Two for the Road いつもふたりで

"Due per la strada" --- ミラノに住むふたり、橘凛夫婦が、徒然とイタリア生活やヨーロッパの綺麗な風景、旅行記を綴ります。

カバー曲はどうにも好きになれません

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今週のお題「夏うた」

JITTERIN'JINN、好きです

今週のお題に乗っかりましょう、JITTERIN'JINN好きです。
夏のジッタリンジンなんて言ったら、そう、この曲「夏祭り」

このブログを始めた2016年、
夏に日本から来た友人と車でクロアチア等回ったのですが、
この時、車で移動したもので、絶対に飽きないように
車に繋いでるiPodに曲を沢山、特に夏っぽい曲を詰め込んだんですよ。

お陰で、夏になるとそれをとりあえずエンドレスで掛けているのですが、
最近、このJITTERIN'JINNの「夏祭り」が流れて、
独りで運転しながらしんみりしておりました。

私の世代だと、Whiteberryの方が有名だと思うんですが、
どうしてもあのカバー曲を好きになれません。
ちょうど自分がギター少年で、ひねくれていた気持ちがあったからかもしれません。

それでも、今聴いても、オリジナルの方が断然格好いい。
ギター、ベース、ドラム、そんなシンプルな編成ですが、
我々の頭に思い浮かべる情景をこれでもかと上手く表現されています。
というか、JITTERIN'JINNの音にすごく合ってるんですよね。
特にドラムの祭り囃子は最高ですよね。
エレキのカッティングは、小さな花火みたい。
そしてあの水が流れるようなギターソロの音も素晴らしい。
Aメロのベースやさらりと流れるアコギも祭りの空気感を出している。
そして歌の間のリフは、花火ですよね。

あぁ、やっぱりJITTERIN'JINN最高だな〜。

 

もう10年近く日本の夏を体感しておりません。
私は蒸し暑いのが嫌いなので、春夏秋冬、一番最後に来る選択肢は夏なのですが、
だからといって、日本の夏に帰りたくないというわけではありません。
日本の夏の情景というのは、独特で、海外では味わえません。
たまににわか雨のあがった後の夕闇の匂いがこちらでもすると、
私は日本の夏に無性に帰りたくなります。

あれ、ペトリコールって言うんですよね。
私にとって、夏のペトリコールは日本の夏を思い出させます。
そんな時に、このJITTERIN'JINNの「夏祭り」なんて聴くと、お祭りに行きたくなる。
どこでもドアが欲しい。
どこでもドアがあれば、今の生活のまま、日本の夏祭りが味わえる。
別に10代、20代に戻って、夏祭りの淡い思い出を味わいたいというわけじゃないんだ。
たった1時間、たった10分だけでもいいんだ。

 

勿論、今年はどんなに願っても無理だと分かっていても。

今日の写真

そんなこんなで以前、過去記事の写真の時の、ドブロブニクの全景写真です。
一応、三脚立てて撮影してたんですね。
でもレンズが安物で、大した写真ではないのですが。。。

北イタリアのマッジョーレ湖

お題「気分転換」

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Eremo di Santa Caterina del Sasso

今年は近場の山や湖が人気

気分転換に、しばらく旅の話をしましょう。

ミラノの近くにないもの、それは水辺だとつくづく思います。
普通の都市にあるような、海や川がないんですよ。
なので、ダヴィンチらによる人工の運河によって発展してきた側面があります。
今でも運河はありますが、現在残っているのはほんの一部。
なので、夏場になると、ミラネーゼ達は水辺を求めて散り散りになります。

一番人気は海ですが、負けないくらい人気なのがです。

ロンバルディア州含む北イタリアは湖水地方と呼ばれていて、
日帰りでも行ける湖が無数にあります。

そのうちのひとつ、マッジョーレ湖について、特集記事を書きました。

マッジョーレ湖は、コモ湖よりはマイナーな分、人も少なめ。
ボッローメオ家という貴族が主に築いた、ストレーザという保養地と
イゾラベッラという島が断トツで有名ではあるんですが、
今回はちょっと行かないようなところもピックアップしてみたので、
興味のある方はぜひ読んでみてください。

www.travel.co.jp

特に、このサムネイル写真のエレモと呼ばれる修道院は素晴らしかった。
旅に行く前は、いつもGoogleマップを眺めて、思わず行ってみたくなるような、
風光明媚な土地を探すのですが、この修道院は目を引いてフォトジェニックでした。
シスターなど神職の人々も巡礼に来られていました。

マッジョーレ湖はイタリアスイス国境にあるのですが、面しているヴァレーゼ県
(ロンバルディア州の一部)の県民は、このエレモへの入場料が割引になるそうです。

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2020年上半期を終えて、イタリアの近況

今週のお題「2020年上半期」

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先日、久しぶりに会う友人と近くの湖にドライブに行って、
「コロナに始まりコロナに終わった2020年上半期だったね」と言い合ったところです。

最近のイタリア動向は、国際ニュースにさほど上がってないと思われるので、
簡単に記しておきます。

日々の新規感染者数は、全国で一日あたり100−200人台を推移。
そのうちロンバルディア州内は30人台程度。
いっときのことを思うと激減しました。
人々は普段通りに闊歩していて、サマーセール時期で買い物客も多いです。
今週は私達もいろんな病院に行っていましたが、医療も通常に戻ったようです。

