管弦楽部(オーケストラ部)だった人、いるかな?
今週のお題「わたし○○部でした」
最近、忙しくてブログを見る時間がなかったのですが…
このはてなお題は!と思って飛び付きました。
私は、管弦楽部出身です!
と言っても、え?という反応を一瞬受けがちなので…、
オーケストラ部です、と言い足すことが多いです。
世に吹奏楽部は数あれど、オーケストラ部のある学校はあまり多くありません。
私は京都市内の私立中高に通ってましたが、管弦楽部がある学校は、
市内でも私立では6校程度しかありませんでした、確か。
なので、私の中高時代には、オケ部同士が年に数回集まって、
合同演奏会を開く機会がありました。
私の学校は共学でしたが、男子校・女子校が多かったのもあって、
そこから恋の華が開いたりしていたなぁ、懐かしい。。。笑
ちなみに、私のパートはヴァイオリン。
人数が一番多いパートでもあるので、いろんな悲喜交交もあったけど、楽しかった。
学生時代の後、旧友は、地元の市民楽団に入ったり、個人で続けたり、
はたまた全く楽器をさわらない生活になった人など、ほんとに様々。
私は海外メインの生活になり、特定のオーケストラに入ることはなかったですが、
子供の頃から習っていたピアノと共に、ブランクありつつも、ずっと一緒です。
多分、一生一緒にいると思います。
楽器を多少なり弾くということは、人生のいろんな場面で、
私を助けてくれました。
言葉が分からなくても、教会の室内楽に急遽参加したり、
ピアノを人前で急に弾くことになったり。
こちらでやるアマオケのイベントにもいくつか参加して、
日本とのやり方の違いに面白さを感じたこともあります。
「過去に学んだことは決して無駄にはならない」を強く実感できた分野です。
そして、夫との出会いで、音楽や楽器に対する考えがまた大きく変わりました。
バンドが趣味の夫は、主にギターボーカル。
が、作詞作曲・ベース・ドラムなども幅広くやる人です。
というか、軽音をやる人って、「幅広くやる・できる」人がとても多いですよね?
それまで私がいた世界は、主にクラシック音楽ばかりやるのもあってか、
自分の陣地で切磋琢磨して「一所懸命」やることが美徳、のような風潮があって。
オーケストラには、あんなにたくさんの種類の楽器があるのに、
他の楽器に手を出すのなんてご法度、みたいな雰囲気があったんです。
打楽器のヘルプはやらせてもらったりもしましたけど、それだけ。
夫と結婚してから、私も幅広く、いろんなものに手を出し始めました。
ピアノはポップスやジャズにも範囲を広げ、楽器はウクレレやドラムなどなど。
子供とは毎日カラオケしたり、伴奏したりしています。
より音楽生活が、自由に楽しくなりました。
今日の一曲
いろんな曲の思い出があるけれど、その中でも思い出深い交響曲はこれ。
チャイコフスキー交響曲第5番、通称チャイ5。
第6番の「悲愴」の方がメジャーですが、個人的にはこちらが大好き。
どの楽章もほんとにメロディアスで…惚れ惚れします。
次々展開される美しい旋律に、何度聴いても、浄化されるような心持ちになります。
そして、もう二度と戻ってこない、あの夏の部活合宿の空気を思い出します。