EURO2020、イタリア優勝!!
(イタリア語でイングランドって、インギルテッラって言います)
嬉しい週末でした
私の知る限り、イタリア全体が最も沸き上がった夜でした。
私達も予選から観ていたので、優勝まで行けた感慨もひとしお。
我が家はテレビを置いていないので、RAIで全部観ましたが、
フル視聴出来て本当に良かった。
決勝の視聴率は、なんと80%超だったとか!
準決勝のスペイン戦は、近所の友人もうちに観に来たり。
決勝のイングランド戦は、終わった頃は日付が変わろうとしていて、
なのに、花火がばんばん上がり、そこら中でイタリア国旗が翻り、
人々や車が練り歩き、夜中3時くらいまで浮かれ騒ぎが続きました。
こんなに喜んでいるイタリアを見たのは、
コロナ前はおろか、渡伊後・初。
ちょっとジーンとしてしまいました。
サッカーが国民的スポーツなことを改めて感じられたし、
ひとつのことでここまで夢中になって盛り上がれるのが、
心底羨ましいと思ったし、一緒に参加できて楽しかった。
そして、イタリアサッカーの復権を感じて嬉しいです。
なんせ、私達がそれぞれイタリアにやってきた2010年代前半は、
イタリア暗黒時代と言っても差し支えなかったし、勢いもなく、、
本田・長友の日本人選手がミラノにいたので、サン・シーロに観戦は行きましたが。
セリエAもミラノ勢が盛り返してきたし、観客動員も増加傾向らしいし、
また強いイタリアの時代がやってきた!?ルネッサンス!?
連勝で進めてきたアズーリだけど、観客の95%がイングランドサポーターという、
完全アウェーのウェンブリーでは、勝利を掴み取る執念と気迫みたいなものを感じた。
イタリア国歌斉唱時のブーイングも、アズーリが全力で国歌斉唱するのでわからなかった(笑)
"It's coming home"をもじった、Bonucciの"It's coming ROME!!!"は、
イタリア勢から見ると、あっぱれとしか言い様がなかったです。
マンチーニ監督の有能過ぎる采配もあり、今回、良い選手をたくさん知ることが
できたのも、大きな収穫でした。
ずっと野球派だったけど、ようやくサッカーにも染まっていきそう。。。
それから、選手達の絶大なるマンマ愛、、、
Florenziがメダル受け取って「Mamma, Guarda qua!(マンマここ見て〜!)」と言ったり、
試合後、携帯を手に取った選手らが速攻でマンマに電話したりなど、、
いかにもイタリア典型的行動が、見てて微笑ましかった。
もはやお家芸ですね。。
色々あったコロナショックを経て、イタリアで最も元気の出る特大ニュースでした。
気持ちの良い夏になりそうです。