選挙バイトと青春の日々
今週のお題「やったことがあるアルバイト」
一番印象的だったアルバイト
私立エスカレーター校で育った私にとって、
大学生になるまでアルバイトは縁のないものでした。
いわゆる附属上がりなので、大学入学後、日本各地からやってきた同級生達に出会い、
自分の世間知らずっぷりが急に恥ずかしくなったのも、大学生になってからでした。
政治経済系の学部だったので、学ぶからにはとことんやりたい性格なのもあり、
大学の長い夏休みを1年目は地元の国会議員事務所、
2年目は東京永田町の国会議員事務所でインターンをするということに費やしました。
そんなことをしていたら、必ず回ってくるのが、「選挙のバイト」。
先日、Netflixで公開された日本のドラマ「離婚しようよ」は、
国政選挙をメインに取り上げたドタバタコメディ劇で、
かつての選挙バイトの日々を懐かしーく思い出しました!
あーまさにこんなんだった!って感じです。
みんなでお揃いのTシャツ着て、主要な駅前でビラ配りや声出し、
この写真みたいに、選挙カーや自転車で駆け回っていた。
事務所に戻れば、演説の設営やお茶出し、手紙書きや電話掛け、
短い選挙期間中だから、やることは山ほどあります。
そしてバイトは学生が多いものだから、当然、恋の火花もあちこち飛び散って、
嗚呼、青春の日々!!!!😆
複数回手伝ったので、当選も落選も経験しました。
落選のときは、ほんの100票差ほどで負けたので、全員が呆然と佇んでいたのが忘れられないです。
そこから時は流れ…
今はイタリアで外国人として暮らしているので、住む国の選挙権を持っていないけれど、
こちらの選挙は選挙カーなんて無いし、いつ選挙やってたの?というくらい静かなものです。
郵便受けにビラが入っていることはありますが、基本的に国民は平日夕方などに行われる討論会などに出かけて、誰に投票するのか決めるのだそう。
そういえば、数年前に行われた国民投票では、イタリア国会議員定数を削減する議案についてで、国民の圧倒的賛成により可決されました。
そう思うと、このドラマ内で繰り広げられる選挙戦は、改めて、ちょっと異様だなぁ、と苦笑いしてしまいました。
脚本家であるクドカン達が、日本の政治や選挙が少し風変わりなところを海外の人に知ってもらえたら、というようなことを言っているインタビューを読みましたが、実際、異質だと思います。
ただ、多感な大学生のときに、こういった世界が垣間見れて良かった!
学生時代って、いろんな職業体験ができる最高の機会でもありますよね。
大学時代、バイトは他にもしたけれど、もっといろいろしても良かったなと思うくらいです!
趣味全開で、サーティーワンとかサンリオショップとかでも働いてみたかったな〜(笑)
今日の一曲
⛱DISCO PARADISE🌻
青春の日々ということで、イタリアの思いっきりパリピな一曲を!
この夏、イタリア各地で流れまくっている、めちゃくちゃ夏っぽいナンバーです🌈