ショック・・・
昨晩、時間を割いて記事を書いたのですが、
うまく公開できておらず、また下書き保存もされていなかったので、
消去されてしまいました。
おそらく家のルーターが問題だと思うのですが、今の情報社会は発達が激しすぎて、
そういう業界にいないと細かい事がよく分かりません。
少し設定が間違っていて微妙に問題が起きているのは理解しているのですが。。。
消えてしまった記事は書き直さずに、いつか気が向いたらまた書きます。
今日の一枚
ドブロブニクの市壁、北東の塔の入り口から旧市街を撮影した写真です。
ドブロブニクは、旧市街全体を撮影するのが良いのかもしれませんが、
旧市街をぐるりと囲む市壁がこれまた見事で、さらに徒歩で1周できるので、
様々な角度で街の多種多様な側面が見られます。
少し広角で、フレームをつけて撮影してみました。
飛んでいるカモメを加工等で消しても良かったのですが、
これまたくっきりした形を残しているので残してみました。
ドブロブニクの、真珠としての綺麗さと、
それ以外の意外な側面が見られると嬉しいです。
今日のBGM
Bob Dylan "Don't Think Twice, It's All Right"
Don't Think Twice It's All Right - Bob Dylan
時事ネタですが、ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞しましたね。
私みたいな、文学とロックだと明らかにロックよりの男性にしてみれば、
おお、確かにボブ・ディランなら分かるなぁ、と思って、感動していたのですが、
今晩夕食をご一緒させていただいたフリーライターさんは、
ボブ・ディランがノーベル文学賞だと、けしからん、と怒っており、驚きました。
何せ彼は小説家ではありますが、重度なハードロッカー&ギタリスト。
私みたいにロックをかじっている人間なら肯定的に捉えるもんだと思っていたので、
ロック好きの中でも賛否両論、世の中の議論と同様あるんですね。
彼曰く。
ロック好きの側面からすれば、確かにボブ・ディランは大好きだ、と
ただ文学ファンの側面からすれば、ノーベル文学賞は地に落ちた、と
力説しておりました。
しかし、だからなのか分かりませんが、
未だボブ・ディラン本人に連絡がつかないそうですね。
「ボブ・ディランもよく分かってるんだよ」とは否定派の彼の意見。
ここで私にも、むくむくとロックな感情も沸き上がってきております。
よく考えたらロックを信じる我々にとっては、
このままボブが受賞をぶっちしたら最高にロックかな、と。
確かにノーベル文学賞なんてちょっとハイソすぎる賞、
ちょっとロックとは縁がないですよね。
ここは敢えて、そんな高慢ちきな賞の受賞なんてクソ食らえ、
誰が出てやるか、と受賞拒否したらボブ・ディランかっけー、ってなるんですが、
最高に面白いんですが、いかがでしょうか。
もちろんノーベル文学賞は、権威ある、偉大な栄誉ですよ。
でも確かに、今ある退屈な社会を抜け出す存在であるロックに従事する人だからこそ、
その栄誉を受けてしまったらロックを殺してしまうのかもしれませんね。
サーの称号を得てしまったミック・ジャガーを窘めたキース・リチャーズのように、
譲れない、確固たる信念を掲げることが、
今もロックを大事にすることかもしれません。
もしくは受賞するにせよ、ポール・マッカートニーのように、
女王陛下が聴いているライブで"Her Majesty"*1を演奏する、
そんな皮肉があっても面白いのかな、と思います。
ちょっと話を広げすぎました。
曲紹介もしないといけないですね。。。
Don't Think Twice, It's All Right・・・邦題「くよくよするなよ」は、
本当に丁度いい意訳。
言葉を書きなぐりながらも、全て文の最後は必ず韻を踏んでいる気持ちよさ、
もしくはある一節を繰り返して、次に来る一節は変えて展開していく心地よさ、
私もバンドで歌詞を書く際に何度も参考にしたくらい、素敵な詩です。
そして詩も素敵ですが、これにまたぶっきらぼうな曲がとってもマッチするのです。
ところで個人的には、PPMのカバーも好きだったりします。
初めて聴いたのはPPMバージョンなので、私はどうしてもオススメするんですね。
ハーモニーの美しさ、曲としての洗練さはPPMなのでもちろんのことですが、
メロディの美しさ、言葉の音韻・リズムの綺麗さは、こちらが最高に素晴らしい。
こちらもまた、是非御一聴ください。