Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

写真も文も、ちょっとやりすぎちゃったなぁ・・・

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今日は涼しかった

GlovoのCMを務めております(ウソです)

今日はお昼にTENOHA MILANO、その後ミラノ中心部に行ってきました。
TENOHAの代官山は、予定通り昨年で閉業したそうですね。
ミラノではそんな予定はないと思いますが、
今、ここが閉業すると、非常に困ります。
正直、ミラノの日本食では今一番ここがオススメなので。

www.travel.co.jp

今日は曇り時々大雨、でも日差しも見えるそんな1日でした。
ここ一月ほどは日本みたいに蒸し蒸ししていたミラノですが、
今日から本当にカラッとしていて、さらに雨が涼しさを運んでくれました。

写真はヴィットーリオ・エマヌエーレ2世通りからドゥオモを眺めて。
ちょうど雨が上がって、雲と晴れ間に夕陽が差した時に、
Glovoのにいちゃんが目の前で立ち止まったので。

たまに日本に住んでいた時期を懐かしがりますが、
夏の涼しさだけは、これだからヨーロッパ生活が止められない。
真剣に、日本以外に住む選択肢もありですよ、皆様。

今週のお題「読書感想文」

読書感想文には私、二つ思い出があります。

一つは、夏休みの宿題を、夏休みが終わってから終わらせるクズな人間で、
その中でも読書感想文は気が乗らないと、いつまで経っても終わらせられなくて。
11月頃に先生から母親へチクられるまでかなり放置しておりました。

いや、本を読まない訳ではなく、寧ろ本は沢山読む方だったんですよ?

なのでもう一つの思い出はその真逆。
その翌年の夏休みの宿題は、自由課題だったかがありまして、
親友と交換条件で、彼が私の自由課題をやってくれる代わりに、
私が彼の読書感想文をやるという契約を結びました。

文章って気が乗ると、すごく筆が進むじゃないですか。
私の読書感想文以上に、親友用の読書感想文の筆が進んでしまって・・・
その感想文が、市だったかの表彰に選ばれてしまったのです。

周りにはバレませんでしたが、親友にはすごく怒られました。
「読んだ時から俺が書きそうにない出だしでイヤな予感がしてたんだよ・・・」

まぁもう20年以上前の話、ふと思い出した、雨上がりの一日。

今日が北イタリア最後の真夏日のようです

今週のお題「暑すぎる」

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Valle d’Aosta

残暑お見舞い申し上げます

世界的に毎年温暖化を更新しているようですが、北イタリアにおいては、
今年よりは去年の方が暑かったです、おそらく。

特に7月なんか、今年は快適で快適で、驚きました。
毎晩のように風が吹き抜けて、エアコンはおろか、扇風機も要らなかったくらい。

私達は2010年代以降の温暖化が激しくなり始めた欧州しか知らないけれど、
あぁ、20年前、30年前の欧州って、毎年夏がこんな感じだったんだろうなと、
しみじみ思いました。
朝晩は涼しく、昼間の陽射しに汗ばむ程度、でも影に入れば大丈夫、みたいな。

そりゃ家庭のエアコン普及率も低いはずです。必要なかったんだもの。

今月に入ってからはメキメキと真夏日が増え、
ここ1週間ほどはいわゆる残暑というイヤーな感じの暑さでした。

でも、今夜から雨が降り出して、明日からぐっと涼しくなるみたい。
季節の変わり目は、いつも一気に変わります。

9月から新学期シーズン、半年間休校が続いたイタリアも、学校再開。

今後またどうなるかわからないですが、ひとまずあらゆるものの再スタート。
体調崩さず元気にいきたいですね。

捨てられない心

お題「捨てられないもの」

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いつでも強いチームって応援して楽しいですか?

写真はボルツァーノでの一コマです。
先月頭に半年ぶりにイタリア国外に出る本社出張があったんですが、
ギリギリになるまで取らないよう粘っていたフライトが直前キャンセルになり、
ウィーンまで電車というのんびりした時間を過ごさせていただいたのです。

ボルツァーノというとイタリアの中のドイツ語圏、所謂「南チロル」。
南チロルとはドイツ語圏をはじめとした一般的な呼称で、
イタリア語的にはアルト・アディジェ(アディジェ上流)と呼びますがね。

そんなちょっと普通のイタリアとは離れたところでも、"Juve Merda"のラクガキ。
直訳すると、「ユーベ、ク◯ったれ」です。
やっぱりここはイタリアなんだな、っていう安心感と、
え、こんなとこでもユベントス、嫌われてるの?という、これまた安心感。

 

えぇ、ワタクシ、ユベントス大嫌いです。
正確には「好きじゃない」でしょう、
欧州にいながら欧州サッカー、いまいちよく分からないし。
でもそんなんでも全く以って、ユベントス好きになれない。

だって昨シーズンも優勝して、これで9年連続の優勝ですよ。
こんなつまらないリーグはありますか?
しかもトリノフィアットお膝元、だから全国区でファンがいる。
何、その、リーグを代表しちゃってます感?
現代サッカーの最高峰CR7をレアル・マドリードから購入。
うわー、つまらない。
白と黒のストライプ。
はいはい、素敵な「カラーリング」ですね。

やっぱり、何から何まで気に食わない、好きになれない。

 

そういえば、日本にもオレンジの野球チームあるじゃないですか。
ワタクシ、アレも気に食わないのです。
アレにははっきり言えます、大嫌いです。
ユニフォームにオレンジを取り入れてるチームを見るだけでも蕁麻疹を起こすレベル。

東京に5年以上住んでた時、本当に野球が大好きな巨◯ファンとも知り合い、
それ以前の◯人ファンすら嫌いだった頃よりはマシなんですよ、これでも。

最近、まーた強いじゃないですか。
あぁ、気に食わない。
(昨日21日はカープが勝って嬉しい気分です。森下投手、素晴らしい。)
カープは最下位になっても、あのチームが優勝を逃せば、問題ない。
お願いだからあのチームが優勝しませんように。

ユベントスの話から逸れましたが、今日のお題はそう、捨てられないもの。
捨てられない心」とさせていただきます。
毎年強いチーム、確かに応援するストレス少ないと思いますが、
そんなチーム応援して本当に楽しいでしょうか?

