サンシーロ競馬場へ行く
馬券を握りしめて
妻が飼い猫のように「どこか連れて行け」とゴネるので、
サンシーロ競馬場に行きました。
でも実は初デートの場所だなんて、思い出の土地だったりします。
土曜日と間違えましたが、
どうやら今日はシーズン開幕の日らしく、
重賞レースがあるわけでもないのですが、
非常に沢山の人で賑わっていました。
今日の戦果としては、勝つ気満々で行った割に、20ユーロの損・・・
最初のレースに少し勝てたのが幸いでしたが、後は全滅。
まぁ、撮った写真の成果としては、ぼちぼちってところでしょうか。
流して撮るのはやはり難しいですね。
あと三脚を持って歩いていましたが、ほぼ使わず。
やたらと太陽が燦々と照らす中なので、手持ちの方が自由がききました。
ミラノの夕暮れ
ミラノの夕暮れ
今日の我々は、ミラノの中心地をぶらぶらしておりました。
本当はサンシーロ競馬場に行くつもりだったのですが、
日付をどうやら間違えたようで。。。
代わりにミラノのドゥオーモへ、夕暮れのドゥオーモを撮りに。
しかし相変わらず綺麗ですね、ここは。
常日頃、散々イタリアの悪口を言いまくってるのですが、
ドゥオーモだけは、この息を飲む美しさを眺められる幸せだけは感謝に値します。
月曜から金曜と、1週間ウィーン出張でした。
土日のんびりし、月火死ぬほど仕事した後、水曜から日本に少し帰る予定です。
4月も日本に帰る予定があるので、嬉しい限りです。
ウィーンはまだ気持ち寒くて、ミラノに帰った暖かさにはびっくりし、
さて今の時期、日本は、東京は、名古屋はどんな気候でしょうか。
実は5年ぶりに3月半ばの日本の空気を吸える予定です。
この時期というと、桜が咲き始める頃だと思っていて、
すごく楽しみにしていたのですが、
仕事の兼ね合いや寒い冬のお陰で例年より少し開花が遅いとか?
・・・・・・悲しい・・・
当たり前と思っていた事は、案外すぐに当たり前じゃなくなったりします。
当たり前の風景でも、後回しにすることなく、
みなさんのカメラに収めるのは大事かもしれません。
トナカイって・・・
実は怖がり
とても警戒心が強いのです。牧場で飼われているトナカイでも、人間に簡単に心を許してはくれません。立派なツノをお持ちなので、こちらとしても接近し過ぎるのはちょっと怖いのですが。
警戒心バリバリなのに、大好物(柔らかい木の芽のようなものです)には目がありません。その姿が、何だか奈良公園の鹿を彷彿とさせて、ほっこりしました。
しかし、ソリを引くときはかなり友好的になってくれます。毎年サンタさんで慣れているのでお手の物ということかも!?
