決死のステルヴィオ峠
「世界最高のドライビングロード」
この夏はオーストリア・イタリア・ドイツにまたがるチロル地方に行ってましたが、
旅路の終わりに寄ってきたのが、「ステルヴィオ峠」です。
ここはイタリアとスイスの国境地点でもあります。
アルプスはこの4カ国にまたがっているので、旅行しながらも、
今、自分がどこの国にいるのか分からなくなることがあります。
それはさておき、
ステルヴィオ?なんか聞いたことあるような?
と思ったあなたは、きっとイタ車好き。
ちなみにイタリアでは、アルファロメオは本国ゆえか、結構よく見ます。
コンパクトなMITOやジュリアが主流ですが、色はやっぱり赤が多いかも。
しかし、このステルヴィオ峠。
危ない。想像以上でした。
とにかくヘアピンカーブに次ぐヘアピンカーブ。
道も細く、対向車との譲り合いそして牽制し合い。
「世界最高のドライビングロード」と称されるだけあって、
ヨーロッパの車・バイク好きの聖地だそうですが、
道中は、そんなのをしみじみ感じ入る余裕もない。
しかし、上ってみると、なんとまあ美しいことか。
芸術作品のようなドライビングロード。
頂上にはホテルもたくさんあって、一泊しました。
ここで働くのはキツすぎだろう(上り下りという意味で。季節営業なので、もしかしたら住み込みかも知れませんが)と思いましたが、決死の覚悟で行って良かったです。
今日の一曲
最近、我が家でよく流れている・練習しているこの曲。
Jeff Buckleyは30歳で早世したアーティスト。
ヨーロッパの広場に行くと、パフォーマーがとてもよく演奏しています。
ゆえに、自然と耳にすることが多い名曲です。