Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛・橘廉の夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

私的にコリコの町のモデルだと思う街、ジェノヴァ

お題「わたしの癒やし」

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新しい記事を書きました

今回の記事の舞台は、Genova(ジェノヴァジェノバどちらでもOK)です。

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ジェノヴァって、イタリアで一番大きな港町なんです。
それゆえか、港町独特のゴミゴミした地区、ちょっと薄暗い地区もあって、
カオスなイタリアに慣れていない方にはちょっとヘビーな面もあるように思います。

が、地中海に面していているせいか、妙な明るさもあって、
シーサイドの遊歩道やボッカダッセ地区も素敵で、私は結構好きなんですね。

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もうひとつ、ジェノヴァが好きな大きな理由がありまして。

私は実は、相当な魔女の宅急便マニアなんです。

ジブリの映画は音楽含め、もちろん大好きですが、どちらかというと原作の書籍派。

いつでも読み返せるように、原作6部作は無論。
ここ数年に刊行された番外編2冊(「キキとジジ」・「キキに出会った人びと」)も、
このイタリアの家の本棚に収まってます。

特に、2巻「キキと新しい魔法」が大好きで、子供の頃何度読み返したことか。
すぐクヨクヨして落ち込みやすいキキですが、そこが多感で、
同じく落ち込みやすかった自分の子供時代にぴったりハマっていたんですよね。

大人になってからだと、3巻に出てくるケケなんかも大好きになりました。

それはそうと、コリコの町ってどんなところを想像しますか?

ジブリ映画のコリコの町は、スウェーデンストックホルムや、
クロアチアドブロブニクがモデルと言われていますが。

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個人的には、色々行ったヨーロッパの港町でも、
ジェノヴァが一番近いのではないか?と考えています。

原作を読んでいると、都市の大きさや、階段状になった町の雰囲気、
実際あるかどうかは別として、南方にある星くず諸島、秋の始まりに来る海嵐、
ずっと北上すれば、パリパリ市(パリのこと?)という大都市があること、
原作から読み取れる、さまざまな事象を組み合わせても、なんだか、
地中海に面したジェノヴァが、コリコの町に最も似ている気がしてならないのです。
細かいことを書き出すと、もっともっとあるのですが。
キキの生まれ故郷は、きっとアルプスに近い、山あいの村かしら。
あっ、コリコの町のシンボル、時計台のある市役所は、ジェノヴァにはありません。
代わりにLanterna di Genovaという灯台があります。

そういうわけで、ジェノヴァはコリコの町を思わせます。

なので、海を遠くまで見渡せるようなすっきり晴れた日に、
ジェノヴァの空を見上げると、ほうきでキキが飛んでいるような気がして、
とてもドキドキします。

私にとっては、子供の頃に夢見た情景を実際に体験出来ているような、
そんな癒しの場所でもあるのです。
個人的に、魔女宅マニアにおすすめしたい、ジェノヴァです。

余談ですが、我がロンバルディア州には、コリコ(Colico)という町が実際にあります。
コモ湖に面した、小さな可愛い町です。