Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

吉田麻也選手、モンツァに来ないものか。。。

ご無沙汰しております。

いつも当ブログを拝読いただき誠にありがとうございます。
ご無沙汰しております、旦那の方です。
ここ数年、長らく投稿しておりませんでした。

少し忙しくなった事もあったのですが、
写真は変わらず続けておりました。
投稿も、どこかのタイミングで復帰しようと思っておりました。
アップデートは少ないかもしれませんが、また今後とも、宜しくお願いします。

またACモンツァの話をば。

さて、先日取り上げました通り、我々は近場のACモンツァを、
実はセリエBに上がった頃から応援しております。

italia.hatenadiary.com

まぁ近場なのもありますが、私が大好きなカープに共通するものもあるんですよね。
というユニフォームのカラーもそうですが、
なんというか、そもそも愛知育ちの私が縁もゆかりもないカープファンなのは、
ナゴヤドームカープ戦のレフトスタンド席しか買ってこない兄貴のせい
カープが(当時)弱小ながらも、
松田オーナーをはじめとした球団の一本気な魅力が刺さったからでもあります。

ACモンツァもクラブ史110年で一度も1部リーグに昇格せずでした。
これがベルルスコーニ&ガッリアーニ体制から、
19年ぶりのセリエBへの昇格を果たすと、破竹の勢いでセリエAへ駆け上がりました。
勿論この結果は、選手や監督、コーチの実力なんですが、
やはりクラブ全体が一体となっているクラブは強いし、外から見ても魅力的です。

自動昇格位置にいた最終節でずっこけてプレーオフ入りしてしまったり、
セリエA入りを決めたプレーオフ決勝でも開始1分に先制されたり、
プレーオフ勝ち抜け間際の90分で同点ゴールを決められたり、
不安な要素はたっぷりありましたが、
それでも延長でしっかり、しかも2点決めて感動的な昇格を決めた、
そんな危うさだって魅力ですね。

ベルルスコーニは、人間的なところや、政治家としてのクソ度合いは置いておいて、
やはりACミランの黄金期を作り上げた手腕は伊達じゃないんでしょう。

野球小僧だった私ですが、
昨年のEURO2020からようやくサッカーを観ることを楽しんでおります。
今までセリエAどころかCLの日程すら興味なかったのですが、
今年はインテリスタの同僚と試合日程を話すまでに熱中し始めました。

そんなところに吉田麻也選手のニュース!

来シーズンは、誰かセリエAに日本人プレーヤー来ないか、と考えてましたが、
まさか我らがACモンツァ
日本代表キャプテンの吉田麻也選手に正式なオファーを出したなんて!

sakanowa.jp

知らなかったのですが、吉田選手、長崎の方ながら、高校は豊田出身だったんですね。
そしてキャリア初めも、私の(密かに)応援している名古屋グランパス
何かしら縁を感じずにはいられません。

コメント的にはレギュラーで出たいが、レベルが落としたくない、とのこと。
それならセリエAに残ってくれないかなぁ。
ちょっと前までは世界最高のリーグ、そして今でもレベルとしては高いはず。

この夏、インテルでキャプテンを張ったラノッキアを既に獲得したり、
インテルで得点王にも輝いたイカルディにもオファーかけたり、
非常にACモンツァは活発に動いています。
きっとさらに面白いチームになってくれるだろうから、選んでくれないかなぁ。

モンツァはちょっと日本人学校からは遠いですが、
街としてはF1、宮殿や王冠など魅力的な観光地でもあるし、
ベルルスコーニも住んでいる高級住宅地が広がっている裕福な地方都市だし、
なにより電車でも車でも、ミラノへのアクセスがとても近い!
住むにはとても良い環境です。

そんなこんな、ロンバルディアの片隅で、我々は密かに願っております。

スタディオ・ブリアンテオと応援歌

そんなわけで今回の写真は、ACモンツァホーム、スタディオ・ブリアンテオ!
ネーミングライツで、正式にはU-Power Stadiumです。)
実はプレーオフの準決勝、モンツァ対ブレーシャの試合を観に行っておりました。

この試合も前半早々に先制点を与えてしまい、おいおい大丈夫かと不安にさせるも、
後半すぐに取り返し、ロスタイムできっちり勝ち越してくれました。
(結果は2−1の勝利)

やはり興味を持って足を踏み入れてみると、知らなかったことを知るようになります。
Curvaって何ぞや、と初めて考えましたが、勿論英語でいうカーブCurveのことですが、
イタリア語では他にもサッカーの応援席・応援団を意味するんですね。

そしてInnoという単語は、応援歌・アンセム
また、Ale(アレー)は、日本語で言う「フレー」です、可愛いな、おい。
ACモンツァの応援歌、
ギターソロもさりげに格好いいんだよな、耳コピしてみようかな。


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