こよひ逢ふ人みなうつくしき
オミクロン株は流行中ですが
子供の通う幼稚園は、12月はイベントが目白押しです。
地区教会のミサに参加したり、クリスマス会をしたり、
子供向けのショーを観に行ったり。
来週にはサンタさん(イタリアではBabbo Natale : バッボ ナターレと呼ぶ)
も来てくれるそうで。
そして、今年は、例年以上に街のイルミネーションが豪華です。
去年は出せなかったクリスマスマーケットやミニ遊園地なども出て、どこも盛況です。
長く続くコロナ禍でも、楽しもう祝おうという雰囲気を感じます。
ところで、私はクリスマス時期になると、よくこの歌を思い出します。
清水へ祇園をよぎる桜月夜
こよひ逢ふ人みなうつくしき
与謝野晶子「みだれ髪」より
春の京都の夜を歌った有名な歌ですが、
こちらではこの季節が最も合うような気がするのです。
きらめく街並み、一年で一番人が多く行き交う大通り、
そして人々のどこか浮き足立った幸せそうな表情(マスクで隠れてるけど)。
それらがなんとも良いムードを出しています。
こちらはキリスト教の世界ですから、
11月末から1月頭にかけてのクリスマスの時期ってやっぱり特別なのだと。
毎年いつも幸せな気持ちになるのです。
ついにクリスマスデーまで1週間を切りましたが、
誰にとっても良いホリデーでありますように。
今日の一曲
好きなクリスマスソングのひとつです。
クリスマスシーズンの街のいろんな風景が思い浮かぶ、ゆったりとした素敵な歌です。