Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

東京の洋食屋さんの軒先

f:id:ventottoprimavera:20180219080255j:plain

ここ何処だろ?

前回帰国時の昨年5月に自分で撮ったのに、何処だったか、とんと思い出せない。
きっと、東京の広尾とか白金のあたりだったかなと思うんですが。

こういう昔ながらの洋食屋って何か良いですよね。
積極的に入るわけではないんですが、日本独特の文化みたいな気がして、見かけるとまじまじと覗いてしまいます。
ニューヨークだとダイナー、ミラノだとバールかターボラカルダみたいな感じかなぁ。

最近、夫のバンド仲間の方に借りた、吉本ばななの短編小説集「デッドエンドの思い出」が思いのほか良くて、久々に女流作家ものにハマっております。

 

デッドエンドの思い出 (文春文庫)

デッドエンドの思い出 (文春文庫)

 

 

特に、表題作ではない「幽霊の家」という短編が、昔ながらの洋食屋さんが出てくるお話で。
主人公の二人の立場が少し羨ましくなるような、可愛いラブストーリーです。個人的に、恋愛ものは読後感が良いものはそうないように思っているので、嬉しかった。

 

今日のBGM


The Beach Boys - Kokomo (1988)

週末に夫が車内で流していた曲。若かりし頃のトム・クルーズも見れます。

最近、本当に晴れ続きでカラッとしているし、晩春も初夏もすっ飛ばして、夏本番みたいな毎日なんです。

海に囲まれたイタリアなのに、すぐ行ける距離にビーチはないのが悲しい 。湖ならいっぱいあるけれど…。
でも、この曲を聴いていると、気持ちだけでもすでに夏のバカンス地へ飛んでいきます。