ただ、回復者のうち、1/3程度は呼吸等に後遺症があると言われています。
これは日本語のニュースにもなっていました、懸念すべき点だと思います。

また、イタリアでは、7月の半ばから、外出時は常にマスク着用義務から、
「人と距離が取ることが出来る屋外ではマスクをしなくても良い。ただしマスクは常に携帯すること」となりましたが、
この暑い屋外でも、ほとんどの人がマスク着用続けてます。
イタリア人の意外な真面目さ、我慢強さに驚くと共に、
大きな意識の変化を感じます。

ここはロンバルディア州だから、余計そうなのかも知れませんが。

 

そして本格的なバカンスシーズンには入ってきましたが、いつもの熱気を感じない。
帰省か車で行ける近場がメインで、飛行機に乗って遠くへ!という雰囲気はないような。

私も近所のホテルや大規模プール施設が閉業を続けていたり、
ちょっと気になった古城ホテルがまだ休業中というのを見ると、
ああ、まだまだ平常時ではないのだと思います。

今年は8月に2週間休みにしているのだけど、どうしようかなぁ。
おそらく、近場の湖や山にドライブなど行くことになりそうです。

 

 

応援しているチーム

お題「#応援しているチーム

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やっぱりカープがナンバーワン!

ご無沙汰しております。
チョコミントで記事を書かせてしまった、その事実が悲しい。
政治的発言はこのブログでしませんが、
唯一言えるのは絶対チョコミン党には投票しない・子どもを入党させない。
そう固く誓います。

そんなどうでもいい事より。

カープカープカープ

最近妻との間で、お題に沿って記事を書くシバリをしていますが、
ついに来ました、お題「#応援しているチーム」。

広島東洋カープしかないでしょう。
シーズンオフだろうと、毎日カープニュースをチェックしますよ、私。
インテリスタの同僚にもカープという世界一の球団を語りますよ、私。
なんせ素晴らしいですからね。
才能ある選手を発掘して、育てて黄金期を築き上げたカープ
貧乏だろうと、お金をケチろうと、そこの信念がブレないところこそ、
ファンを惹きつけて、応援したくなる球団。
それはインテリスタの同僚も同意していました。
やっぱり黄金期を作り上げるチームには、チームの芯に魅力があるんですよね。

 

広島と縁もゆかりもない愛知育ちの私ですが、きっかけは兄です。
兄が変な奴で、彼がある日前田智徳選手のファンになったことです。
私が高校の頃、バイトする兄は一緒にチケットを買ってくれるのですが、
いつもナゴヤドーム左翼席。
そしてさせられるスクワット応援
おいおい、なんじゃこら、と。
あれは、きっと吊り橋に連れて行って恋に落とすようなもんです。
汗かかせて、気持ちよくさせて、鯉に落とすのでしょうか
(上手いこと言った気分のおっさん)

 

まぁ、でも実際のきっかけは、なんて事ない、ブラフです。
就職で上京して、部署のお隣の野球大好きな課長がいまして、
その方に聞かれたのです、君はどこのファンなの、と。
その頃には地元中日の星野第二次政権を応援していたはずの私は、
バイト先の優勝セールで聴き飽きた燃えよドラゴンズに嫌気が差してました。
咄嗟に出たのは、兄が好きだからカープファンです、と。

 

そこからの野球ファン人生はバラ色です。
あんなに弱かった球団も、今や三連覇を成し遂げて、やっかみを受けるくらい。
前述のカープ球団の芯ある信念は、もう私を虜にして離しません。
今シーズンも、愛知県出身の堂林選手が活躍しているので、
遠くからながら応援しております。

真夏の国外出張

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夫、コロナ騒動以後の初出張

2月からずっと在宅勤務していた夫が、数泊の国外出張に出かけました。

行き先はウィーンです。夫の出張かつ国外に出るのは、実に5ヶ月ぶり。
そういえば家族で国外に行ったのは、昨年12月のドイツが最後です。

が、、、ロンバルディア州はまだ警戒されているようで。
ミラノからウィーンへの直行便が出ていない。

現時点ではイタリアの新規感染はかなり落ち着き、
全国で200名前後のようなんですがね。

でも、緩和されている夏場の今を逃せば、次またいつ社内チームが揃うか不明。
来週以降になると、夏休みを取る人も出てくるし。
ということで、列車で行くことが決定。

列車をヴェローナインスブルックザルツブルグ経由で乗り継ぎ乗り継ぎ、
片道10時間かけて、無事ウィーンにたどり着いたようです。

飛行機なら1時間程度なのに。。

この半年間、パパママとべったり一緒に過ごしていた息子も、
久々にママのワンオペを敏感に察知しているようです。
家庭内の会話は日本語ですが、外国語で仕事をしているパパの側で過ごすのは、
息子にとってもとても良いことのように思います。

夫が車窓から教えてくれる、インスブルックザルツブルグ
一度行ってみたくなりました。

今のうちにやっていること

世界の感染状況をみていると、
夏場だからといって決して収まるウィルスではないのが恐ろしいところですが、
秋以降はどうなるかわかりませんし、外出が自由にできる今のうちに、
歯科、婦人科、小児科、皮膚科、役所、郵便局、美容院、会計事務所など、
用事のあるところに通っているので、この夏は意外と忙しい!

イタリアは7月15日まではマスク着用義務なので、暑さでフラフラです^^;

働くパパママ川柳×はてなブログ 特別お題キャンペーン #仕事と子育て

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by オリックスグループ