イタリアの出版社が屋外迷路を作るとこうなる
最近行って面白かったところ
隣州のエミリア・ロマーニャ州にある、
Labirinto della Masone
直訳すると、「マゾーネの迷宮」です。マゾーネは地名。
ここは屋外迷路施設なんです。
上からみると、こんな感じで芸術的!
面白いことに、この迷路の壁は、最初の写真のような、東洋的な竹林なのです。
中国由来の細めの竹なので、日本の竹林とはちょっと雰囲気が異なりますが、
日本にいるような静かな雰囲気が味わえました。
迷路としてはそこそこの難易度なのかな?
この模様をぐるっと一周するようになってます。
子連れなので、所要時間1時間くらいかかりました。
ここのオーナーはフランコ・マリア・リッチというイタリア人で、
自ら芸術系の雑誌を編集発行する出版社をやっていました。
残念ながら2020年に亡くなったようですが、
1982年から30年近く「FMR」というアート雑誌を発行し、
2015年に、FMRが全巻見られる美術館が併設されたこの迷路をオープン。
つまり、ここはマリア・リッチの人生の集大成といえる場所。
実際、FMRはすごく凝っている美しいアート雑誌で、
美術館で読んでいるだけでも面白かったです。
今日の一曲
最近気に入ってる、イタリア歌手Tommazo Paradisoの爽やかナンバー。
Ricordami(2020)
イタリア語ははっきり明確な発音の言語なせいか、
歌詞の韻をよく踏んでいるのがとても聴き心地が良いなと思います。
AdessoとStessoとか、BastaとPastaとか。
E se finisse pure il mondo adesso,
La nostrra vita restera lo stesso...
(今、世界が終わっても、僕らの生活は変わらないだろう...)