Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

イタリアでチョコミント愛を語る

今週のお題「私の好きなアイス」

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私はチョコミン党です。

好きなアイスといえば、私はチョコミント。もう幼い頃より大好き。

あの青春そのものの爽やかな色合い(単に合成着色料と思われる)、
口に広がる清涼感たっぷりの味わい、
チョコチップの粒々とした愛らしさ、
コーンとのベストマッチな相性。。。

たまりません!!!!

が、しかし!

夫はチョコミントが大嫌い。一口も食べようとしません。

というか、
チョコミントほど好き嫌いがキッパリ分かれる食べ物、無いのではないでしょうか?

私の友人知人でも、チョコミン党員はとことん好きでそればっかり、
でも嫌いな人は絶対に、頑なに、食べようとしません。
むしろ何も悪いことをしていないチョコミン党を攻撃してきます。何故?

私なぞ、夏にアイスクリームが食べたいとふらっと店先に行っても、
ミント味が売ってないのを確認するやいなや買うのをやめるレベルでチョコミント一筋。
アイスを食べる上で最大満足度が得られるのが、チョコミントだとわかっているからです。

でも、イタリアといえばジェラート
ジェラテリアにチョコミントなんてあるの?と不安に思われるかも知れませんが、
心配いりません、あります。
Menta(メンタ=ミント)と注文してください。

チョコチップが入っていないことがほとんどですが、さすがジェラート
チップの存在がないぶん滑らかで、充分に美味しいです。

イタリアのジェラテリアは店による独自のこだわり製法が多く、
地域のフレッシュなミントを使用している所も多いので、本当に美味しいです。

イタリアのジェラートは日本でいうダブルからの注文が多いんですが、
ダブルでメンタを頼んでしまうくらい、めちゃくちゃ美味しいです。

ただ、秋冬など季節はずれ?感がある時期には置いていないことが多く、
その時は私もFragola(いちご)、Fiori di latte(ミルク)、ヨーグルトあたりで
おとなしく妥協しています。もしくは食べない。

ひとつ注意が必要なのは、メンタは、ジェラート界において大人気の、
ピスタチオとカラーが似ていることです。

ピスタチオは大体のジェラテリアで年中置いてあるため、
一見騙されかけて落胆、購入取り止めすることが多々あります。。
私は逆にピスタチオが苦手なので自ら頼むことは絶対にないですが、
贔屓目でもメンタよりピスタチオの方がファンが断然多そう…。

ただ、最近、チョコミン党は日本でもかなり幅を利かせているようですが、
何でもかんでも合うわけではない、と私は思います。

やっぱりチョコミントは、クリーミーでクールな食べ物に合うもの。
かき氷やシャーベット、飲み物などシャリシャリ系にはマッチしないと思います。

でも、イタリアのジェラートには合いますよ!
ぜひ一度食べてみてください。

最近の朗報は、2歳になった息子にジェラート解禁し、
メンタを喜んで食べてくれたことです。
これには、今後、身近に熱狂的チョコミン党を増やしていけるチャンスだとご満悦。
(夫には罵倒されてますが汗)

写真はパリのマカロン
アイスとマカロンは見た目が可愛いスウィーツ二強ですね〜。

今日のうた

アイスクリームといえばやっぱりコレ。
この絵のアイスクリームもトリプルの一番下、コーンに一番近いところがミント。
コーンに最も合うアイスはミントですから、よくわかってますね〜^^


アイスクリームのうた

 

 

夏が来た!

お題「気分転換」

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Duomo di Milano

先週末から一気に夏が来ました

ついに北イタリアにも本格的な夏の到来です。
天気予報も、数週間先まで、ずーっとずーっと快晴

もうこうなってからは、逃げも隠れもできない。
なんせイタリアの夏空には、雲がない
今年は、帽子&サングラスに加えてマスクという、
もはや誰?状態です(笑)

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この写真を撮った時期はまだ薄雲もあったんですが。。。

ロックダウン生活ですっかりステイホーム癖がつき、
家で楽器練習に興じていた我々ですが、
体力が落ちているのでは?という心配と、とあるラジオに影響を受け、
ポケモンGOを再開しました!
相棒ポケモンと一緒に、散歩がてら外に出始めています。

ただ、4年前のリリース時に比べると、こちらではプレイヤーがかなり減った様子。
日本ではどうなんでしょう?今はドラクエウォーク?

