Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

炭酸水が消える日

お母さん、大変です。

8月も終わりました。先週末まで2週間もイングランドにいたせいで、なんかまだ自分の感覚がふわふわしているんです、仕事はしっかり溜まっているのに。

それなのに、ちょっと尋常じゃない事態に私の日常は陥っています。

 

炭酸水がありません

 

いや、コーラとかの清涼飲料水じゃないんです。砂糖は含まない、炭酸が入った水です。イタリア語でAcqua Frizzante、もしくはAcqua Gassataですね。昨今はソーダストリームなんかで日本でも飲まれる方が多いのではないでしょうか。

私は汗っかきなので、一年中、冷蔵庫に冷たい飲みものが入っていないと不安で発狂しそうになる、大の水飲みです。そんな男が夏なんて来た日には冷蔵庫の3分の2くらいは炭酸水を冷やしておきたいと思う所存。

なのに、7月末頃からやたらスーパーで炭酸水を見かけなくて、方々を探し回っていたのです。バカンスだから減ってるのかな、と呑気に構えておりましたが、今日昼ごはんのフードコートで何気無くニュースを観ていて発見。単純に、市場に出回ってないと理解しました、あれまぁなんと。

やはりウクライナ情勢が影響していると、私が読んだ記事には書かれていました。輸送費の高騰等が巡り巡ってCO2の使用を病院等に優先しているとのこと。暖房代が上がる冬を見越して戦々恐々としていましたが、それよりも早く打撃が、我々の生活に来るとは。

 

今回イギリスを旅行して感じましたが、イタリア含む大陸側って炭酸水の消費が多いんですね。寧ろイギリスの炭酸水の少なさにびっくりしました。スーパーにはあるにはあるけど、ないところもある。(大陸にはないですが)コンビニだと炭酸水はないくせに、炭酸含んだ清涼飲料水なんかは日本と同じか、それ以上に種類がある。

確かにイギリスだとタップウォーター/水道水をお店で注文できますが、大陸の国だと水すらも注文して買います。その代わり、しっかり冷えたのが出てくるので、夏なんかは最高ですけど。

 

閑話休題。いや、まぁ、たかが水なんで、結局はそれに慣れた生活をするんでしょう。この夏は毎日水筒に氷とお茶を詰めて外出するようになりました。この習慣は個人的にも嬉しい習慣で、水筒を飲み干した上に蛇口に口つけて水道水飲んでいた野球部員だった自分を思い出せています。年齢、場所が変わっても、人間、やっていることは変わらないんですよ。毎日をしっかり生きている中学生を、今の自分は見習わなければ。

 

読んだ記事だとこの炭酸水不足は初秋まで続くと買いていましたが、寒くなってきたら本当に炭酸水が市場に出回るのでしょうか。疑問ですが、いつぞやか父親からプレゼントしてもらった大きい水筒が、今後も役に立ちそうです。ありがとう、親父。

写真はリーズ城です

今日は一部の切り取り。綺麗な城で有名ではありますが、がっつり活躍した城ではないせいか、そこまで観光客はおらず。あ、夕方だったこともありますね。正直、行く意味があるのか少し不安でしたが、その美しさを眺めるだけで、行った価値はありました。また行きたい。

写真はちょっとパステル化しすぎましたね。あんまり暗いとブログで映えないんですが、あんまり弄りすぎるとメイクしすぎた写真みたい。また後日、別の写真をアップします。イギリスの写真を撮りすぎたせいで、しばらくは写真いじりの毎日です。