陸との防衛のために造らせた要塞です。
ヘンリー8世といえば、そう、エリザベス一世の父親。
そして英王室の歴史の中でも最もスキャンダラスな人物ともいえる王様です。
こうして見ると、何の変哲もない要塞ですが、上から見るとお花のような形をしていて、Google Mapで何だここは!?と思って見に行きました、
もう夕方だったので、中には入りませんでしたが、、
それにしても、イギリスは、ナショナルトラストが盛んです。
個人は年間70ポンド代、家族でも130ポンド代くらいで入会できて、
様々な歴史自然文化施設に入場でき、駐車場代もフリーになります。
郊外にある場所も多いから、駐車場代フリーは何気に凄い。
そしてトイレやカフェなども併設されていたりして、観光地として整えられています。
素晴らしいです!!
が、逆に、ナショナルトラスト非会員はこのような恩恵は受けられないので、
外国からの観光客など短期滞在者には優しくないと感じました。
私達も、イギリスに住んでいたら、必ず入会して、
毎週末のようにいろんなところを巡っていることでしょう。
本日の一曲
God Save The Queen
炭酸水が消える日
お母さん、大変です。
8月も終わりました。先週末まで2週間もイングランドにいたせいで、なんかまだ自分の感覚がふわふわしているんです、仕事はしっかり溜まっているのに。
それなのに、ちょっと尋常じゃない事態に私の日常は陥っています。
炭酸水がありません
いや、コーラとかの清涼飲料水じゃないんです。砂糖は含まない、炭酸が入った水です。イタリア語でAcqua Frizzante、もしくはAcqua Gassataですね。昨今はソーダストリームなんかで日本でも飲まれる方が多いのではないでしょうか。
私は汗っかきなので、一年中、冷蔵庫に冷たい飲みものが入っていないと不安で発狂しそうになる、大の水飲みです。そんな男が夏なんて来た日には冷蔵庫の3分の2くらいは炭酸水を冷やしておきたいと思う所存。
なのに、7月末頃からやたらスーパーで炭酸水を見かけなくて、方々を探し回っていたのです。バカンスだから減ってるのかな、と呑気に構えておりましたが、今日昼ごはんのフードコートで何気無くニュースを観ていて発見。単純に、市場に出回ってないと理解しました、あれまぁなんと。
やはりウクライナ情勢が影響していると、私が読んだ記事には書かれていました。輸送費の高騰等が巡り巡ってCO2の使用を病院等に優先しているとのこと。暖房代が上がる冬を見越して戦々恐々としていましたが、それよりも早く打撃が、我々の生活に来るとは。
今回イギリスを旅行して感じましたが、イタリア含む大陸側って炭酸水の消費が多いんですね。寧ろイギリスの炭酸水の少なさにびっくりしました。スーパーにはあるにはあるけど、ないところもある。(大陸にはないですが)コンビニだと炭酸水はないくせに、炭酸含んだ清涼飲料水なんかは日本と同じか、それ以上に種類がある。
確かにイギリスだとタップウォーター/水道水をお店で注文できますが、大陸の国だと水すらも注文して買います。その代わり、しっかり冷えたのが出てくるので、夏なんかは最高ですけど。
閑話休題。いや、まぁ、たかが水なんで、結局はそれに慣れた生活をするんでしょう。この夏は毎日水筒に氷とお茶を詰めて外出するようになりました。この習慣は個人的にも嬉しい習慣で、水筒を飲み干した上に蛇口に口つけて水道水飲んでいた野球部員だった自分を思い出せています。年齢、場所が変わっても、人間、やっていることは変わらないんですよ。毎日をしっかり生きている中学生を、今の自分は見習わなければ。
読んだ記事だとこの炭酸水不足は初秋まで続くと買いていましたが、寒くなってきたら本当に炭酸水が市場に出回るのでしょうか。疑問ですが、いつぞやか父親からプレゼントしてもらった大きい水筒が、今後も役に立ちそうです。ありがとう、親父。
写真はリーズ城です
今日は一部の切り取り。綺麗な城で有名ではありますが、がっつり活躍した城ではないせいか、そこまで観光客はおらず。あ、夕方だったこともありますね。正直、行く意味があるのか少し不安でしたが、その美しさを眺めるだけで、行った価値はありました。また行きたい。
写真はちょっとパステル化しすぎましたね。あんまり暗いとブログで映えないんですが、あんまり弄りすぎるとメイクしすぎた写真みたい。また後日、別の写真をアップします。イギリスの写真を撮りすぎたせいで、しばらくは写真いじりの毎日です。
20年ぶりのハリポタ旋風
ここしばらく、ハリポタ 漬けです
この夏、イギリスに旅行する私達。
ハリポタゆかりの地を結構回る予定なのもあり、
今、ラストスパートで映画「ハリー・ポッター」シリーズを怒涛の如く観ています。
今夜、最終作「死の秘宝 Part2」を観て、終了です。
ファンタビも予習しておきたいんだけど、時間があるかどうか。。
気づけば、第一作目「賢者の石」からは公開20周年以上が過ぎ。
大流行した当時は、夫婦ともにまだ少年少女だったのに、あれ?
気付けば、子の親になっていました。
でも、メンタルはあの頃とあんまり変わってないのか、
幼児の我が子と同じくらいドキドキワクワク楽しめてます。
それくらいの世界観を造り出せる、製作陣の力量もあるのか。
しかし、J.K.ローリングって、かなり西洋魔術占術の知識がある人ではなかろうか。
知らないと絶対描けない内容で、そういう意味でも面白いです。
写真は、すみません、英国もハリポタも何も関係ない、
北イタリアの某コミューンにあるお屋敷です。
ハリポタ映画内では、ほぼ曇天か雨天、寒空しかなさそうな英国ですが、
8月はとても過ごし良い気候だそうです。
今日の一曲
言わずと知れたハリポタのメインテーマ。
この不可思議で浮遊感あるメロディが、いかにも魔法の世界に連れて行ってくれる感じがして好きです。
今の季節に聴くと、ひんやり感があって、尚良い感じ。