ニュルンベルクのクリスマスマーケット
今週のお題「クリスマス」
師走が駆けてゆく
ご無沙汰してます。
12月は、家族全員がローテーションで風邪、結膜炎、その他諸々にかかり、誰かが治っても誰かがダウンするという日々で、あっという間に過ぎていきました。
結局、今月やろうと思っていたことの半分もできないまま、クリスマスに突入しようとしています。
小さい子がいる家庭ってどこもこんなものなんでしょうかね?泣笑
弾丸でニュルンベルクへ行ってきました!
が、この状況でも、夫の出張の合間を縫って、ドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケットに行ってきました!
これも夫の仕事上の友人に会う目的で、たった24時間のドイツ滞在でしたが、、
私にとっても、夏休みのドイツ旅行ぶりに友人らに再会できて楽しい弾丸旅でした。
ドイツの人々にとって、ニュルンベルクといえばおもちゃの街らしいです。
クラシック音楽好きな人にとっては、マイスタージンガーですね。
そして、クリスマスマーケットでも、ニュルンベルクといえば世界一有名だそう。
実際、ニュルンベルクのクリスマスマーケットには、とにかく、圧倒されました!!
こじんまりとした街の中心部すべてが、クリスマスマーケットになるのです。
その規模は今までに見たことないくらいのものでした。
おもちゃの街と呼ばれるだけあり、子供用のクリスマス遊園地&マーケットもあるのです。
私は今まで、ドイツだとミュンヘン、フランスのパリ、オーストリアのウィーン、そして地元イタリアなどのヨーロッパのクリスマスマーケットにいくつか行きましたが、本場中の本場には、お見それしました。
日本人のツアーのお客さんも何人かお見かけしましたが、この時期のドイツ観光は、実際、見応えあるでしょうね。
ヨーロッパのクリスマスマーケットは、どこもそれぞれ素晴らしいのですが、ニュルンベルクは、子供の頃の夢の中で見た世界そのものでした。
我が子はまだ1歳半なので、ベビーカーでの移動でしたが、近い将来、またクリスマス時期に再訪したいものです。
写真は、たくさん撮ったのですが、まだ整理できていませんので、また近々追加できたら。
せっかくなので今日の一曲
東京フィルのジルベスターコンサートの動画のようですね。
年越しカウントダウンと共に曲が終わるのは凄い!
ニュルンベルクに行くと、この曲が胸に響き渡ります。
私にとっては、高校の音楽礼拝でフルオケで演奏した懐かしい思い出です。
今思えば、朝っぱらからなんとド派手な曲を披露してたんだろう。。
さて、イタリアは25日26日が祝日でどこも一斉休みとなりますので、
今日明日までが買い出しのチャンスです。(特に今日までは、どこも恐ろしく混んでいます。)我が家も急いでチキンのステーキとクリスマスケーキを買い出しに行きます。
皆さん、良いクリスマスを♪
意外に働き者?なイタリア
イタリア、本日も晴天なり
住むことは出来ない、
でも私達、
日曜に至っては、
クリスマスの準備は着々と
近況とイタリアの赤十字病院
まず、息子の近況
赤十字病院について書こうと思っているうちに、、
息子は早くも次の病気、手足口病に。。。
発熱、全身の湿疹、特効薬なし、飛沫感染、何度も罹る危険性あり、、
手足口病って恐ろしい病気なんですね、初めて知りました。
そして夫は先週も、今週も、そして来週も、出張!!!
毎週違う国にいます!!
なので、すべて自分ひとりでやるしかない。
保育園も、病気になられると登園拒否されるし。。
ということで、病院や薬局に通いまくりです。
それほど不在の多い夫ですが、在宅時は本当に頼りになるし、
業界の景気が今年良くない中でも、夫はとても良い結果を継続しているらしい。
同僚からでさえ、働き過ぎ!と突っ込まれてるそうですが。
私も時折発狂しそうになりながらも、ワンオペ海外育児を頑張っている甲斐があるというものです。。。^^
ただ、もう海外生活が結構長くなってきた私ですが、
こちらでの生活、仕事、育児、泣いたことは何度かあるけれど、
つらいとか逃げたいと思ったことは一度もないんです。
子供の頃、どうしても解けなかった問題や出来なかったことが、
ある日出来るようになることがとても嬉しかったのと同じように、
何も知らなかった土地で、少しずつ学んで、経験値を増やして、
出来ることが増えていくのは、大人になってもやっぱり嬉しいものです。
いや、大人になってからだからこそ、余計に嬉しいのかも知れない。
大人になればなるほど、自分の中に変化を見つけにくいだろうから。
小さな成功体験を日々積み重ねているといえばそうなのでしょうか。
あと、今いる場所が自分の居場所だと思うし、元々根本的なところが能天気なのかも。
アウェーな生活は、そういう人の方がきっと合ってるんだろうと思ってます。
他の海外在住の方はどうでしょうか?
