マスクに続き日傘も市民権を得て欲しい@欧州
今週のお題「傘」
爽やかな初夏が続いています
ご無沙汰です。
例年は6月に入った途端、日照り続きとなるイタリアですが、
今年は天気が妙に不安定で、夕立ちがあったりヒョウが降ったりしていて、
まだ本格的な夏が到来していません。
この気候なら、マスク着用していても、まだ割と快適なので助かる。
今回のコロナ騒ぎで功罪いろいろとありましたが、
欧州でマスクが定着したことはありがたいと思っています。
冬場や、乾燥した空港や機内、自転車乗る時など、マスクをしようものなら、
奇異な目で見られたり、異様な病気を持っている人間ではと怖がられたりしましたから。でも、今年来年は全員がそんな姿でしょう。
そして、もうひとつ、定着して欲しいものがある。
日傘です。
南欧は陽射しが強いけど湿度は低いので、影にさえ入れば、それほど辛くはない。
なので、自ら影を作り出せる日傘をさしたいのですが、今まで何度か日傘をさすと、
「雨降ってないよ?」などとからかって話しかけられるのが内心面倒(笑)。
日傘なんぞそもそもヨーロッパ文化のはずなのに、何故にこれほど廃れてしまったのか。
そして未だに日焼けケアも充分にせず、火傷するほどの日光浴を好むのか、
マジで不思議でなりません(笑)
今夏、マスクによる熱中症が多発するようなことになれば、日傘も注目されるようになるかな?
そうなれば、すべては然るべき理由があって変わっていくのだなという気がしてきます。
あ、あとひとつ定着して欲しい夏の定番、思い出した。
網戸。
西洋の窓は開き戸ばかりなので、油断すると蚊などが入ってくる。
でも、網戸普及率はエアコンよりも低そうです。
もしかすると、欧州人は蚊やハエをあまり気にしないのか?という疑念さえ持ち始めています。
うちも在宅時の日中はほぼ窓を開けっ放しですが、それでも夜になると気になるから、
ベープなど焚いてます。
うちのアパートの管理組合は毎年初夏に防虫の業者を呼んで庭に撒いていますが、
それでも撲滅できているというわけではないです。
何故か普及しないですが、一応、網戸を貼ってくれる業者さんも存在するようです。
今度、知人に網戸業者さんを紹介してもらえそうなので、一度見積もり取ってもらおうと思っています。