Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

ミラノのシーフードと牡蠣の話

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宣伝させてもらいます

9月は本当に忙しくて、自分はそんなに移動しないのに、
色んなところからお客さんや友人が来てくれて、会食、会食の毎日でした。

折角なので、自分が行きたい美味しいところに連れていきました。
ついでに並行して書いているブログの記事ネタにもなるように。(グフフフフ)

まぁもし興味があれば是非リンク先ご覧ください。

28-primavera.com

牡蠣のシーズンになりましたね

ところで、気付けばRの付く月、牡蠣のシーズンになりましたね。

私は牡蠣が大好きです。
正直、生牡蠣よりもカキフライが一番なのですが、この国にはないですからねぇ。
こればっかりは日本へ帰りたくなります。

とはいえ牡蠣自体が好きなので、レストランで生牡蠣(大抵、前菜)があると、
特に考えもせず、気軽に頼んでしまいます。
そして、当たってしまいます・・・また来たか、ノロウイルス

私、実は当たる確率・・・打率が昔は結構高かったのです。
そうですね、ほんと5割くらい
イチローも真っ青なそんな率を残しながらも、全く懲りずに食べる自分は一体・・・

あれって本当苦しいですよね。
幸い大病を患っていないせいか、今の所あの苦しみが一番の苦しみです。
でも、それでも生牡蠣をメニューに見ると頼む、
全く学習能力のない自分は、ノロウイルスを侮っているのかもしれません。
いつかしっぺ返しが来るのかな。

 

でもある日気付いたんです。
食べた時の体調を思い浮かべてみると、
大抵仕事で忙しくて、睡眠不足だったり、精神的に参っていたり、
とにかく食べる以前に休めよ、とツッコミたくなる状態だったんです。
(前述の5割の打率はほぼ東京で働いていた時でした。)

それからというもの、体調が整った状態で食べると、まず当たらない。
5割の打率は急降下してくれました。
今や、最近打率0割です、全く当たってません。
個人差があるかもしれませんが、やっぱり人間、余裕が大事かと。

 

また、牡蠣って冬の食べ物ですよね。
冬は牡蠣鍋が食べたくなります。
あれもカキフライと同じ、牡蠣のミネラルをしっかり取っている気がして、
牡蠣を食べずにいられない、そんな状態に私をしてくれます。

 

ちなみにニュルンベルク辺りでは、Rの付く月は、鯉のシーズンともいいます。
残念ながら4位に終わってしまったカープの話じゃありません。
食べる鯉の話です。
たまに無性に食べたくなります、あれも冬の食べ物ですね。

初めての中国のお話

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初めての中国

もはや去年の出来事になりますが、ちょうど今頃中国の長沙に出張していました。
今まで行く機会が中々なかった中国。
あの後、たった一年で寧波やら香港やら行きましたが、
今でも出張で行くと思うとワクワクする。
ほんと少しでもいいから街ブラして撮影したい、その地の音楽を聴いてみたい。

高校時代、宮城谷昌光の小説から『史記』を読み込むくらい、
その歴史の魅力にどっぷりハマった、中国。
最近、テレビで見て、いつか旅行でたっぷり観光したくなりました。

ただ、やっぱり異質な世界なんですよね。
あの政f・・・おっと、アクセス出来なくなっちゃうぜ。

写真のおばちゃんも、何を運んでいるのかさっぱり分からない。
・・・・・・海・・・産・・物?
長沙で?あの内陸部で?

この街が人口45位程度の都市とはこれまた驚くのです。
ほんとヨーロッパと比べたら、大国の首都レベルですよ。

児童文学を読み返す、見返す

お題「マイブーム」

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 最近のマイブーム

私が子どもが出来て何が楽しみかというと、

もう一度大好きな児童文学を一緒になって読めることです。

息子だから、私の好きだったジャンルと被らないかも知れないし、
そもそも本好きな子になるかも不明だし、
何語をメインにして読んでいくかもわからないので、
もしかすると夢物語になるかも知れませんが。。 

私は子供の頃、一番好きだったアニメは、世界名作劇場でした。

いつからか終わってしまったみたいですが、このアニメの存在が、
児童文学への誘いに貢献していたところがかなりあると思います、少なくとも私には。

道徳教育にも優れているとは思うのですが、時代には合わなくなっていったのかも知れませんね。
児童労働とか、大人の子供への虐待ともいえるイビリすごいし。
ロミオの青い空」で、ロミオが初っぱなから人身売買されたシーンなどは今でもトラウマです。。

 

