Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

決死のステルヴィオ峠

お題「わたしの宝物」

「世界最高のドライビングロード」

この夏はオーストリア・イタリア・ドイツにまたがるチロル地方に行ってましたが、
旅路の終わりに寄ってきたのが、ステルヴィオ峠」です。

ここはイタリアとスイスの国境地点でもあります。
アルプスはこの4カ国にまたがっているので、旅行しながらも、
今、自分がどこの国にいるのか分からなくなることがあります。

それはさておき、

ステルヴィオ?なんか聞いたことあるような?

と思ったあなたは、きっとイタ車好き。

アルファロメオステルヴィオという名のSUVがありますね。

www.alfaromeo-jp.com

ちなみにイタリアでは、アルファロメオは本国ゆえか、結構よく見ます。
コンパクトなMITOやジュリアが主流ですが、色はやっぱり赤が多いかも。

しかし、このステルヴィオ峠。

危ない。想像以上でした。

とにかくヘアピンカーブに次ぐヘアピンカーブ。
道も細く、対向車との譲り合いそして牽制し合い。

「世界最高のドライビングロード」と称されるだけあって、
ヨーロッパの車・バイク好きの聖地だそうですが、
道中は、そんなのをしみじみ感じ入る余裕もない。

しかし、上ってみると、なんとまあ美しいことか。
芸術作品のようなドライビングロード。

頂上にはホテルもたくさんあって、一泊しました。
ここで働くのはキツすぎだろう(上り下りという意味で。季節営業なので、もしかしたら住み込みかも知れませんが)と思いましたが、決死の覚悟で行って良かったです。

今日の一曲


www.youtube.com

最近、我が家でよく流れている・練習しているこの曲。

Jeff Buckleyは30歳で早世したアーティスト。

ヨーロッパの広場に行くと、パフォーマーがとてもよく演奏しています。
ゆえに、自然と耳にすることが多い名曲です。

 

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