でも、近所のジム(ポケモンのね)で、老若混じった男性陣(総勢12名!)が
レイドバトルに励む様子をこの間目撃したところなので、
今もプレイしているのは相当なガチ勢なのだということでしょう。

今年の夏は、地元再発見ということで、
北〜中部イタリアあたりを車で色々巡ろうかなと思っています。
無事2歳になった子供もまだまだベビーカーが必要だし、
地元の普段行かないような街や村に行ってみたいと思います。

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Galleria

ドラクエウォークのCM、初めて見たんですが面白いですね。
残念ながら日本のみで、海外ではまだまだプレイできないようです。


「ドラゴンクエストウォーク」発表PV







 

マスクに続き日傘も市民権を得て欲しい@欧州

今週のお題「傘」

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@Pisa

爽やかな初夏が続いています

ご無沙汰です。

例年は6月に入った途端、日照り続きとなるイタリアですが、
今年は天気が妙に不安定で、夕立ちがあったりヒョウが降ったりしていて、
まだ本格的な夏が到来していません。

この気候なら、マスク着用していても、まだ割と快適なので助かる。

今回のコロナ騒ぎで功罪いろいろとありましたが、
欧州でマスクが定着したことはありがたいと思っています。

冬場や、乾燥した空港や機内、自転車乗る時など、マスクをしようものなら、
奇異な目で見られたり、異様な病気を持っている人間ではと怖がられたりしましたから。でも、今年来年は全員がそんな姿でしょう。

そして、もうひとつ、定着して欲しいものがある。

日傘です。

南欧は陽射しが強いけど湿度は低いので、影にさえ入れば、それほど辛くはない。
なので、自ら影を作り出せる日傘をさしたいのですが、今まで何度か日傘をさすと、
「雨降ってないよ?」などとからかって話しかけられるのが内心面倒(笑)。

日傘なんぞそもそもヨーロッパ文化のはずなのに、何故にこれほど廃れてしまったのか。
そして未だに日焼けケアも充分にせず、火傷するほどの日光浴を好むのか、
マジで不思議でなりません(笑)

今夏、マスクによる熱中症が多発するようなことになれば、日傘も注目されるようになるかな?
そうなれば、すべては然るべき理由があって変わっていくのだなという気がしてきます。

 

あ、あとひとつ定着して欲しい夏の定番、思い出した。

網戸。

西洋の窓は開き戸ばかりなので、油断すると蚊などが入ってくる。
でも、網戸普及率はエアコンよりも低そうです。
もしかすると、欧州人は蚊やハエをあまり気にしないのか?という疑念さえ持ち始めています。

うちも在宅時の日中はほぼ窓を開けっ放しですが、それでも夜になると気になるから、
ベープなど焚いてます。

うちのアパートの管理組合は毎年初夏に防虫の業者を呼んで庭に撒いていますが、
それでも撲滅できているというわけではないです。

何故か普及しないですが、一応、網戸を貼ってくれる業者さんも存在するようです。
今度、知人に網戸業者さんを紹介してもらえそうなので、一度見積もり取ってもらおうと思っています。

 

 

お水、こだわってますか?

お題「こだわりレシピ」

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皆さんの好きなお水は何ですか?