そして、赤十字病院
イタリアでは、医療にかかる場合、かかりつけ医(Medico di base)か、総合病院(Ospedale)の二択になります。プライベートでの医師出張派遣サービスなどもあるみたいですが。
大抵の場合、まずは自分が登録しているかかりつけ医に最初に行くことになるんですが、当日朝の決められた時間内に電話予約しておかないといけなかったり、平日の数時間しか開いていなかったりと結構な制約があります。
なので、急を要する場合は、24時間やっている総合病院の救急(Pronto Soccorso)に走ることになるんですが、こちらはいわゆるトリアージで、赤信号の患者からいち早く診ていくシステムのため、命に別状がない場合は、結構な時間待たされることになります。
うちの子は元気なので、病気以上に怪我が多く、夏に額を切って出血したので、総合病院の救急小児科に連れて行ったのですが、本当に容態の悪い子供たちばかりで見ていて気の毒になるくらいだし、院内感染しそうなアブナイ雰囲気も。。
その時は額の出血の見た目がおどろおどろしかったためか、割と早い時間に診てもらえたのですが。
でも、子供って、平日夜遅くとか週末とか、お医者さんがやってないような時に限ってトラブるのが常ですよねぇ。。
なので、そういった時間にも対応してくれる医院がないものか、、、と探していたところ。
ありました、Croce Rossa Italiana・イタリア赤十字です。
Google mapで探せば、家から最寄りのがきっと出てくるのではないかと思います。
うちは幸い徒歩5分以内のところにあったので、先日の「何を食べても吐く」という症状の時に連れて行ったら、小児科専門じゃないけれどという前置きはありながらも、週末の夜にすぐ診てもらえました。
結果、大事ではなく、すごく助かりました。
かかりつけ医がやっていない時間(深夜以外の平日夜間・土日祝)にやっているし、ここで解決できないひどい症状の場合は、救急車で総合病院まで運んでくれるそうです。
ちなみに私は、イタリアでは、総合病院から小さなクリニックまで合わせると、10以上の医療機関に今まで行きましたが、ほぼ英語は通じないと思った方が良いです。
たまにすごく英語堪能な医師もいますが、かなり稀なので、そうだったらラッキーというくらい。
でも、基本のイタリア語が出来れば大丈夫。説明ができるように、普段から部位や症状の勉強をしておけばもっと安心です。すごく不安なら、通訳さんに同行してもらったり、プライベートの外国人用病院もありますが。
そして診療代は、保険証見せればもちろん無料。税金が高いとはいえ、すごいですよね。。
海外住まいで一番悩ましいトピックのひとつが医療だと思います。参考になれば嬉しいです。
なぜ、スイス国旗なのか?
そう、スイス国旗と赤十字のマークって似ていますよね。
実は、赤十字のマークはスイスの国旗から。こんな由来があるのだそうです。
国際的な救護組織をつくろうと、16か国の代表が集まった時、オランダの代表が提案して、この組織を呼びかけたデュナンの祖国であり、その発足に大きな支援を与えたスイスに敬意を表して、スイス国旗の色を逆にした旗を、この組織のシンボルにし、組織の名前にしよう、ということになり、赤十字のマークと組織の名前が決定したのです。
赤十字発案者であるデュナンには、第一回目のノーベル平和賞が贈られたのだそうです。
こういうのは、本当に価値あるノーベル平和賞ですね。
今回、身にしみて思いましたよ。
下記ページから引用させていただきましたので、詳細ご興味ある方いらっしゃればどうぞ。
近くて遠い、スイスは面白い
アルプスシリーズ、お次はユングフラウヨッホです
最近、お隣の国スイスの観光情報をよく書いてます。
この時に行ったスイス旅行中、最もお天気が良かったのが、
この大本命・ユングフラウヨッホに行った日でした!嬉しい!
