Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

コミュニティを汚さず生きること

お題「最近気になったニュース」

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タカセナツコさんという女性のニュース

www.corriere.it

2月中旬の話ですが、同僚が仕事中にこんなニュースがあるって読み上げてきました。
タカセナツコさんというペーザロに住んでらっしゃる方に表彰状が行ったと。
タカセさんは、特に誰から言われたわけでも無く、町の掃除をしてらしたそうです。
オーストリア人同僚に第三世界と言われてしまう、この汚いイタリアという国で。
これは、イタリアの大体のニュースに取り上げられていたみたいです。

最初は防犯カメラ?に写った掃除をしている女性を、
「誰なんだ、この人は?イタリア人か?外国人なのか?」
とペーザロ市長がFacebookに投稿して広く探したそうです。
その中でタカセさんが見つかったんだと。

ウチのイタリア人同僚から、「日本では当たり前なの?」と聞かれたので、
「うん、結構一般的」と返しましたが、ふと思い直して、
「でもイタリアで、それも南でそれを行うなんてすごいよ」と付け足しておきました。

実際すごいですよね。
我々はやったことないですよ、自分の家の前も。だってイタリアだもん。
日本では実家の前や、地域の掃除とか結構やりましたがね。

ヨーロッパでは、市町村やアパートが掃除夫を雇って綺麗にするのが一般的で、
その分がごみ税やマンションの月々の共益費の一部になるわけだ。

でもそれがどこか、他人が綺麗にする、という認識になっていて、
道行く人は、結構平気でポイ捨てしたりする。
右寄りな話をすると、イタリア人だけでなく、特にブルーカラーの移民層が。
あれは正直やるせない。
高速道路で渋滞にハマった時、中央分離帯は掃除車じゃ取れないゴミだらけです。
街のあちこちにゴミ箱があるのに、普通にポイと捨てる。

 

このペーザロ市長も良いことを言っていて、
「誰もが綺麗な街に住む権利は有していて、けれど汚さない義務や市町村に敬意を持たなければならない。」
いやはや、その通りだと思います。

ねぇねぇ、スペインってもう30度あるんだって。

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さ、さんじゅうど?

オーストリア人がイタリアに来て言いました。
「あぁやっぱりイタリアは最高だ、2月なのに雲一つない青空でこんなに暖かい。」

一緒に来ていたスペイン人が言いました。
「これが暖かいだって?いやいや、ウチんとこもう30度あるよ。」

え?

英語だし、13度の間違いかと思って聞き直したところ、やっぱり30度。
確かに調べてみたらムルシアとかバレンシアって今週末も27、28度とかなんですよね。

写真はもっと北のミハスです。

ロッケンロール

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ハイハットの写真です

今日は仕事後スタジオで遊んでいました。
写真撮影はまだ5年程度の趣味ですが、音楽は早15年以上の趣味です。

イタリアにも、ここミラノにも練習スタジオはあります。
私が行った事あるのは3箇所、その内録音できる場所は2箇所あります。

今日は録音スタジオのおじ様、我々パオ爺と呼んでいますが、
彼が自分のユニットの演奏があるというので、隣の練習スタジオで遊んでいました。

面白いのは、イタリアの楽器ブランドも無くもないのですが、
ほとんどのブランドは日本で見かけるモノと殆ど相違はありません。
Marshallのギターアンプはどこにでもあるし、今日はオレンジのアンプでした。
そういえば日本に居た時よく重宝していたJCシリーズは中々見かけません。
そうか、ローランドは日本のブランドなんだ、と実感する次第です。

ドラムセットもだいたい同じですね。
あ、でも写真のパイステ、スイスのメーカーなんですね、知らなかった。

ドブロブニク観光の記事を寄稿しました

お題「どうしても言いたい!」

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クロアチアの素晴らしさについて

妻LINEトラベルjpへ、ドブロブニク一日観光モデルコースを寄稿しました。

www.travel.co.jp

写真撮影は旦那の私です。
だから妻が写ってる写真があります、まぁ分かりますよね。

散歩していて面白い街というのがヨーロッパではいくつかありますが、
ドブロブニクはその内の1つでしょう。
街は城壁の上を歩く楽しさもあれば、城壁内をぶらぶらする楽しみもあって、
実は平坦かと思いきや結構な階段があったりします。

今度記事になるスプリトも同じように城壁に囲まれていて、
ここもまた細かい道が入り組んで結構面白いんです。

ガチのクロアチアの方にどこかオススメある〜?って相談すると、
日本の観光ガイドブックに乗ってないような場所を沢山教えてくれます。
そもそもクロアチア自体、あまり日本では知られてないですよね。
あんまり人気になって混雑してほしくないけれど、
でも知らないなら知らないで、そんな勿体ない!、と思う国です、クロアチア

この国、譬えるなら、瀬戸内海と沖縄を足して割らないまま、
ローマとフィレンツェのエッセンスを振り掛けた感じです。
もち米と小豆がミックスされて、さらにごま塩かけて食べるみたいな。
休日なんて、働きづくめの日本人にとっちゃ、何よりもめでたい日なんだから、
食べるのは高級ステーキよりも、の方がええんとちゃいますか?
言いたい事はよく分からないけど、
とりあえずクロアチアすげぇ」って分かってくれれば幸甚です。

W杯で準優勝の国ってわけじゃないんすよ、旦那。

 

写真はちょっと彩度いじくりすぎましたね、反省。
綺麗な写真だから、しっかり化粧したくなるんだよ、たまには。