イタリア国産のミネラルウォーターだけでも本当に多種多様あるんですが、

炭酸水だと、我が家のおすすめは断然、San Pellegrino - サンペレグリノ
特に瓶!
瓶とペットボトルだと、微妙に味が落ちるような気がするんですよねぇ。。
処分が楽なのは良いんですが。
料理やワインに最も合う炭酸水として有名で、
世界のレストランでテーブルウォーターとしてサーブされてるだけあって、
イタリアのスーパーでも少しお値段高めのハイクラスな感じです。
また、超硬水でミネラル豊富な分、美容効果も高いのだとか。
 
他には、San Benedetto - サンベネデット、Sant'Anna - サンタアナなどが
よく買うブランドです。
 
海外旅行が遠い存在になってしまったかも知れないけれど、
ステイホームの多い生活でも、
世界各地のミネラルウォーターを楽しんだりは出来るのでは?
ということで、サンペレグリノの故郷である、San Pellegrino Terme
サンペレグリノテルメについての記事を書いてみました。
温泉水の特徴や見どころなどまとめましたので、ご興味のある方はどうぞ。

テルメというのは、イタリア語で温泉です。
ミラノからも車もしくは電車&バスで1〜2時間かからずに行けるのですよ。
 

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築110年超のグランドホテルは現在改修中
数年前に出来たおしゃれな温泉スパ施設がある他は、
人口5千人も満たないほどの山あいの小さな街で、
とても静かで良いところなんです。

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ブレンボ川の清流

ロックダウン緩和後にドライブで行きましたが、人々はとても親切でした。

特にサンペレグリノ本社近くのカルフールの店員さん!
取材がてら来たと言うと、奥の倉庫からダイヤモンドボトルと呼ばれる、
限定版のボトルを取り出してきて、お土産にと下さいました。

無論、全員がマスク姿ですが、変わらぬイタリア人の優しさに触れ、
とても温かい気持ちになりました。

 

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ブレンボ川の並木道



 

今は近くて遠いパリ

今週のお題「遠くへ行きたい」

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今年のバカンスは未だ無計画

今夏は、パリに友人が赴任したのもあり、そっち方面に行こうと考えていました。

お城の多いロワール地方を周りたかったし、
2歳を迎える息子と初ディズニーに行ってみたいという希望もありました。
私達夫婦も、パリでの挙式からちょうど3周年です。

でも、イタリアも大幅緩和されたとはいえ、今後はまだ状況が不透明だし、
しばらくは国外に行けるかどうかさえわからない。
よって近場の旅行だなぁ、というのが大方のイタリア人の見方で、
バカンツァに関しては恐ろしく気の早い彼らによって、
国内の観光地はボチボチ予約が入り始めたみたいです。
 
現在、観光客のいない超レアなイタリア(イタリアに限らないけど)。
ゆえにどこのホテルもかなり安く出しています。
まだまだ第二波などでわからないので、キャンセル無料のお宿も多いとか。
 
ということで、パリ旅行は今年は諦め。
過去の写真で楽しもうと思います。今日はエッフェル塔
私達はパリは春夏の季節に行くことが多かったので、日が明るい写真が多いです。

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ちなみに、ロックダウン緩和されてから、近くの友人二人に会って、
近況を色々おしゃべりしました。

イタリアは学校再開は秋以降ということになってますが、
小中高大、公立私立を問わず、オンライン授業完備です。
今は既に学年末試験シーズンですが、試験も全てオンライン。
先生側から各生徒に試験日時の指名があり、パソコンで向かい合ってやるのだそうです。
そもそも元々が口頭試問が多い国なので、特に大きな問題はないようです。
 
学校によってカリキュラムの差異はあるそうですが、
有事に一斉にオンラインに切り替えたなんて、
なかなかのIT先進国なのだなと感心しています。
家庭の事情によってパソコン貸出もやってるみたいですよ。

今日の一曲


Si Tu Vois Ma Mère - Midnight in Paris (2011)

ウディ・アレンの映画 "Midnight in Paris"のオープニングテーマ、
「Si Tu Vois Ma Mere  - If you see my mother」。
これも、日の長い夏のパリですね。
観ているだけできゅーんとなって心がパリに飛んでいきます。

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