ちなみに、ユングフラウヨッホの存在を知ったのは、
子供の頃、この本*を読んだ時です。
どんなところなのかと想像に胸膨らませたので、
実際、この景色を見られた時は感無量でした。
でも、すっごく寒かった(笑)
夏だったけど、気温は氷点下で、晴天だけどブリザード吹いてました。
*三毛猫ホームズ、懐かしい!今はより可愛い表紙になってますね〜。
スイスの印象は、不思議な国
北イタリアに住んでると、ローマはじめ南の方のイタリア国内よりも、
スイスの方がずっと近く感じます。
実際に近く、車を1時間程走らせれば国境だし、
南イタリアよりも断然行く機会が多いです。
我々が一番頻繁に行くのは、アウトレットのフォックスタウンかな。
でも、スイスって、知れば知るほど、不思議な国です。
実際行ったらわかるのですが、国土のほとんど山だらけ。
その合間に可愛い村々と牧草地が所狭しと広がる、本当に小さな国。
年間通して気温は低く、山があるから天気がすごく変わりやすい。
昔は貧しくて、傭兵で国家の生計を立てていたというのは有名な話です。
でも、精密機械と金融産業で成功し、
EU内のみならず世界的なブランド力がありますよね。
人口は850万人くらいしかいないけど、平均給与は世界一レベルに高く、
ぶっちゃけイタリアやフランスの2〜3倍らしい(笑)
その代わり、生活費もべらぼうに高く、外食ひとつとっても、
北イタリアの1.5倍〜2倍、南イタリアの3〜4倍くらいかなぁ。
なので、イタリアやフランスに住んでスイスに通勤するという人達もいるのですが、
最近はそれも制限かかってきてるみたいです。
独自のポリシーがある永世中立国で、
少し移動するだけで公用語がどんどん変わっていく。
スイスジャーマン、西部はフランス語、南部はイタリア語、その他ロマンシュ語など。
EUに所属していないから、通貨も違うし、EU圏携帯ローミングフリーも使えない。
税金も違うので、イタリアよりもガソリンが安く、
国境近くに住んでいる人はスイスに給油しに行っています。
EUという中で一応足並み合わせているヨーロッパの中でも、
孤高というか、異端というか。そんな存在感があります。
スイス人は、一生のうちに、生まれ故郷を離れて生活する人が、
世界で最も多いという統計を見たことがあります。
逆に、故郷で生まれ育ち、同じ土地でそのまま生涯を過ごす人が、
最も多いのが日本人だそう。
日本人で海外転居までする人は、全体の1%しかいないそうです。
私達は1%なのかぁ。実際どうなんでしょうね?
本日、新鮮なポルチーニ(茸)あります。
ナヴィリオの骨董市
先日、まだお天気が良かった頃。
ミラノのナヴィリオ運河に行ってました。
まぁ行ったとはいっても、私はあまりの人の多さに、一瞬だけ。
今日は月一回、最終日曜日だけ開かれる骨董市の、まさにその日で、
骨董好きの妻はそれ目当てだったのでしっかり堪能したようですが。
ナヴィリオ運河というと、日本からいらっしゃる方を案内する度に、
「『紅の豚』のワンシーンに出てくるんですよ、この運河。」
と、お決まりのように説明するんですが、
実際はあんな飛行艇が飛べるような広さどころか、この運河、本当に狭い。
(昔は運河が埋め立てられておらず、そんな広さがあったのかと思いますが)
そんな狭い運河に骨董市の露店が隙間なく開かれ、
いつでも多い観光客に、骨董市目当ての地元民が合わさった人混みコンボ。
あまりの人の多さにすぐにベビーカーを引きずって、近くの公園に避難しました。
食事だけ一緒に来た感じです。
私にとって、今日はテノハラーメンが美味しかったことで、十分です。
定番の秋冬料理
さて、秋といえばやっぱり「食欲の秋」。
Goloso(食いしん坊)にとって、イタリアの秋は楽しみな季節です。
(毎年言ってる気がしますが、、、)
以前紹介したうなぎや、白トリュフもそうですが、
そんな地域限定のものではなく、
より一般的なのはフンギ・ポルチーニでしょう。
フンギ=Funghiとはキノコのこと、ポルチーニ茸は日本でも結構有名ですよね。
初秋になると、スーパーマーケットにもじゃんじゃん出てきます。
シーズンじゃくても、乾燥ポルチーニならいつでも手に入ります。
どう調理したって美味しいですが、やはり私は、リゾットで食べるのが一番好き。
私の場合、リゾットってなぜか量は沢山食べられないんですが、
フンギのリゾットだけは別格!!!!
あの特徴のある濃厚なコクと味わいに、ペロリと一皿いけちゃいます。
もうひとつ、こちらでの秋冬の風物詩として有名なのは、オッソブーコ。
仔牛の骨付きすね肉を煮込んだミラノ料理で、黄色いミラノ風リゾットとワンプレートでいただきます。骨髄までしっかり食べるので、一皿でお腹いっぱい。
きちんとオシャレして、温かいコートに身を包んで出かける晩に食べたいご馳走です。
あぁ、書いてたら無性に食べたくなってきた。
近所にオッソブーコを出す可愛いオステリアがあるから、近いうち行こうかな。