Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

クレタのビーチ筆頭バロス・ラグーン

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軽いハイキングの後の目を瞠る風景

今回、クレタ島にも行ってました。

クレタ島、なんといっても安い!
ヨーロッパの観光地かとビックリするくらい、ご飯やホテルが安いです。
あまり日本の方にも知られていないんだと思います。
全くといって良いほど日本の方に出会いませんでした。

その代わり、イタリア人が多い。。。
日頃の疲れを癒しに来たはずなのに、来たところはイタリア語ばかり聞こえて、
なんだか普段とあまり変わらないようでした。

 

閑話休題
クレタ島ですが、個人的に2つの見所を楽しみにしていました。

一つは有名どころ、クノッソス宮殿
ギリシア神話のミノタウルスのラビリンスで有名なこの宮殿、
実際はその神話が出来るよりも遥か昔、
紀元前1800〜1300年頃に栄えたミノア文明の宮殿。
滅亡後に宮殿跡地を見たギリシア人達が後付けで神話を作ったそうです。
世界史では、アーサー・エヴァンスが発見・発掘した事で有名。
これはまた後日ご紹介という事で。

 

実はもう一つは、クレタ島にあるビーチでした。
行ったのはイラフォニシ / Irafonissi と このバロス / Balos。
このクレタ島、実はTripadvisorや、他の旅行サイトの中で、
ギリシャ第1位、第2位を獲得するくらい、綺麗なビーチを持っています。
どこのサイト見ても、5位以内には確実に入ります。
紅の豚で有名なザキントス島のビーチよりも、概ね評価が高い。)

これは(写真撮りに)行ってみたい、と思い、駆けつけた次第。

 

 

・・・中々ハードな行程でした。

特にこのバロス・ビーチ / Balos Beach。
バロス・ラグーン / Balos Lagoonという名前もあるように、
ラグーン(潟)地形で、すぐ傍に居住地はありません。。。
レンタカーで途中から未舗装の道を時速30kmで砂埃上げながら、走る事20分。
駐車場に駐めた後、徒歩で下る事15分。
いやー、気軽に重い荷物なんか持って来ちゃって、大変でした。

さらに大変だったのは、晴れにも関わらず、強風だった事。
舞い上がった砂がビシバシ当たって痛いのなんの。
折角持って来た砂浜用テントとか、張ることすら許されない笑
天候は前以って確認してから、日程を決めて行った方が良いですね。

 

でも写真としては、素晴らしい写真が撮れました。
あと、透明感抜群の海を泳げたのも素敵な思い出です。
また後々アップしていきます。

ちなみに
我々は朝10時くらいに到着して、昼過ぎにはいそいそと脱出したのですが、
昼くらいになると、駐車場にすら駐められず、
未舗装の道に道すがら駐めて歩くことになります。
いやぁ、朝が遅いイタリア人だらけで良かった笑

イアの夕暮れ

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帰宅しました

あまりネット環境が良くなく、サボりぐせも重なって久しぶりの投稿です。

写真はサントリーニのイア。
夕陽が沈んだ後の時間帯が、個人的に一番好きです。
イアの夕暮れをタイムラプスで撮影したんですが、
まず載せたいと思ったのはこの夕暮れ後の写真。

夜の青が濃く染まる前に、どうして夕陽は正反対の赤を濃くするのか。
そして夕陽が沈んだ後、その赤と青が様々な比率で紫を見事に彩っている。
青と赤の中間という意味を持った「紫」が、個人的にすごく好きです。

 

イアの要塞から夕陽を撮影するのに、
日が沈む2〜3時間前には既に場所取りが始まっていると聞いていたので、
日の入りが始まる19時半(8月後半)から3時間前と思って16時半から並んでいました。
でも30分くらい、しばらくは自分独りなんていう事態に・・・
アホですね。

気がついたら後ろに他のアジア人がいらっしゃって、
服装からして中国人かな、と思っていたら、どうやら日本人の方。。。(すみません)
ドイツにいらっしゃる駐在の方でした。
その節は、本当にご迷惑おかけしました。。。

サントリーニにおります

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ネムーン中です。

ギリシャサントリーニ島に来ています。
今日は火山の島と温泉を巡るツアーに参加して、
その後、世界一綺麗だという夕陽を船の上で観に行きました。
世界一かどうかは分かりませんが、
私が観た中でもかなり思い出に残る夕暮れでした。
あまりに撮りすぎて、他にもご紹介したいのですが、
とりあえず、まず一枚。

 

どうでも良いですが、ギリシャギリシア、間違えそうになりますよね。
ささっと調べたら古代に関してはギリシア、現代に関してはギリシャのようです。

バルセロナでテロがあるなんて・・・

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嗚呼・・・

ヨーロッパでテロがある度に悲しい気持ちになります。

バルセロナのランブラス通りは綺麗な通りです。
深夜も明るくて、呑兵衛たちが集まってわいわい騒いでる、素敵な通りです。
もちろんスリとか軽犯罪はあれど、危険な目に遭う事が考えられない、
そんなバルセロナのメイン通りです。
たまたまこの日に歩いて、たまたまテロに遭われ亡くなられた方を思うと、
胸が痛んで、やり切れません。
月並みな言葉でも、ただ、ただ、ご冥福をお祈りするしかありません。

 

楽しんだ人も、悲しんでしまった人も、必死に生きている人も、
世界中の人が、少なくとも今日はゆっくり眠れますように。
明日が今日よりも、もう少しだけ平和な世界になっていますように。

マルタのブルーラグーン

お題「この色が好き」

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これぞクリスタルブルー!

好きな色は数あれど、夏で一番好きな色は、このクリスタルブルー。

これまでも多くの海を見てきましたが、人生で初めて「船が宙に浮いて見えた」のは、マルタ共和国ブルーラグーンでした。昔、記事にも書いて、すごく人気を博しました。

夏のマルタは2度行きましたが、素晴らしい。

何より気候が良いし、ひと夏のバカンス地としてちょうど良い大きさだし、英語が公用語になっているし、治安も良いし、左側通行で運転もしやすいし、世界遺産も映画のロケ地もあるし、物価も安め。家族旅行にもぴったりなんじゃないかな。

周囲の友達に散々勧めたからか、日本からも何人かマルタまで遊びに来てくれました。

特に、このコミノ島にあるブルーラグーンの美しさといったら!

ここに行くまでは、マルタ島の端っこまで行って、小船に乗り継いで…と結構手間暇かかるのですが(コミノ島は無人島に近い)、マルタに行くからには絶対行って欲しいところです。

初めて行った時は、週末だけのことりっぷ、しかも車はなく、友達とバスに乗ってガタゴト行ったので結構疲れましたが、着いてこの海の色を見ただけで疲れが吹き飛びました。20代は、時に何かの苦行かな?と思うほどハードな旅行もしていましたが、楽しかったことしか思い出せないのは何ででしょう。

寒い時期には、キラキラとした思い出と一緒に、ブルーラグーンが恋しくなります。

今日のBGM

夏真っ盛りというとこの曲が頭に流れるんですよね。


The Rubettes - Sugar Baby Love (HD 16:9)

Sugar Baby Love

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