北イタリアのマッジョーレ湖
今年は近場の山や湖が人気
気分転換に、しばらく旅の話をしましょう。
ミラノの近くにないもの、それは水辺だとつくづく思います。
普通の都市にあるような、海や川がないんですよ。
なので、ダヴィンチらによる人工の運河によって発展してきた側面があります。
今でも運河はありますが、現在残っているのはほんの一部。
なので、夏場になると、ミラネーゼ達は水辺を求めて散り散りになります。
一番人気は海ですが、負けないくらい人気なのが湖です。
ロンバルディア州含む北イタリアは湖水地方と呼ばれていて、
日帰りでも行ける湖が無数にあります。
そのうちのひとつ、マッジョーレ湖について、特集記事を書きました。
マッジョーレ湖は、コモ湖よりはマイナーな分、人も少なめ。
ボッローメオ家という貴族が主に築いた、ストレーザという保養地と
イゾラベッラという島が断トツで有名ではあるんですが、
今回はちょっと行かないようなところもピックアップしてみたので、
興味のある方はぜひ読んでみてください。
特に、このサムネイル写真のエレモと呼ばれる修道院は素晴らしかった。
旅に行く前は、いつもGoogleマップを眺めて、思わず行ってみたくなるような、
風光明媚な土地を探すのですが、この修道院は目を引いてフォトジェニックでした。
シスターなど神職の人々も巡礼に来られていました。
マッジョーレ湖はイタリアスイス国境にあるのですが、面しているヴァレーゼ県
(ロンバルディア州の一部)の県民は、このエレモへの入場料が割引になるそうです。