最近、ほとんどの名作劇場youtubeにあることに気付き、
将来、息子と観られそうな物以外で、比較的ハードな展開が少なくのんびりとしていそうな
赤毛のアン(1979年製作)」を観始めましたが、、、

最初の5話行くまでに、既に毎話、ボロ泣き(笑)

赤毛のアンでこれだけ泣かされるとなると、
「小公女」や「ロミオの青い空」なんてとても観られないんじゃないでしょうか。
ロミオは男の子向けだし、ミラノが舞台の名作なのでぜひ全部見返したいんですが、、

 

原作を読んでいた頃は、きっと他の読者と同じようにマリラが苦手でしたが、
今は中間的な立場で見られるようになったせいか、登場人物全員の気持ちがわかるだけに、
胸に響くのですよね。

手違いでグリーンゲイブルズにやってきたアンをすぐに孤児院に追い返そうとするマリラに、マシューが
「あの子に何かしてもらえるというよりも、私達があの子に何かしてやれるかも知れない」
というようなことをいうシーンがあり、無論、それを聞いたマリラはブチ切れる一方なんですが、
これってすべてに言えることかも知れない、、、と、ここ数日の子育てを反省しました。

 

子供の頃に本を読んで、映像作品を観て、大人になって同じことをまた辿り、二度美味しいのが児童文学の良さだとしみじみ思います。

 


赤毛のアン(1979) OP&ED [ステレオ]

 

ED観ていて気付きましたが、宮崎駿高畑勲コンビなんですね。。

そりゃ面白いはずだわ、、

 

再びのウィーン

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お題「カメラ」

ご無沙汰してます

今夜は、21時に寝てくれた...!

お風呂上がり、久しぶりにブログ書いてます。

息子は1歳半ばとなり、気の赴くままに何処へでも歩いて行くようになり、毎日毎晩元気いっぱい。

病気知らずで怖いもの知らずの我が息子は、どうも赤ちゃんの中でも、

かなりアクティブでパワフルなタイプなのではないか?と、最近うっすらと気付き始めました。。^^;

本当に、全身からエネルギーが爆発しているよう。

底なしの体力に、私は夕方になるとグッタリとして口もきけないほどです(笑)

今月はウィーンにいる日の方が多いです

バカンスシーズンが終わり、欧州は本格ビジネスモードに入っています。

夫も出張三昧、ミラノにいる時でも夜まで会食三昧。

あまりに多いので、私と息子も8日間ほどウィーンに付いて行きました。

 

私にとっては3年ぶり、オーケストラの演奏旅行以来のウィーンでした。

前回は滞在期間中、練習時間が多くて、ほとんど歩き回れなかったので、

少しやり残した感があったのです。

とはいえ、小さな子ども連れでは、好きなコンサートや美術館に行くのも難しく、

結果としてほぼひたすらウィーンの街歩きとなりましたが、

やっぱり素敵な街だと再認識しました。

気候が毎日美しい秋晴れだったせいもあると思います。

9月は暑くもなく寒くもなく、まだ日も長いので、訪れるにベストシーズンかも知れません。

 

あっ、あと嬉しい発見。

ウィーンは、食事がとても美味しいですね。

ウィーン名物の肉料理、コンソメスープ、ケーキセットなど頼んでいたのですが、どれもイタリアにはない味わいの美味しさ!

息子は私に似たのか肉食なので、ウィンナーシュニッツェルを頼むと、一緒になって爆食(笑)

ザッハーやデーメルは常に行列待ちの人気っぷりだったので、それ以外のカフェに入っていましたが、
どこも一切ハズレなしでした。

またおいおい書いていけたら。

ストラスブールの空

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ただ空が綺麗だった

ストラスブールに特に期待をせずに行ってしまったので、
前日のホテルで必死になって予習していました。

さすが世界遺産、見所が沢山あった。
上から目線で書き始めて誠に申し訳ない。

ボートも乗れたし、大聖堂も子どもを背負って登れたし、言う事なし。
とはいえ、個人的には全くお金かからなかった、この景色が最高でした。
当日は午後から雨が降るという予報だったにも関わらず、
天気は持ってくれて、夕方の雰囲気を少し纏った、
それでも心から綺麗な晴れ間を味わうことが出来ました。

でも夕飯後にものすごく降られてしまって大変でした。
さらに子どもがウンチしてしまって、車に戻るには臭いし・・・
雨宿りしながらお店の前、ベビーカーの上でおしりを拭いて、オムツを変えた事を、
将来覚えていられるだろうか。