Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

悪魔襲来

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 悪魔がやってきた

6月にイタリアで猛威を奮っていた熱波ですが、結婚式名目でパリに脱出し、帰伊した頃には涼しさを感じられ。

その後、ちょこちょことした暑さはあったものの、気温の下がる晩も増え、ほどなく8月、これで今年の夏はひと段落と胸を撫でおろしていました。

(うちは全面的に南向き&異常に機密性が良い建物なので、冬は真冬でも室内半袖の天国なのですが、夏の暑さはダイレクトに響くのです。)

 

しかし。。。我々の読みは甘かった。
今週、今年最大にして最強の熱波が到来、その名も「悪魔(LUCIFERO)」。

いつも通りアフリカ方面からイタリア半島を直撃する熱波ですが、名称からしてやばすぎます。

それでもまだ北部のミラノは最高37度とマシな方で、iPhoneの天気予報のローマ気温は41度。

しかし、8月のイタリアといえば、他国からやって来るバカンス客のピーク期。ローマ以南の南イタリアは灼け焦げるのではないでしょうか。

そういえば、ミラノ方面でも、2ヶ月ほど、ほぼカンカン照りの毎日なので、よく樹々や植物は生き長らえてるなと感心しています。今週、イタリア旅行中の皆さんが結構本気で心配です。

我々も、車で北上して納涼を考えてるんですけど・・・、ドイツ圏の人々が民族大移動のように南下して来るので、北イタリアの主要道路は凄まじい渋滞に見舞われるのです。

過去記事参照:
italia.hatenadiary.com

という訳で、8月のイタリアは、どこ行ってもシッチャカメッチャカ、我々も早めにバカンス逃亡したいところです。。(8月半ばに役所に招集される日があるので、なかなか出かけられない)

今日の写真

自分で撮りながら忘れてた、写真は5月に撮影した、旅先の徳島・鳴門大橋です。

日本は5月、そして10月から初冬にかけてが最高の気候ですよね。いつもその頃に帰るのを何とか画策しています。

今日の一曲


AC/DC - Hells Bells (Official Video)

悪魔襲来中の熱帯夜、これ聴いてテンション上げてます。汗ダラダラ。

綺麗なところばかりじゃないイタリア

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陰だってある

イタリアだって、日本だって、綺麗なところもあれば、汚いところだってあります。
写真はポルタ・ジェノバ駅から、線路を渡る際の陸橋。
あっち側に飲屋街があります。

悲しい事に、おばあさんが真ん中でひたすら恵みを待っていますが、
ああいう物乞いに、私はどうしても恵む気になれない。
場合によっては、カモだと思われて、後をつけられたりするらしいですよ?

喜捨という考えは素晴らしいと思いますが、
臆病者の私には、どうしてもできない。
君子危うきに近寄らず、と言い訳を盾にする。

 

閑話休題

同僚の奥さん(元((円満別居で、今では子どもの面倒を見合う親友みたいな感じです。籍を外さないのは、二人で購入した家の財産分与が面倒だから。ヨーロッパの度量ってすげーな、ってつくづく思います。)))が、来週末から日本に行くそうで、
日曜日は夕飯にお呼ばれして、色々とお話してきました。
行く先は東京、京都、広島。
広島は、カープ坊やを至る所で見かける最高の場所だよ、
と当然の事ながら宣伝話しておきましたが、
私が住んでいた東京は、やっぱり行って綺麗なところと、
あまり行かない方が良い場所も話しておきました。
だってオススメしたくないところはオススメしたくないもの。
京都は逆に一切話さなかった。
確かにあそこもオススメしないところもあった。

 

でも、巣鴨ってどう?って聞かれて、普通の生活以外何もないよ、と答えたら、
そういうところにこそ行ってみたいのよ、と言われてしまいました。
そういうところに行って、ぶらついてみて、雰囲気を味わいたいんですって。
確かに、何があるからその場所に行く、という訳ではないんですよね、旅行は。
自分の写真に生活感ない理由なのかな、と少し反省。

どうでもいい文章を羅列しましたが、彼女が日本旅行を楽しんでくれると嬉しい。

アイスランドの氷を懐かしむ

お題「好きな街」

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こういう暑い時こそ氷

夏だから、とアイスランドの写真を載せるのは、
去年に続いて2回目です。

氷の洞窟だけじゃなくて、アイスランドという国自体が、
すごく素敵で、幻想的な場所でした。

もう一度行きたいなぁ。

ミラノのプラネタリウム

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ミラノプラネタリウム

先日、七夕のイベントでプラネタリウムに行った時の写真です。

正直、設備は古いし、椅子も木だから快適じゃないし、と、
想像通りのイタリアだったのですが、
ドームは芸術じゃないかと思うくらい感動しました。
レンガ(?)作り、ここでも雰囲気が良い。

多分、プラネタリウムという観点なら真っ白な方が良いんでしょう。
ただ、この国は実用性よりも芸術性を採用しがちな国です。
それが、別にイタリア大好きじゃない私にも感動を与える事もあるのが、
このイタリアの良いところだと思います。

ヴェネツィアのゴンドレ

お題「カメラ」

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昨日の写真は私たちのではありません

すみません、先日のフラワーシャワーを両手に持った写真は、
私が撮ったものではなくて、友人が撮って、私にくれた写真を使いました。
今度またこっちに来る時に、彼にはお礼を言おうと思っています。

どうでもいい話なんですが、実はInstagramにあるような、
何でもかんでもノスタルジーっぽく加工する写真は、私は好きじゃありません。
昨今、猫も杓子もああいった加工しているじゃないですか?
昨日はどうしてもあの写真を、ああふわっとさせたかったのです。
最近の私は、少し写真をいじっておりますが、
個人的にはなるべく見た目から外したくないと思っておりますので、
今後とも、ご愛顧いただけると。

 

ちなみに、あくまで「私は」の話です。
上西議員*1の炎上商法と一線を画す為、敢えて書きますが、
こだわりがある方々が、自分の好きなスタイルを貫き通すのは、
私はすごくいいと思うんですよ。
特に、一眼レフで丁寧に撮られた写真を、
さらに加工で思うように表現されているのを見ると、感動を覚えています。
ブログを初めて1年ちょっと、色んなブログを拝見させていただきましたが、
今後も素敵な写真ブログを見つけられたら嬉しいです。

 

さて、なんだかんだ、今回の写真も白黒にしてみました。
カラーでも良かったんですが、やっぱり快晴の中、フィルタがないと、
明るすぎる写真になるんですかね。

ちなみに、ゴンドラはイタリア語で複数になると、ゴンドレになります。
もうちょい同じ格好でゴンドレが並んでいたら良かったけど、まぁいいか。
3つのゴンドレを、アンドレ・カンドレ・モンドレ、とでも名付けておいてください。

*1:不思議な事にまだ議員活動を続けてらっしゃいますね、あの不屈の精神は見習いたい。