Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

ラップランドの焚き火

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パチパチ、パチパチ・・・

フィンランドでは、何度も焚き火をする機会に恵まれました。

1月のフィンランドは、寒いだけでなく、日照時間が体感でおそらく6時間もありません。朝10時前に、ようやく一面明るくなったなぁと感じ、午後3時を過ぎると少しずつ暗がりを感じ始める、そんな日々。冬至の頃のアイスランドもそんな感じでした。

緯度の高いオウルでは、夕方5時くらいでも、もはや深夜のような暗闇と静寂でした。故に、なかなか明るい写真を撮ることができず苦戦しました。。

年中、太陽が燦々と輝くイタリアでは、そういえば、焚き火やキャンドルといった習慣があまりない気がします。

子供の頃、大好きだった、スウェーデンを舞台にした児童文学「エレベーターで4階へ」(この本をご存知の方いるのでしょうか…?)でも、長い夜とキャンドルを愛用している暮らしがとても美しく描かれていて、未知なる北欧への想像を当時かき立てられたことを思い出します。

 

焚き火ってね、あんまりお互いの表情とか見えないのがいいですよね。
スポーツの後、ハスキー犬ぞりの後、温かい飲み物を片手に、揺らぐ炎をじーっと見つめながら語り合う、そんな静かで豊かな時間を共有できたラップランドの深い夜でした。

今夜の一曲

MISIA - キスして 抱きしめて - THE TOUR OF MISIA 2004 MARS & ROSES

この曲、過去に聴いていた訳ではないのですが、
なぜかどうも懐かしくて胸がキュンと締め付けられます。

今夜の月と星が特別綺麗だからかなぁ、とてもしんみりします。
ひとりの晩に聴きたい、名曲ですね。

真冬のフィンランド - NBE Finland -

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NBE Finlandに参加して・・・

今年の1月、NBE Finlandでの一コマ。
一生懸命にソリを引いてくれるトナカイを激写したものです。

NBE Finlandは、フィンランドでのトラベルブロガー&ライターの祭典のようなもの。
世界中の旅行好きな人々からは、じわじわとその存在を知られてきているようで、
応募者数も激増中、年々激戦になってきているようです。

無事選考通過した後は、ヘルシンキでの旅行イベントの前後にプレツアー、ポストツアーがあり、どちらか、または両方参加することができます。
取材旅行なので、参加費はほぼかかりません。
むしろ本当に色々と高待遇!
例年1月中旬にあるので、その頃に時間の余裕があって、我こそは!という方は是非応募をオススメします。

 

私は、北フィンランドラップランド地方の玄関口のオウル(Oulu)という街と周辺地域に行くプレツアーに参加しました。
オウルでのツアーは、このトナカイ牧場ハスキー犬ファームオーロラツアーと、フィンランドの目玉盛りだくさんでした(オーロラは一晩しか見るチャンスがなかったので、今回はあえなく見られず涙)。
ただ、幸い、私が行った頃は、極寒だったらしいお正月頃に比べるとぐっと寒さが緩み、最低でもマイナス3度くらいまでにしかならず、外にいても余裕でした。

2泊3日のプレツアーは、全員初対面の人ばかり。もちろん国籍・出身はバラバラ。
参加するには、それなりの語学力とコミュ力は必須と思われます。
若干人見知りである私も内心気後れしましたが、なんとかやってきました!

メンバーは、本当に一期一会というか、もう会うこともないかも知れないけれど、みんな驚くほどの旅マニアでした。
生まれた国を遠く離れて暮らしている私達のような人や、バックパック一つで、世界1周に収まらず、何周もしているような旅の途中の人なんかが何人もいました。
年齢もおそらく30代がメイン層で、若すぎる学生感覚でもなく。

改めて、「世界には様々な生き方と幸せのかたちがある」と、すごく刺激を受けました。
「ライフワークとしての旅行」を考える、良い機会となりました。

そう感じられただけでも、参加して良かったです。

しばらく、フィンランドでのことについてブログ書きますね。

 

 

パリの夜空と大車輪

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確か移動遊園地だった気が・・・

昨年4月に撮影した写真ですが、記憶にないです。

よくある構図ですが、上達は誰かのマネをすること。
たまに自分が、なかなか上達できなかったり、
一歩踏み出せているかどうか疑問になりますが、
少し過去を振り返る時間を取ってみて、
自分が成した事を眺めてみるのも良いことかもしれませんね。

さて、来月から、この夏から再開してみますか。

露出の話

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ブレラ地区でELLEの30周年記念の展示がやっていました。

え、ELLEって30年しかなかったのか、と驚きましたが、
調べてみると、ELLEイタリアでの話。
びっくりしました。

 

昔、自分は濃いめの色、露出を下げる方が好きで、そんな写真を撮っていましたが、
最近は明るい色、露出を上げ目に撮ることの方が多いです。

修正でもう少し露出を上げても良かったのですが、
そのままの色を出しておきたかったのでそのままにしています。