Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

日常を一緒に生きる靴

今週のお題というのがあるそうで、今日はそれに関連した旅のオススメグッズを。

今週のお題「わたしの一足」

私はファッションが好きで、服や小物のコレクターです。

でも、靴に限っては厳選しているので、あまり数はありません。

 

なぜなら、服とは違い、靴は選ぶのが難しい・・・。

服はサイズさえ合っていれば着ることができるし、着心地が多少悪くても目をつむることができます。でも、靴って、どんなにデザインが美しくても、歩くのに少しでも痛かったり、支障があれば、すぐにボツ。あっという間に二軍落ちして、靴箱の奥の方に置かれちゃうのですよね。

 

そんな私の靴選びにはポイントがいくつかあります。

私的靴選びのポイント

  • たくさん歩けること。

旅好きとしては、これは基本&最重要!!

 

  • 女性らしく美しいデザイン

いつでもエレガントなファッションがしたいので、フラットシューズやスニーカーではなく、フェミニンっぽさのあるパンプスやサンダルが好き。

 

  • プラットフォーム(靴底)が少しあること。

プラットフォームの有る無しで、歩きやすさが変わります。ペラペラの薄いプラットフォームではすぐに足が痛くなってしまうので、1センチ程度の丈夫なプラットフォームのある靴ばかり探しています。

 

  • ヒールは5−8センチ程度。

服を美しく着るためにも、できるだけヒールがあるもの。でも高すぎないものを。ピンヒールはたくさん歩くのに適しないので、太めの安定感あるヒールが理想。

 

  • 一年中涼しく快適に過ごせること。

私はもともと体温が高く、あまり暑さに強くありません。子供のころは、夏場の窓ガラスに足をくっつけて寝ていたというくらいの、筋金入りの暑がり。体温が高い人は健康で幸福度も高いらしいのでいいんですけどね。。

なので、温度の高い足元でも蒸れないということはとても重要です。

 

そして・・・

これらのポイントを全て満たすものは、ここ靴大国イタリアでもなかなかありません。

 

たくさんのショップを回って回って、これだ!!と見つけたのが、GEOXなのです。

 

ここが良い!GEOX

まず、GEOXはデザインがなかなか良い。

機能性を追い求めるとダサいものになりがちですが、それは靴の本場イタリア、デザインのセンスも悪くないのですよね。靴ブランドとしてはカジュアル系に分類されるようですが、ベーシックなものから面白いものまで揃っている。

 

機能的にも問題なし。

GEOXは「呼吸する靴」というのが売りで、靴の裏側にたくさん小さな孔が開いていています。これで空気を出し入れしているので、蒸れにくい内部構造になっています。特に夏場でも革靴を履かなきゃいけないビジネスマンなどに良いのではないでしょうか。

 

価格も、イタリアで100ユーロ前後から、日本でも1−2万円台が多いようで、長く愛用するのであれば悪くないと思います。

 

私も、上記こだわりポイントを全てクリアしたものを購入して愛用しています。GEOXが3年前に出したサンダルは、繊細なデザインと、ヒール高めなのに走れるウェッジソールが非常に気に入り、白・黒・赤とイロチ買い。何度、旅のお供に連れて行ったことか。

その後、これを超える好みのサンダルはなかなか見つからず、自分で修理しながら使い続けてます。他ブランドに比べて、ソールがなかなかすり減らないので、自己修理でも大丈夫だったり。気に入ったものを長い間使うなんて、自分もヨーロッパ的になってきたかな、なんて思ったり。

 

お気に入りの一足を見つけて大事に履くのは、エコにも節約にも心の満足感にもつながるはず。

 

日本ではあまり知られていないような気がするけど、世界では結構有名らしい、実力派イタリアンブランドのGEOX。

日常を一緒に生きる相棒としてオススメです。