 

しかしアレが、高橋由伸監督のままだったら好きになれたのに。
辛苦を舐めて花開く、そんなチームや選手にこそ、本当の心は動かされます。
そんな人にこそ、広島東洋カープというチームがオススメですよ。
今年は堂林選手でしょうか、10年以上もがいて、ようやく花開きつつありますね。
私の地元愛知出身で、最初の背番号13番のユニフォーム、まだ持ってます。
自前の努力でコツコツと強くなる。
チームや選手の低迷期、全盛期、過渡期があるのは仕方ない、それが自然。

 

ちなみにオーストリア人の同僚でアメフト大好きな奴がいるのですが、
私が好きなニューイングランド・ペイトリオッツを同じような理由で詰ります。

いやー、ペイトリオッツはちょっと違うんだよなぁ。
私がファンになった90年代半ばまで、
スーパーボウルに行ったのも一回だけのクソチームだったんだから。。。
でも最近のAFL東地区総ナメは、確かにちょっと面白くないよね。

あな、捨てられぬ心・・・

イゼーオ湖に行ってきました

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イーゼオ湖?イゼーオ湖?

私はイタリア語が苦手です。
英語を感覚的に使い慣れているせいで、どうにも入ってこない。
アクセントの置く位置、イタリア語は比較的簡単な筈なのですが、
しょっちゅう私は間違えて使っていて、同僚に直されます。
ロンバルディアなのか、ロンバルディーアなのか。(ミラノの州)
ファルマチアなのか、ファルマチーアなのか。(薬局)

いや、これは日本語だな、英語云々は関係ないや。
何だ私は、イタリア語出来ないくせに英語は出来ると自慢したいのか。

 

いや、何が言いたいかというとね。
今日はイゼーオ湖に行って参りました。
こうやって書く前に下調べして、初めてイゼーオ湖だという事実に愕然としている。
・・・・・・ずっと妻にしたり顔でイーゼオ湖、イーゼオ湖言ってた・・・

黙殺していた妻が怖い。。。

 

今週のお題「怖い話」

カバー曲はどうにも好きになれません

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今週のお題「夏うた」

JITTERIN'JINN、好きです

今週のお題に乗っかりましょう、JITTERIN'JINN好きです。
夏のジッタリンジンなんて言ったら、そう、この曲「夏祭り」

このブログを始めた2016年、
夏に日本から来た友人と車でクロアチア等回ったのですが、
この時、車で移動したもので、絶対に飽きないように
車に繋いでるiPodに曲を沢山、特に夏っぽい曲を詰め込んだんですよ。

お陰で、夏になるとそれをとりあえずエンドレスで掛けているのですが、
最近、このJITTERIN'JINNの「夏祭り」が流れて、
独りで運転しながらしんみりしておりました。

私の世代だと、Whiteberryの方が有名だと思うんですが、
どうしてもあのカバー曲を好きになれません。
ちょうど自分がギター少年で、ひねくれていた気持ちがあったからかもしれません。

それでも、今聴いても、オリジナルの方が断然格好いい。
ギター、ベース、ドラム、そんなシンプルな編成ですが、
我々の頭に思い浮かべる情景をこれでもかと上手く表現されています。
というか、JITTERIN'JINNの音にすごく合ってるんですよね。
特にドラムの祭り囃子は最高ですよね。
エレキのカッティングは、小さな花火みたい。
そしてあの水が流れるようなギターソロの音も素晴らしい。
Aメロのベースやさらりと流れるアコギも祭りの空気感を出している。
そして歌の間のリフは、花火ですよね。

あぁ、やっぱりJITTERIN'JINN最高だな〜。

 

もう10年近く日本の夏を体感しておりません。
私は蒸し暑いのが嫌いなので、春夏秋冬、一番最後に来る選択肢は夏なのですが、
だからといって、日本の夏に帰りたくないというわけではありません。
日本の夏の情景というのは、独特で、海外では味わえません。
たまににわか雨のあがった後の夕闇の匂いがこちらでもすると、
私は日本の夏に無性に帰りたくなります。

あれ、ペトリコールって言うんですよね。
私にとって、夏のペトリコールは日本の夏を思い出させます。
そんな時に、このJITTERIN'JINNの「夏祭り」なんて聴くと、お祭りに行きたくなる。
どこでもドアが欲しい。
どこでもドアがあれば、今の生活のまま、日本の夏祭りが味わえる。
別に10代、20代に戻って、夏祭りの淡い思い出を味わいたいというわけじゃないんだ。
たった1時間、たった10分だけでもいいんだ。

 

勿論、今年はどんなに願っても無理だと分かっていても。

今日の写真

そんなこんなで以前、過去記事の写真の時の、ドブロブニクの全景写真です。
一応、三脚立てて撮影してたんですね。
でもレンズが安物で、大した写真ではないのですが。。。