1頭当たり3人くらい乗せたソリを豪快に引いてくれました。
今日の一曲
Travis - Flowers In The Window (Official Video)
フィンランドのことを書いているので、ちょっと寒々しい感じの写真が多いのですが、住んでいるイタリアは、既に最高気温20度超の春爛漫です。ここでは、毎年突然、「冬と春の境目の日」(と私が呼んでいるもの)があり、その日から一気に光の色が変わります。今年は、例年よりも早く、バレンタインデーがその日でした。
それからはほとんど毎日、水彩画みたいな淡い青空が広がり、少し高台に行けば、遠くにアルプスがくっきり見えます。ベランダで育てているミニバラも急成長しています。
(北イタリアでこの調子なので、南部ではほぼ冬がなかったようなものではないでしょうかね、、)
私はよく自転車に乗っていて、自然豊かなお気に入りの自転車ロードがあり、日々変わっていく風景を楽しみにしています。今週からは、桜に似たアーモンドの花がほころび始めました。
今日はこの曲を聴きながら、その道を駆け抜けて行ったのですが、なんて今にピッタリ合った歌だろうと、ひとり感激しきりでした。
夫に教えてもらった、Travisのとても好きな歌です。
ラップランドの焚き火
パチパチ、パチパチ・・・
フィンランドでは、何度も焚き火をする機会に恵まれました。
1月のフィンランドは、寒いだけでなく、日照時間が体感でおそらく6時間もありません。朝10時前に、ようやく一面明るくなったなぁと感じ、午後3時を過ぎると少しずつ暗がりを感じ始める、そんな日々。冬至の頃のアイスランドもそんな感じでした。
緯度の高いオウルでは、夕方5時くらいでも、もはや深夜のような暗闇と静寂でした。故に、なかなか明るい写真を撮ることができず苦戦しました。。
年中、太陽が燦々と輝くイタリアでは、そういえば、焚き火やキャンドルといった習慣があまりない気がします。
子供の頃、大好きだった、スウェーデンを舞台にした児童文学「エレベーターで4階へ」(この本をご存知の方いるのでしょうか…?)でも、長い夜とキャンドルを愛用している暮らしがとても美しく描かれていて、未知なる北欧への想像を当時かき立てられたことを思い出します。
焚き火ってね、あんまりお互いの表情とか見えないのがいいですよね。
スポーツの後、ハスキー犬ぞりの後、温かい飲み物を片手に、揺らぐ炎をじーっと見つめながら語り合う、そんな静かで豊かな時間を共有できたラップランドの深い夜でした。
今夜の一曲
MISIA - キスして 抱きしめて - THE TOUR OF MISIA 2004 MARS & ROSES
この曲、過去に聴いていた訳ではないのですが、
なぜかどうも懐かしくて胸がキュンと締め付けられます。
今夜の月と星が特別綺麗だからかなぁ、とてもしんみりします。
ひとりの晩に聴きたい、名曲ですね。
真冬のフィンランド - NBE Finland -
NBE Finlandに参加して・・・
今年の1月、NBE Finlandでの一コマ。
一生懸命にソリを引いてくれるトナカイを激写したものです。
NBE Finlandは、フィンランドでのトラベルブロガー&ライターの祭典のようなもの。
世界中の旅行好きな人々からは、じわじわとその存在を知られてきているようで、
応募者数も激増中、年々激戦になってきているようです。
無事選考通過した後は、ヘルシンキでの旅行イベントの前後にプレツアー、ポストツアーがあり、どちらか、または両方参加することができます。
取材旅行なので、参加費はほぼかかりません。
むしろ本当に色々と高待遇!
例年1月中旬にあるので、その頃に時間の余裕があって、我こそは!という方は是非応募をオススメします。
私は、北フィンランドのラップランド地方の玄関口のオウル(Oulu)という街と周辺地域に行くプレツアーに参加しました。
オウルでのツアーは、このトナカイ牧場やハスキー犬ファーム、オーロラツアーと、フィンランドの目玉盛りだくさんでした(オーロラは一晩しか見るチャンスがなかったので、今回はあえなく見られず涙)。
ただ、幸い、私が行った頃は、極寒だったらしいお正月頃に比べるとぐっと寒さが緩み、最低でもマイナス3度くらいまでにしかならず、外にいても余裕でした。
2泊3日のプレツアーは、全員初対面の人ばかり。もちろん国籍・出身はバラバラ。
参加するには、それなりの語学力とコミュ力は必須と思われます。
若干人見知りである私も内心気後れしましたが、なんとかやってきました!
メンバーは、本当に一期一会というか、もう会うこともないかも知れないけれど、みんな驚くほどの旅マニアでした。
生まれた国を遠く離れて暮らしている私達のような人や、バックパック一つで、世界1周に収まらず、何周もしているような旅の途中の人なんかが何人もいました。
年齢もおそらく30代がメイン層で、若すぎる学生感覚でもなく。
改めて、「世界には様々な生き方と幸せのかたちがある」と、すごく刺激を受けました。
「ライフワークとしての旅行」を考える、良い機会となりました。
そう感じられただけでも、参加して良かったです。
しばらく、フィンランドでのことについてブログ書きますね。